2013年11月30日土曜日

ランディワ - ランチカレーセット(コーンスープ・ポーク・レンズ豆・ミックスベジタブル・モージュ)

禁断症状が出てきたのでランディワへ。

お客さんがいない店内に入ると、ティッサさんが笑顔で迎えてくれます。あぁ、持ち帰りの料理をしてたんですね。だから美味しい香りなんですね。

開口一番、寒いですねーと。そうだねーなんて話しつつ、暫し待つとスープが。なるほど、寒いからですよねー。

コーンスープ。
極々わずかなとろみと、コンソメ系のベースに胡椒が軽く香る美味しいスープ。中華っぽい雰囲気なんだけど、コンソメがそうはさせないし、なかなか無国籍感があります。
熱々でなかなか冷めず、飲み終わる頃にはカレーがまだなのに体がぽかぽかです。



ポークカレー。
今日も、肉は鶏か豚か羊かどれがいい?って聞いてくれましたので、久しぶりのポークでお願いします。

めっちゃゴロゴロですよ。ポークカレーというより、ポーク(カレー風味)ってくらいほぼすべてが肉です。脂身がかなり大きいのですが、脂っぽくならずサクッとした食感でスパイスを絡めて頂けます。いや美味しいんですよ、脂身。太るだろうなぁと思いつつやめられません。
スパイス感は十分ながらもやはりどこか穏やかで、豚味が充実しています。でも前回よりも塩気がやや濃く感じますが、一方で辛さ自体は穏やかで、食べた瞬間のパンチよりも食べ進めていく最中の旨みを重視する味といいましょうか。大変美味しく頂きました。



レンズ豆。
こちらも穏やかな味で、ややバターがアクセントとして香ります。
バター味が入ると、単品として食べる分には濃厚さが増して満足度が上がるんですが、スリランカカレーの醍醐味である混ぜて食べるという食べ方になると、若干バターの香りは異質な存在感になることに気づきます。
バターを全く使わないってことはないと思いますが、バランスは重要なんでしょうね、きっと。



ミックスベジタブル。
いんげん、人参、玉ねぎが充実の甘味を出してくれます。野菜味が本当に濃厚で、スリランカカレーの真骨頂は、肉でも魚でもなくて野菜なんじゃないかと思ってしまいます。

そうなんですよね、スリランカ料理って野菜がたっぷりですから、女子受けも良いと思うんですよ。もっとみんな食べたらいいのにと宣伝したくなります。



モージュ。
何を中心としたモージュなのかはよく判りませんでしたが、辛さが印象的な一品でした。もちろんあのチャツネ的な野菜と果物の甘酸っぱい味がベースにあるんですが、今日の料理の中では一番チリ辛かったですな。
それにしてもモージュの郷愁を誘うようなこの風情は癖になります。



なんとなくなんですけど、ティッサさんの味が定まったんじゃないかという気がします。全体を通して塩加減が共通で、とても完成度が高いと感じる内容でした。

毎度、これで1人980円なのかとしみじみしてしまいます。充実しすぎですな。


ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222

2013年11月28日木曜日

サワディー - ソムタム・ラープ・パッタイ・ガイヤーン

つくば市の中心部にあるタイ料理屋さん、サワディーさんです。

こちらのお店は以前もランチに何回か行ったことがありまして、美味しいけどなんか緩いというかパンチが効いてない印象だったんですね。なので最近は随分とご無沙汰でした。

なんですが、夕食に困っててふと思い出して久しぶりの訪問です。


ソムタム。
シンプルなソムタムです。キリリとした酸味と辛味のバランスがとても好み。
そしていろいろと入ってないシンプルなタイプの方が、僕は好みだったんですね。知らんかった。



パクチー盛り。
パクチーは別皿で注文できます。パクチー苦手な人は多いですからねぇ、こういう提供方法もありかもなぁとか思ったり、パクチー多めでとか言えないのはなんだかなぁとか思ったり。



ラープ。
美味いですなぁ。煎ったお米の香りと食感が非常に良いアクセントです。これはなかなかガツンとくる味。こういうのを期待してたんですよと満足です。



パッタイ。
麺物はこれしかない。太麺が食べたかったのに。でもまぁこれ自体とても美味しかったからよしとしよう。



ガイヤーン。
味の染みも適度で、芳ばしい焼き上がりはなかなか。まぁ美味しいけど特筆すべき特徴はない。けど美味しい。自分、鶏肉には点数甘めですから。



なんだかあんまり褒めてませんけど、ここに書こうと思うくらいには美味しかったんですよ。
まぁ最近のお気に入りであるバンセンストアさんよりは、随分と穏やかな味付けですけど。学生が多い街ですから、それなりに取っ付きやすい味にするのも必要なんだと思います。

