2014年5月31日土曜日

フルーツアンドジェラートさくらじま - びわ・日向夏・パッションフルーツ・たんかん

鹿児島中央駅の近くにある果物屋さん、フルーツアンドジェラートさくらじまさんでは、その名の通り自家製ジェラートも販売されています。季節の果物の味を求めておじゃましてきました。


びわと日向夏。

市内のそこら中で売ってます、びわ。それがまぁそのままジェラートに。しゃきっとした味にするために酸味を足したりしそうなもんですが、潔いびわそのまま。ぼんやりとした柔らかな甘みは、ある意味新しい味です。

一方の日向夏はこれでもかという酸味とほろ苦さ。びわと組み合わせたコントラストはちょっと強すぎたかもしれませんが、刻まれて入った皮の香りと合わせて秀逸なシャーベットです。



パッションフルーツとたんかん、奄美名物コンビ。

パッションフルーツは、カリッと食感が楽しい種もちゃんと入ってて、少しだけ酸味を抑える甘さの加減が食べやすい美味しさです。

たんかんは良く知ったあの味。でも奄美のたんかんを食べなれてるせいか、若干薄く感じる気もします。まぁ偉そうにそんなことを言ってますが、刻まれた皮からの香りが秀逸で非常に美味しい一品だったわけですけど。



ちょっとおまけにスプーンを挿すときに付けてくれたのはメロン。これがまたこってりメロンで印象的でした。

こんな感じで結構な種類が店頭で食べられます。



こちらはカップ売りの表。店頭のジェラートはカップで売ってないものあるみたい。



さすが果物屋さんという、小細工のない果物感満載の味でした。いいなぁ鹿児島、そのものの果物も美味しくて、こういう美味しく加工してくれるお店もあって。

そういえば、「BE A GOOD NEIGHBOR ぼくの鹿児島案内」でも、パッションフルーツが紹介されていました。この本には、自分で色々探して行き着いたお店が実は紹介されてるってことが多くて、このお店もそのひとつ。相性が良い本なんだろうなと、再確認した次第なのです。


フルーツアンドジェラートさくらじま
鹿児島県鹿児島市武2-31-23
099-259-0665

2014年5月30日金曜日

カルビー堅あげポテト 九州しょうゆ

鹿児島にいる間、おやつというかおつまみに食べまくったのがこれ、堅あげポテトの九州しょうゆ。
もともとこのシリーズは好きでしたが、この九州しょうゆはたまらんです。

醤油の香ばしさと甘さに鶏だし(という名の旨味調味料)は、えぇもうこれってリッチコンソメ。
堅あげポテトにはコンソメ味はありませんけど、これはそのポジションに収まるできる子ですな。

九州、四国、中国地方の限定発売か…むぅ。


2014年5月29日木曜日

菜々かまど - 魚料理とキビナゴの珍味たち

昨年の訪問以来、鹿児島に来たら必ず行こうと決めていたお店、菜々かまどさんに再び行くことが出来ました。

前回、鹿児島に来た初日にこちらにおじゃまして、ずっとこの味を引きずって過ごしてたのです。今回も初日。着いたその日に、正に鹿児島を味わいに行ったのでした。


真ツブ貝。
昨年常連さんに教えてもらった名物のひとつ。今回もスタートに頂くですよ。やっぱり絶妙の味付け。濃い目でも濃すぎず、つぶ貝の香りは高く。



首折れさば。
鹿児島に来たら食べなきゃいけないものひとつ。写真は、すでに数キレ食べちゃってますな。コリコリもちもちの食感は、鯖を食べてる感覚じゃありません。そして青魚の臭みなんて皆無です。



カンパチ。
こちらも鹿児島名物。鮮度の食感と、適度な熟成の濃厚な味。

鯖の時も思ったのですが、捌きたて魚は食感は面白いけど旨味が足りないことがよくあります。そこからどこまで美味しく熟成させるかが料理人の腕の見せ所なんだろうと思うのですが、菜々かまどさんはギリギリ鮮度も旨味もどちらも味わえる状態とでも言いましょうか。

