2013年7月15日月曜日

菊水苑 - かき氷みかん・かき氷宇治

佐野ラーメン詣のデザートは、決まってサンタルチアさんだったのですが、奥さんのリクエストで今日はかき氷です。

GWから10月一杯だけ営業されるかき氷屋さん、菊水苑さんです。

日光の天然氷って有名ですけど、日光まで行くの遠いなぁって思ってたところ、栃木県内だと結構食べられるところがあるんですね。
その中でも奥さんレーダーにヒットしたこちらのお店は、目の前の小川で川遊びもできちゃう、ご家族で訪れるには最適のお店だとのこと。

この日も照りつける太陽の下、数家族が川遊びを楽しんでまして、いいなー入りたいなーと指を加えて眺めたわけです。

まぁともかく、かき氷。

みかんのかき氷がレギュラーサイズ。宇治のかき氷はみつ豆とセットになる小サイズ。

いやー、いろいろな人がブログ等々で書いてますけど、確かにかき氷の概念が覆される激うまの一品です。

なにがって、氷が冷たくないんですよ。いや、冷たいんですけど冷たすぎないんですよ。
薄く細かくふわふわに仕上げられた氷は、口の中に留まる時間が少なく一瞬で消える驚きの食感。この感じはなんと例えるべきなのかって感じですが、ガツガツ食べてても口の中が冷たくて痺れたりしないんですよ。歯がキーンとなったり、頭がキーンとなったりがないんですよね。そしてお腹も冷えた感じがしない。
なので、大きいなぁって思っても全然苦にならず食べられます。びっくり。

京都に済んでる頃、夏になると京はやしやさんの抹茶のかき氷が大好きで毎夏必ず訪れてたんです。美味しくて美味しくて、でも終盤は拷問のような冷えと冷たさに襲われる苦行。あんなに毎年待ち焦がれても、夏の間に1回食べれば満足でした。

ところがこちらのかき氷は違いますね。毎日食べたい、なんならお代わりしたい、氷菓と言うにふさわしいものでございました。

事実、食べ終えたそばからお代わりできるよねーって話になって、まぁそれならここでおかわりせず別のお店にチャレンジしようとなって、まさかのはしごかき氷をしましたもん。
次のお店も美味しかったんですが、如何にこちらのお店が優れていたかを確認した次第でして。確かに氷の質感が全然違ったんですよね。いやーびっくり。

自家製のシロップも非常に美味しく、酸味が効いたみかん、甘さを抑えた大人な抹茶と、どちらも満足でございました。

あ、みつ豆も美味しかったですよ。こちらの餡も蜜も甘さが程々でべたつかず、さらりと美味しかった。美味しかったけどかき氷の美味しさにやられたなぁというのも正直な感想。

夏の間にまた佐野ラーメン詣でをしよう。そしてこちらでかき氷を食べようと決心した次第でございます。





ちなみに場所はめちゃくちゃ分かりにくいです。細い路地を抜けると極楽がありますから、がんばってたどり着いてくださいませ。


菊水苑
栃木県佐野市堀米町2139
0283-21-5584

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