ただその雰囲気も、ランチに比べるとディナーの料理は一歩ガツンとしておりまして、ランチで感じる物足りなさは幾分消えてくれます。

我が家から行きやすいタイ料理屋さんの一つですので、夜にお邪魔するならそれなりの満足度だなーとか思ったり、夜はあんまり外食しないからなぁとか残念がったり。


サワディー
茨城県つくば市竹園2-11-15
029-856-1908

2013年11月26日火曜日

ゼリーの家 小名浜店 - 抹茶ゼリー・ずんだゼリー・カフェオレムース

愛して止まないゼリーの家さん、未食の抹茶ゼリーと、新作のずんだとカフェオレです。


抹茶ゼリー。
これまで頂いてきた抹茶系は、ムースが基本でした。これはゼリーが抹茶で中が小倉なんです。
ムースとは違うほろ苦さが中心の香るゼリー。色目のグリーンも鮮やかで、抹茶好きにはこの外観だけでご飯おかわり出来るんじゃないかと。

中の小倉とのバランスもよく、やっぱり甘さの加減が素晴らしい。ゼリーの家さんの味は、甘さを酸味が引き締めるというバランスで味を組み立てることが多いのですが、これは酸味ではなくて純粋に甘さの加減が絶妙なんですね。共通するのは後味で甘さがべっとりしないキレでしょうか。

そして白眉は柚子。わかりにくいんですが、上部は透明な柚子ゼリーなんです。これがまた絶妙のアクセント。酸味のためではなくて香りのための柚子だなぁと。




新作のずんだ。見た目からして爽やかずんだです。
ゼリーなのにずんだの食感があり、中のムースもずんだの風味が満載で、それでいて濃厚ではなくてあっさりと仕上げた一品。
このあっさり加減は賛否が別れるところかなと思いますが、濃くするともったりしちゃうのかな。ずんだ好きにはちょっとずんだ感が物足りない気がしないでもないですが、よくよく考えるとずんだ餡とかじゃなくてずんだ味を食べるってこれまであったのだろうか、という新しい世界なんですねぇ。ずんだのゼリー、ここでしか食べられない味でございます。




カフェオレムース。
守谷店のムース+ゼリーのシリーズの小名浜バージョンという印象です。ゼリー部分のほんのりとした酸味が、中のムースが何味でもよく合うんです。不思議な感じなんですよ、この組合せ。形が変わっても印象は同じです。

カフェオレムースはかなりまったりしてるので、守谷店のサイズだとちょっと飽きちゃうかな。小名浜スタイルだと満足度も含めてぴったりです。




毎度食べる度に驚かされることが多いゼリーの家さん、今回も満足させて頂きました。


ゼリーの家 小名浜店
福島県いわき市小名浜寺廻町7-16
0246-54-2431

ゼリーの家 守谷店
茨城県守谷市松が丘5-36-5
0297-44-7642

2013年11月24日日曜日

Dapur Anna - クウェティオアヤム・ナシペチェル

取手市にあるインドネシア料理屋さんです。

白を基調としたとてもキレイな店内。メニューは昼夜共通のようで、すごく種類があるわけじゃありません。
Dapurは台所、Annaはシェフである奥様のお名前ですので、Annaさんの台所という店名の通り、今のところ家庭的なスタンスのようです。


クウェティオアヤム。
鶏好きで米平麺好きとくればこれを頼まないわけにはいきません。バンセンストアさんでどっぷり定番化してハマっておりますセンヤイパッキーマオと気分は同じ系統です。

インドネシア料理と言えばミーゴレンとかナシゴレンくらいしか食べたことなかったのですが、やはりその記憶と近い甘みがあります。そのおかげでタイ料理ほど辛さが先に立たず、厚みのある味になります。

ベースは魚醤系の味。辛味は控えめで味の濃さの割には穏やかな印象です。

写真を撮るのを忘れてましたが、サンバルソースも出してもらってますので、適宜足して味の調整もできます。特に調整する必要がない美味しさですが、サンバルソースを付けたらそれはそれでまた違った味になるわけですから、まぁ要するに2皿食べたかったなということなのです。



奥さんはナシペチェル。
ガドガドのご飯付きということでいいのでしょうか。まぁ詳しくないのでよく判りませんけど。
調べると、大抵の場合タマゴは目玉焼きのようですが、こちらは錦糸卵。上品です。女性向けなんでしょうかね。個人的には選べると嬉しいなと思いますが。

ビーナッツソースは濃厚で非常に美味しく、野菜と豆腐という非常にヘルシーな内容なのですが、食後の満足度が高い味です。



以前食べたナシゴレンとかは、もっとしつこい甘さがあってそれほど興味を持たない内容だったのですが、こちらの味はバランスがよいと感じます。これは現地味の範疇なのか日本人向けなのか、何回かお邪魔して仲良くなったら聞いてみたいところです。あと辛さについてもかな。

お会計の際に少しお話してたのですが、ランチメニューのようなものを用意して欲しいと言われてたり、色々と試行錯誤をされている最中のようです。

こう言っちゃなんですが、なかなか辺鄙というか外食産業向きじゃない場所にありますから、もっと流行って頑張ってほしいなぁと思ってしまいます。
訪問したとき、ちょうどタウン誌の方とクーポンの話をしてたので、余計にそう思ってしまったわけですが。