あぁこれも数キレ食べた後の写真だ。



キビナゴ。
鹿児島名物の以下省略。この季節はキビナゴの旬のひとつ、産卵前。そんなことは知らずに頂いていますが、後にビックリのサプライズが。



キビナゴの真子と白子。
この時期ならではの珍味。小さくても主張のある濃い味、でもその旨味の割に爽やかな後味。何よりこの繊細な仕事に感服なのです。



キビナゴの骨付き。
前回、飲兵衛はこっちの方が好きかもって出して頂いたのですが、今回もその話をしたら頂いてしまった。やっぱり骨の旨味がある方が好みでございます。



菜々かまど名物のさつま揚げ。
今回も当然オーダー。トビウオはナメロウにすると最高に美味しいのですが、系譜としては同じですな。要するに、練り物が良い魚なんですね。

鹿児島市内の魚屋さんで、トビウオは本当によく目にしました。そして食べ方はさつま揚げを作れと。菜々かまどさんのほど美味しくできる気はしませんけど、今度トビウオを見たらやってみよう。



ゴーヤの醤油揉みを頂き、さっぱりと締め。



本日も大変満足させて頂きました。鹿児島の初日は菜々かまどさん、もうこれ決定事項なのです。


菜々かまど
鹿児島市山之口町10-18
099-225-7588

2014年5月27日火曜日

喜久成 - 味噌煮込みうどん・冷やし花うどん

食べに行く頻度が上がってる気がしてなりませんが、昼食に迷ったら喜久成さんに行けば良いと気付いちゃったんだからしょうがないのです。


さて本日は、前回の隣の芝生、冷やし花うどんを食べるつもりだったのですが、直前に居たお客さんが味噌煮込みうどん食べてるじゃないですか。もう見たら無性に我慢できず、予定は未定なんだなぁと実感するわけなのです。

赤味噌文化圏出身者にとって、味噌煮込みうどんにはお気に入りがあって然るべきソウルフード。まぁ僕の場合はすがきやの袋麺ですが。

ともかく、久しぶりに味噌煮込みうどんをお店で頂くのです。

汁はガツンと赤味噌、ゆるくないです。香りもしっかりで、煮込み加減もとても好み。
ちなみに、煮込みすぎると香りが飛んでるし、煮込みが足りないと味噌がうるさい感じがすると思ってます。

中部圏で食べる味噌煮込みよりも具が多いのは、おそらく喜久成さんの特徴なんでしょう。鍋焼きうどんと同じ具材が味噌で煮こまれているのです。

とっても美味しいのですが、個人的には喜久成さんのツルツル麺は、醤油出汁の方が相性が良い気がします。味噌にはちょっと上品すぎる麺なのかもしれません。まぁでも全体としてはめっちゃ美味しかったんですけどね。

前回のカレーうどんで学んでます。ご飯も一緒にオーダー。最後は味噌スープと白米という王道で締めるのでした。味噌煮込みだって完飲なのです。



奥さんは代わりに冷やし花うどん。

温かい花うどんよりも、トッピングが多くて嬉しい。特に喜久成さんの椎茸は激ウマでして、これの薄切りのトッピングは冷たいうどんに最高なのです。



冷たいうどんは、このうどんのツルツル感を楽しむには心地よいのですが、温かいうどんだと出汁をたっぷり飲めるという楽しみもありまして、毎度どっちを選ぶか悩ましいことこの上ないのです。
まぁでもこれからの季節は、冷たいうどんが増えるんだろうなぁ。


喜久成
茨城県つくばみらい市細代295-2
0297-52-6266

2014年5月25日日曜日

マーフレストラン - マトンキーマ・ダール・パレパニール・チキンビリヤニ

本日は、久しぶりにゲストを連れてのマーフレストランさんです。

いつもは夫婦二人で行ってますので、食べられる量も限られますが、人数が増えればそれだけ皿数も増えて幸せです。


マトンキーマ。
つい先日も食べてますが、美味いから何度食べても幸せな一品。ゲストがマトンに慣れてないというので、食べやすそうで、それでいてマトン感があるものという選択です。