Dapur Anna
茨城県取手市青柳106-8
0297-85-5106

2013年11月22日金曜日

コッコパン - 惣菜パンたち

最近すっかりお気に入りになった我孫子のパン屋さん、コッコパンさん。
色々美味しいのですが、何が嬉しいって惣菜パンがとても好みなことです。

自分男の子ですから、家で適当にチーズとか肉とかを食パンに乗っけても焼きたてなら美味しいと思うんですけどね。でもやっぱり、パン屋さんの惣菜パンには求めるものが違ってきます。
パン全体との調和とか冷めても美味しいとか、まぁあれですよ、家で作らない味を求めてるわけですよ。

そんな欲求を満たすべく、通ってしまいます。


バジルチキンなんとか。
同系統のパンでタンドリーチキンバージョンもあります。どっちも食べましたけど、まぁなんでしょう、これはこちらのお店ならではのスタイルです。
中に鶏肉が詰まってるんですけど、その鶏肉が細かく刻んであるんですね。イメージはシュレッダーにかけたという感じでしょうか。
これがまぁ冷めて硬い肉って感じにならず、周囲のパンともよく馴染み、いやはや美味しい新しい食感というかスタイルの肉系惣菜パンなのです。
パン自体は香りが強い穀物パン系のセミハードでしょうか。わしって噛み切ると粉感と鶏感とスパイス感がよく混じり合います。

熱々を食べたことないんですけど、冷めても激ウマ、まぢで美味い。でもいつか熱々も食べたい。



水菜とハムのやつ。



角煮のやつ。

上の水菜のもそうですし、他にも照り焼き系のもあります。
こういうタイプの惣菜パンって結構定番の形だと思いますが、こやつらタイプも冷めると残念なことが多いんですよね。ぱさつくパン、妙に油だけが主張するウワモノみたいな。
ここのは本当にその印象を払拭してくれます。別に冷めてても美味しいから買いますよ、えぇ。



サンドというかバーガー系。
鶏ささみ的なの。



コロッケ。
バーガー系も他にも色々あります。我が家で食べたのは、あとはメンチカツだったかな。
この手合のパンに使われるバンズは、我が家ではトロワ・フレーシュさんの田舎パンが好物でして、こちらのパンも悪くないけど軍配はあっちって感じなんですね。
でもですね、惣菜パンとして全体を見るとコッコパンさんがいいんですよ。バランスでしょうね。こう、ケチった感じがしない、でも中身が大きすぎて野暮ったくもならないしという、満たされる感じがポイントなのですよ、個人的には。

特にとても美味しいのがコロッケパン。非常にキメの細かいコロッケの中身を覆うのはザクッと芳ばしいパン粉、適度なソースがアクセントで、パンとコロッケが口の中で交じり合った状態が一番美味しく感じられる、えぇ素晴らしいコンビネーションなのです。



とどめを指すのは、ビアフレンドと名付けられた作品。
ハムと刻まれたスモークチーズ、胡椒が香ります。確かにビールのお供ですよ。
あ、冒頭のチキンが刻まれてるってのは、この写真のチーズのような状態なのです。

これがまぁもう最高のツマミで、ご主人は絶対ビール好きや、酒好きやって思いますよ、これ。ツボを突かれるってのはこういうことなのです。



とまぁ、ちょっと偏愛気味に愛してますが、ほんと美味しいんですよ。
まだまだ食べたことないのが色々ありますから、楽しみは尽きません。嬉しいなぁ、当たり外れを考えずに買えるパン屋さんって。

ご主人が修行されたツォップさんは、普通のパンだけじゃなくて、惣菜パンがとても美味しいんですよね。ケチってないバランスが素晴らしいと。でも高いんよなー、ちょっとずつ。
コッコパンさんは、立地の関係もあると思いますが、ツォップさんよりは確実に安めの値付け。なのでガッツリ買ってガッツリ食べるという幸せもあるんです。


コッコパン
千葉県我孫子市中峠1212-1
04-7187-5530
日月定休

2013年11月21日木曜日

第91回外大祭

日本語すら覚束ない自分にとっては魔窟でしかない東京外大なんですけど、周囲に関係者がおりまして、さも自分も外国語に馴染んでますみたいな風情で日々をごまかしております。

さて本日は、そんな東京外大の学園祭のお土産でございます。
東京外大の学園祭は各専攻語が出店する屋台がすごいと聞いてまして、噂に違わぬ内容なのです。


左から、モンゴル語科のボーズ、ウルドゥー語科のシークカバーブ、中央アジア地域の羊串。

ボーズ、とても美味しかった。蒸したての熱々を食べたかったなぁ。

シークカバーブは、例年美味しくて人気の品なんだとか。でも今年はイマイチとの噂も聞きつつ…塩がキツいねん。それさえなければなぁ。

羊串。めっちゃ美味い。冷めても肉は柔らかで、滋味溢れる味が楽しめます。イマイチ何処の国のものなのか判ってませんが、乙嫁語りの舞台の料理はこんな感じなんでしょうか。



タイ語科のラープ・ガイ。
若干の塩気のキツさを堪えれば美味しかったですよ。でもラープを名乗るには酸味も辛味も足りないんじゃなかろうか、いや初心者向けということなんだろうか。



アフリカ地域の…なんでしょうか。鶏トマトな丼。
若干塩気が足りないけどなかなか美味しかった。ただ正直アフリカ感はよく分かんなかったんですけど、これは何処の国のなんて料理なんでしょうか。



初日だったということもあり、まだ出てない料理もあったとか。
日曜日(11/24)まで開催されてるんですね。でも多分行けないしなぁ。いいなぁ、行きたかったなぁ。

2013年11月20日水曜日

おおつか商店 - いもフライ

佐野市の名物と言えば、「佐野ラーメン」と「いもフライ」です。だってさのまるがそうなんですから。

うわぁぁぁ、書いてて思い出した。ゆるキャラグランプリ、さのまるに投票するの忘れてたぁぁぁぁ。
(´・ω・`)ショボーン

ともあれ、さのまるが腰に差してるのはいもフライの剣。佐野市内をうろうろしてると、ラーメン屋さんほどじゃないですけど、いもフライ屋さんも結構目にします。

初めて食べるまでは、正直こんなにハマると思ってませんでした。なんせ、いもに衣を付けて揚げてソースかけただけのものですからねぇ。コロッケならともかくとか思ってたんですよ。

でもですね、なんともこう中毒性が高い食べ物で、いもですから当然お腹が膨れるんですよ。なんですけど、ご飯前でもあればついつい手が伸びる魔性の食べ物なんです。

先日もいもフライを食べたことない友人を連れて行ったのですが、大して興味ないみたいな感じだったのに、気づけばめっちゃ食ってましたから。

これまで数店舗を食べ比べて来ましたが、結局こちらのおおつか商店さんに落ち着きました。
お店によって何が違うのかなぁと色々振り返ってみると、僕にとっては以下の点がポイントのようなのです。


ソース。
まぁこれが一番味の決め手となる部分ですから、当たり前の話です。
おおつか商店さんはミツハソースをストレートで使用とのこと。佐野には他にもいもフライ用のソースが市販されてますし、お店でブレンドしたり調合したりするところもあるようです。
このミツハソースが個人的に大ヒットでして、我が家の普段のウスターソースとして使用中です。

(追記)
余談ですが、奥さんにあれはウスターソースじゃないだろって突っ込まれたんですが、日本では広義のウスターソースには中濃ソースとかとんかつソースなんかも入るんですね。ウスターソース類というくくりですけど。じゃあ本当のウスターソースと中濃ソースとかとの差はなんなのかと言えば、単純に粘度の違いだけなんだそうです。
ちなみにミツハソースさんのラインナップの中で、今回話題にしているのはミツハフルーツソースというもの。この他に、ウスターソースも中濃ソースもとんかつソースもあるわけでして、まぁ結局ミツハフルーツソースの粘度がわからないとなんとも言えないというお話なのです。


衣。
ソースが同じでも、衣の感じで随分味が変わります。なんせ中が淡白なジャガイモですから、衣とそこに染みるソースとのバランスがとても重要。
薄すぎたり厚すぎたりって観点はもちろんのこと、パン粉の下の衣の質感も重要でして、なんと言いますか、適度にポテっと纏っているおおつか商店さんのが大好きなのです。
薄いとソースがダイレクトに芋にかかるから、芋の香りがいまいちになりますし、厚すぎるともったりですしねぇ。


芋。
ソース味だから芋自体はまぁそんなにって思ってましたが、いもフライの中心ですからやっぱり大事です。当たり前ですな。
芋の品種としての固さや食感、湯で蒸かし具合や香りはもちろんポイントなんですが、なんといっても大きさが重要。大きすぎると、いくらソースがたっぷりだったとしても薄いというかもっさりしますし、小さいとソースが薄くてもやっぱりソースの主張が気になるんですよね。大きさが中心にあってのバランスなんじゃないかと。

まぁいもフライはシンプルな食べ物ですから、最終的には好みに依るところが大きいでしょうね。
なので私的至上なお店に出会うまで、市内をウロウロするのもまた楽しいんじゃないかと思います。
えぇ、拙者、佐野市の回し者みたいなもんですから。



ちなみにおおつか商店さんは、小学校の真ん前、駄菓子屋さんを兼ねたお店です。なので平日の下校時間くらいになると、小銭を持った小学生も買いに来てますし、その横で数十本とかえげつない大人買いをするおっさんも大人しく並んでたりと、なかなか微笑ましい姿なのです。


おおつか商店
佐野市堀米町1126
0283-23-5928

2013年11月18日月曜日

サンタルチア - ジェラート(ほうじ茶・グリーンレモン・鳳凰美田の酒粕・リンゴ・武勇の酒粕)

随分とご無沙汰です、サンタルチアさん。

夏の間はかき氷を優先していたのですが、秋になるとまた食べたくなります。


ほうじ茶とグリーンレモン。
ほうじ茶は見た瞬間に選択決定なのですが、相方にレモンはあまりに合わないだろうなと。なので大納言にしようと一度は思ったのですが、どうしてもグリーンレモンが美味しそうで選択してしまったのです。

でもその選択は間違っていなかったですよ。グリーンレモン、めっちゃ美味い。かなりしっかりとした酸味で、甘さは控え目。なのに酸っぱいって感じるわけじゃなくて、でも青々と爽やかなレモンの香りはたっぷり。さっぱりしてるから、ほんと丼いっぱい食べられますこれ。

ほうじ茶は期待通りの濃厚さ。お茶の味が良くするのですが、秀逸なのは鼻に抜けるのは焙煎したてのような香ばしさ。そもそもミルクと合わせてるわけですよ、ジェラートですから。でも香りは熱々の焙じたてのような香り。舌異常以上に鼻で楽しむ一品でございます。



こちらは…見た目じゃよく判りませんけど、上が鳳凰美田の酒粕、下がリンゴラテ。

鳳凰美田の酒粕ジェラートは、サンタルチアさんに初めてお邪魔した際に衝撃を受けた一品。昨年は、鳳凰美田を集めた飲み会を開催した際のデザートに使わせて頂いた、我々的にはサンタルチアさんの代名詞とも言うべき一品です。一年ぶりに頂くわけですが、やっぱりあの鳳凰美田ならではの香りがたっぷりと練りこまれていて、酔いはしないけど一杯飲んだ後の気分になります。華やかな吟醸香は、もうそれは美田香と言うべき独特の美しさでして、それが全く損なわれずにジェラートとして味わえるんだからたまりません。

もう一つはリンゴラテ。
僕は一口食べて美味しいねって程度でしたが、リンゴ好きの牛乳好きの奥さんからすれば堪らない一品だったそうです。しっかり甘いんだけど云々、まぁべた褒めしてました。



実は先日のアド街ック天国の結城市の回で、結城市が誇る銘酒の武勇の酒粕がジェラートで食べられるって放送されたんですね。そのとき、ちらっとサンタルチアが紹介されてまして、酒粕のジェラートに武勇版があることはそれで知ってたのです。

今日お邪魔したらショーケースの中は鳳凰美田だったので、武勇のは終わっちゃったかと思ってたんです。
でもお買い物に店内に戻った時に、もしやと思って聞いてみるとちょっと残ってますよと。なのでカップで頂きます。

鳳凰美田とはまた違った、米の力あふれる優しい味わい。武勇のしずく取り大吟醸の酒粕を使用してるとこのとですので、そりゃまぁめちゃくちゃ貴重です。
武勇自体は、味のある骨太の旨口酒なんですが、大吟醸クラスになると同じ銘柄とは思えないほどの儚げで優しい美しさなんですね。個人的には普段の武勇が好きだから、綺麗すぎて物足りないくらいの美しさなんです。

その佇まいが完全再現されてまして、お米に由来する優しい甘みとお酒の香りが口いっぱいに広がります。

艶のある綺羅びやかな鳳凰美田、解ける表面のふんわり優しい武勇、食べ比べはなかなかできませんよねーってお店の方も言ってましたけど、いやはや酒好きには至福でございました。



しかし、白っぽい色が多かったから、写真を取ってもなんじゃこりゃって感じですな。


サンタルチア
栃木県佐野市植下町467-1
0283-21-3285
木曜日定休

2013年11月16日土曜日

青竹屋 - チャーシュー麺・ラーメン

佐野ラーメン詣、今回はオープンしてそれほど間もない新しいお店にお邪魔して来ました。青竹屋さんです。

栃木市内で佐野ラーメンを提供していたそうですが、この度本場の佐野市内に9月末移転しての挑戦ということだそうです。なのでまだ1ヶ月ちょっとなんですね、ここでは。


チャーシュー麺。
スープはほんのり生姜が香る、王道の味にアクセントを加えたタイプ。とても澄んでいて醤油のバランスも良く、生姜好きにはなかなか美味しいスープ。
なんですが、如何せん塩気がキツイ。奥さんが食べてた普通のラーメンはそこまでじゃなかったのですが、いずれにしても塩気が勝ち気味なのは否めない。
その塩気のせいで終盤は単調になってしまう。ベースは美味しいスープだったので、もう少し塩気のバランスを取ってくれると、生姜のアクセントと相まってなかなかオリジナリティ溢れる一杯なのになぁ。

麺はもっちりタイプの細め。平たい感じよりも丸い感じの麺はちょっと珍しい。食感はモチっとするけどツルッと喉越しも良くて、これもなかなか他店との差別化を狙った面白い印象です。
でもラーメン全体の中での存在感はちょっと凡庸かなぁ。細すぎるせいなのかなんなのか。

チャーシューは大ぶり薄切りのほろっとタイプ。味付けが濃くて、スープの濃さはチャーシューのせいなんじゃないかと思ってしまう。濃い目でも味付け自体は美味しく、おつまみチャーシューでビールだとさぞかしよろしかろうなと。
ほろっとした食感が若干ぱさつくから、多分薄めのスライスなんだろうなと思いますが、それでも私的には好みじゃないのが残念。

二種類のネギのアクセントがとても良くて、スープの生姜と相まってよく香り美味しい。
あれ?メンマの記憶がないなぁ。多分普通だったのかな。すまんです。



こちらは普通のラーメン。感想はほぼ一緒ですが。



ということで、なんだかちっとも褒めてない内容なんですが、本質的には美味しかったんですよ。もう少しバランスが取れればいいのになぁという期待で一杯なのです。

せっかくお店独自のアクセントが上手に効いてるんすから、もう一歩整って、名店の仲間入りをしてもらいたいですなと。


青竹屋
栃木県佐野市浅沼町228-2
0283-24-0040

2013年11月14日木曜日

鯛のあら仕事、2013秋

別に旬というわけでもありませんが、天然の美味しい鯛を分けてもらってきました。
その時にですね、鯛のアラも持ってけって頂きまして、あらで一仕事なのです。

塩をして水抜きをした鯛のあらを、焦げ目が少し付く程度までグリルで焼きます。えぇ、写真を撮り忘れましたよ。

そこから美味しそうな身をほぐしほぐしして、残りを鍋に投入。激しく沸き立たないように、じっくりと煮出します。

そして濾すと残骸がこんな感じ。



出来上がった鯛の出汁。少し濁ってしまったのは、まぁ素人料理ということです。
ちなみに、ほんの一塩落とすと激ウマのお吸い物です。うまかねー。



冷蔵庫で冷やしたら、ほんのりプルプルの煮こごり状態。必要な分だけ取り出して、煮物や鍋の下地にしております。姿は見えずとも鯛の旨味が主張する素敵な煮物になります。

冬瓜煮。見た目に鯛の片鱗がなくても充実の鯛味です。写真を載せても意味はないですけど。



ほぐした身は、味噌と酒とみりんと、あとなんかで鯛みそ。奥さんが作ってくれたからレシピはよく知りませんけど。

飲兵衛には堪らないアテでございます。



鯛は捨てるところがないとか言いますけど、ほんとそうですねぇ。出汁を取った残骸の骨だけですから、ほんと骨の髄までしゃぶりとったということです。

魚屋さんで鯛のあらにいい値段がつくのも納得でございます。

2013年11月12日火曜日

石下カレーまつり、2013

11/10は、石下カレーまつり常総ふるさとまつりが開催されてまして、ランディワが出店するとのことで遊びに行ってきました。というか昼ごはんを食べに行っただけですな。

実はこの日は岩井で将門まつりが開かれてまして、そちらは結構大きな規模なんですね。先日ランディワに行った際にフェスティバルに出店するってティッサさんから聞いて、将門まつりだと思い込んでたんですね、我々。

なので前回の記事も最初は将門まつりって書いてまして、実際に当日向かったのも岩井。臨時駐車場に車を停めてシャトルバスで向かい、かなり広い歩行者天国をグルっと回って困惑です。

カレーがない…

なんでや!ってなって調べたら、石下でもふるさとまつりやってると。なるほど、そっちでしたか、まつり違いでしたか…慌ててブログを修正して出直したわけなのです。
まぁいないと思いますけど、あの記事を読んで将門まつりに向かった人がいたら、どうもすいませんということなのです。


というわけで、13時も半ば過ぎの遅い時間にお邪魔して来ました。

ティッサさんはいなくて、たまに手伝いをしてるお兄ちゃんが売り子をしてました。
ティッサさん、別のイベントにも出店するために、現在もお店で仕込みをしてるとのこと。なかなかおいそがしそうです。

さてブースでは当然の如くカレーをお願いします。これで500円。かなり盛りが良いです。まぁランディワで盛りが悪いと感じたことはありませんけど。

パリップ、マッルン、マトン、ジャガイモ、パパダン。味付けもほぼ普段のランディワの味で、ちょっとだけ辛さを控えてた程度でしょうか。変に日本人向けにスパイスを減らしてなくて嬉しい。



こちらは持ち帰って家で食べたチキンロールとフィッシュなんとか。失念。
やっぱりティッサさんのチキンロールがめちゃくちゃ好みで美味い。でもチキン感が少ないから、チキンを目当てに買った人的はちょっと肩すかしかもしれません。でもまぁ美味しいからいいか。
魚のは魚味が力強く、ちょっと一癖ある風情。苦手な人もいたかもしれませんが、スパイス好きには美味しかったです。


常総ふるさとまつりは14:30で終了なので、残り時間もそれほどない時刻、でも結構残ってるんですよね。僕らが行った時はちょうど少し雨がぱらつきましたが、それまではどうにか曇り空で保ってくれてたみたいなのですが、人が来てないのか、カレーに興味がないのか…

美味しいんだから、もっとみんなに食べて欲しかったですよ…


まぁそんなわけでランディワブースでお買い物をしてたら、コンニチワーっと声をかけられまして、だれかと思ったらマーフレストランのシェフじゃないですか。

えー、マーフレストランも出店してるの?って振り向くとブースが。

図らずも愛する2店舗を食べ比べることになったわけなのです。

ひよこ豆のサラダ。サービスで頂いてしまった。
優しいスパイス感がシャキシャキの野菜の食感と重なると、なんとも不思議な感じです。これ美味しいですねー。結局持ち帰りで頼んでしまいました。



チキンカレー。
うーん、日本人向けに随分苦労したんじゃないでしょうか。普段とは随分違う味。辛さは控えでスパイス感も少なめ。なので妙に薄く感じます。普段の味でいいのになー。チリだけ少し控えれば、日本人絶対好きだと思うのになー。



タンドリーチキン。
こっちは割りと普段に近い味。ちゃんと美味しい。



ナンは袋に5枚入って500円という売り方。我々は余れば家で食べますから気にしませんけど、一般の人はちょっと買いづらいんじゃなかろうか。

ちなみにここで食べるって言ったら温めてくれましたので、ほかほかを食べてます。やっぱりマーフレストランのナンは大好きです。



こちらも見た感じ苦戦してました。サラダも結構残ってたし。
マーフレストランはメニューが英語だったので、それだけで結構引いちゃったお客さんもいたんだと思います。

ちなみに売り子は社長。実はわれわれは初めてお会いしました。マーフレストランがイベントに出店するのは初めてのことらしく、今回は勉強だねって仰ってました。
シェフも2人体制になりましたし、これからこういう機会も増えていくんでしょうね。楽しみです。


ということで、常総ふれあいまつりというかなり地元密着のローカルお祭が、知る人には堪らないカレー祭りになりましたさ、というお話なのです。

2013年11月10日日曜日

浜屋 - 特製中華そば

利根町の有名店、浜屋さんです。随分久しぶりの訪問ですが、(失礼極まりない話ですが)記憶より美味しかったので書くことにしました。

魚介系のコッテリスープは、好みの問題なのか、これといってハマるポイントがないんですよ。
そのため、食べてる時は美味しいと思っても再訪したいほどにはならず、実際に2回行ったお店が皆無だったのです。

この日は利根町方向に用事があったこともありまして、久しぶりだし印象も変わるかなともう一度味わってみたら、これがまぁなかなか美味しかったんですよ。


特製中華そば。
チャーシューと海苔の枚数が増量され、味玉が乗るバージョン。メンマも増えてるのかな?

スープはとろみを感じる濃厚魚介出汁。(奥さんのを貰って)前回食べた時は、粉が舌にあたってちょっとやりすぎやろって記憶なんですが、今回はその粉っぽさはギリギリのライン。
アタックに酸味を感じるタイプだけど、魚介の味がそれを引きずらなくてまとまりが良い。出汁の濃さと塩気、醤油風味のバランスは良く、なんだかんだで結構癖になる。

麺は自家製麺の太麺ストレート。もちもちとした食感が良く、それでいて喉越しもよい愛すべきクオリティ。麺の太さと感覚は稲庭うどんを彷彿とさせる印象ですが、奥さんには違うやろって怒られましたが、えぇ。
ともかく、この麺は迫力があって濃厚なスープに負けない。ストレート麺だからスープへの絡みがいまいちかなと思いきや、スープの粘度が適切でなかなか良い具合に絡んでくれます。
欠点は、この美味しい麺の香りはスープに隠れて一切しないことでしょうか。この点は、つけ麺を食べると解消されるのかもしれません。
ちなみに大盛りで50円、特盛りで100円の値段は、麺喰いにはとても嬉しい。

チャーシュー。
肉の部分はしっかり食感、油の部分はプリっと食感。味付けはしっかり目。
惜しいのはちと薄めに切りすぎてて、存在感が中途半端なこと。個人的には勿体無いと思ってしまう。

メンマ。
細め小さめですが柔らかく筋がマイルドなよろしい食感。まぁでも取り立ててそれ以上でもなく。

味玉。
これ自体は美味しかったけど、スープに対して存在意義がいまいち見えない。あってもなくてもどっちでもになっちゃうなぁと。

海苔。
これはこのコッテリスープに相性が良く、たまのアクセントとして最適です。



オプションの海老辛子。
奥さんが頼んだので、残りを貰って途中で投入しました。

うーん、入れない方が良かったなぁ。辛味がスープの色々な旨みを消し去って、なんだか薄くなったというか物足りなくなった印象。

むしろこれを入れて判ったのは、元々のスープはめっちゃ美味しかったんだなぁと。濃いから飽きたら味を変えようかななんて思ってましたが、飽きてないのに興味本位で入れてゴメンナサイということでした。



ちなみに普通の中華そばはこんな感じ。



なんだかあんまり褒めてないような書きっぷりですが、結論は麺とスープがそのままでとても美味しいということでして、個人的にはトッピングのことは置いておいた評価なわけです。

奥さんの記憶では、僕は初めて訪問した時につけ麺を食べたらしいんです。まぁ自分では正直何食べたかすら覚えてないんですよね。まぁそれくらい当時は普通だったと。

でも今回の中華そばは(海老辛子を入れるまでは)とても美味しく、また絶妙に粉々しいスープと共に、もぎゅもぎゅと麺を噛み締めたいなぁと思った次第でございます。


浜屋
茨城県北相馬郡利根町横須賀1171-2
0297-68-6342

2013年11月9日土曜日

ランディワ - ランチカレーセット(イカゲソ・ジャガイモ・マトン・レンズ豆・空芯菜・チキンロール)

久しぶりのランディワです。ちょうどシュワさんが帰国するちょっと前に行って以来ですから、1ヶ月近く行かなかったとは、書いてみると改めて相当久しぶりです。

シュワさんの帰国前にもう一回顔を出したかったのですが、叶わず。ティッサさんがお店を仕切るようになってから、早く行きたかったのにこんなに遅くなってしまいました。スペシャルディナーも行けなかったしなぁ。ほんと、単に日中が忙しかっただけなんですけどね。

そんなわけで、お久しぶりですーと入っていくと、おぉ、ティッサさんキャップでお仕事ですか。なんだか表情も生き生きしています。シュワさんは名シェフですけど、なかなか口うるさいですからねぇ(笑)

いつもどおり特にオーダーすることもなく席で待つと、程なくしていつもどおりの品数が。

イカゲソ。
初めての一品。発酵した魚の出汁が少しと、イカゲソがゴロゴロ。食感がこれまでのランディワでは無かったこともあり、非常に美味しかったです。見た目ほど辛くもなく癖も強くなく。



ジャガイモ。
少しのししとうも入ってます。穏やかでもさっぱりしたというか、サラリとした味わい。ジャガイモなのになぁ。辛さはほどほど、シュワさんよりもメリハリは少ない味ですが、まったり美味しい。



マトン。
油分が少ない肉カレーは、ランディワではたまにしか出ない気がします。今日のマトンはいつもに増してオイルチックじゃなくてさっぱり。スパイスの風味も妙にさっぱりで、レモンのような軽い酸味も。後から聞いたら胡椒とタマリンドの組合せがこんな感じになるんだそうです。ほぉ。
まぁ、未だにタマリンドの味をよくわかってませんけど。家にあるから舐めてみればいいんですけどね、何故かやってないんです。



安心のレンズ豆。
でも辛い。密かに今日一番辛かった。でも辛い時のランディワほどは辛くなく。あと、少しゆるかったかな。

ティッサさんは、しきりに辛さについて聞いてきました。多分まだどれくらいの辛さで出したらいいか調節中なんでしょうね。今回の辛さは、日本人だと辛いって言う人が多いかなって程度だそうです。僕らにとっては、辛すぎず絶妙に美味しかったので、これくらいの辛さはとても好みだよと。



空芯菜。
後から追加で持ってきてくれました。完全なる中華です。でもまたこれが美味い。今日はサンボルもマッルンもありませんでしたから、これがその代わりみたいなものです。
ハードなニンニク、午後に人に合う予定があればビビりまくる味付けですが、引きこもりですから帰るだけですよ。気にしません。ちょっと中華スープ味がキツすぎるのはご愛嬌でしたが。

シュワさんが帰国するちょっと前にティッサさんと話してたら、これまでも色々なホテルで色々な国の料理を作ってたよと。スリランカ、中華、タイ、メキシカン、あとなんだっけかな、忘れちゃいましたけど。なので、ちょいちょい異国情緒wなモノが出てきそうな気がします。



そして本当のおまけがこれ。サービスだよーと頂きました。チキンロール。
これがまた激ウマでして、これまでシュワさんのとか別のお店とか食べてきましたけど、これ、一番美味しかったです。
絶妙に優しく濃厚な、そして決めの細かい中身。ちょっと大きめの生地で包んだためなのか、中で生地が残ってるんですけど、それがまたモッチモチで二重に美味しい。
チキン感はシュワさんの方がみっしりって感じなんですが、全体的な美味しさは今日のでしたねー。



最後にコーヒーも頂き、初ティッサさん、余裕の完食です。


全体的に、シュワさんに比べてティッサさんのほうが穏やかで洗練された味付けな気がします。パンチが効いているという点ではシュワさんの方が楽しいですが、バランスという意味ではティッサさんのほうが受けがいいんじゃないかと思います。まぁ辛さはともかく、塩気の点からそう思うんですけどね。

シュワさんは基本的に塩気をギリギリまで攻めて、だからスパイスもリッチに使うという感じですけど、ティッサさんは塩気を攻めない、それに合わせてスパイスも加減するという感じでしょうか。
加減してるといってもランディワです。十分なスパイス量で、他店よりもスパイスリッチ感であることは変わりませんけど。

このスパイスリッチな点について、以前シュワさんと話したことがあります。
やっぱり、ランディワだとスパイスランカのおかげでスパイスは使いたい放題なの?って話をしてて、潤沢に使えるのはいいよねと。今までのお店ではこんな風には使えなかったから、ちゃんと使いたいだけ使えるのは料理人としていいことだねみたいな感じだったのです。

スパイスランカはありがたいですよねー。我が家でもスパイスリッチな生活ができますもん。


さてさて、ほんともう禁断症状が出そうになってたランディワですが、やっぱりスリランカ料理はいいなぁとしみじみした次第でございます。


そうそう、日曜日の11/10は岩井将門まつり常総ふるさと祭りが開催されるのですが、ランディワは出店するんだそうです。
チキンロールも出すって言ってましたから、今日のサービスは仕込みのおすそわけなのか試作だったのかもしれません。
日曜日は天気がよろしくないみたいですけど、都合が付けば遊びに行きたいなぁと思いつつ。


ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222