今日のマトンキーマはちょっと辛味が強く、それに負けないコク、前回同様リッチな印象です。でも今回はコリアンダーが乗ってますから、一段味も複雑で、そして爽やか。



本日のスペシャルは豆。
豆も色々種類がありますけど、この豆は初めてな気がします。普段の豆系のカレーよりも幾分酸味があり、味自体もなんとなく新しい印象。
もちろん美味しかったのですが、僕以上に女性陣が気に入った一品でした。



パレパニール。
久しぶりに食べましたが、菜の花がペーストではなくて本体が残るマッシュ状。そうか、この時期は菜の花が手に入るからなんですね、多分。

菜の花味も普段より一段濃厚で、オイルの量に負けない野菜味。この味は、食べた人しか知らない、なんとも例えにくい味ですなぁ。



ロティはいつも通りですが、せっかくゲストがいるのでパラータも。
毎度食べるには油が重たいのですが、たまに食べると次回も食べたくなる魔性の粉味。カレーをつけなくても美味しいから困ったもんです。デブ製造機。



締めはビリヤニ、チキンです。
本日はちょっとだけ色も味も薄めですが、むしろカレーと共に食べられる旨味と申しましょうか。
長粒米に慣れてる我が家としては、ビリヤニはもちろんお米の料理なわけですが、慣れてない人からすると、この触感はむしろ麺。短い麺の感覚と。なるほど、言われてみれば納得です。



ゲストも初めてのディープカレーを楽しんでくれたようで、よかったよかったなのです。今度はスリランカカレーに連れて行かねばいけません。


マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8

2014年5月23日金曜日

ランディワ - ランチカレーセット(マトン・レンズ豆・ソイミート・ほうれん草)

久しぶりにマーフレストラン行く時間が取れたので、喜び勇んでお店に行ったわけですが、OPENになってない…

CLOSEと書かれてもないけど、人の気配がない…

ありゃー、今日は休みですか。となればランディワ一択です。ランディワにフラレてマーフレストランに行ったことはありますけど、逆は初めてのパターン。まぁどっちに行っても美味しいから言いっちゃいいんです。

本日もシェフはティッサさん。シュワさんも居たみたいですが、バタバタと出入りしてて影を見ただけ。挨拶も出来ませんでした。さみしい。

ともあれいつものカレーセットです。


サラダ。
今日のサラダはドレッシングと野菜の量が適量で良かった。野菜があんまり安くならないから、お店は大変だろうなぁ。



マトンカレー。
最近マトンが続いてます。まぁ我が家の前日の晩飯が豚肉だったのでちょうどいいのです。
安心と信頼の深い味わい。今日はややオイリーで、前回よりもちょっとエロい味。もしかしたらシュワさん作かもしれません。



レンズ豆。
適度な粘度で非常に美味しい。いつもは感じない、何か香ばしさがあって、爽やかとはちょっと違うけど、とにかく香りが心地よい。汁気が多いタイプも美味しいですけど、好みはこのタイプなんだなぁと実感する美味しさでした。



ソイミート。
久しぶりのソイミートです。一瞬、あのしいたけ出汁の香りを思い出しましたが、本日はそんなことなく、マイルドな味わいにふかふかのソイミート。
そう言えば、スパイスランカで売ってるカレースパイスって、肉用、魚用、野菜用ってあるんですが、これは正に肉用と野菜用を混ぜたような感覚です。肉っぽいけど野菜なんでってことなんでしょうかね。

ちなみにランディワで使ってるカレーのスパイスベースは、スパイスランカで売ってるのとは違うって以前シュワさんが言ってました。全種違うのかはわかりませんけど、肉用か野菜用の話をしてたときに聞いた記憶があります。元々違うものなのか、オリジナルの調合ということなのか、いずれにしても、ランディワの味は美味しいんですから黙って食えって話なのです。



ほうれん草。
と、キノコ。これがまぁ激辛でして、チリ味全開の悪いやつ。いやめっちゃ美味しいから悪いだけじゃないですが、とにかく口の周りまでヒリヒリです。でもちょっとでもこれを混ぜないと、なんか物足りなく感じるから不思議なもんですな。



遅れて揚げたてパパダンも頂き、最後は紅茶で完食。
揚げたてのパパダンって悪いなー。ビールが飲みたくてしょうがなくなります。

久しぶりのマーフレストランに振られたのは残念ですが、代わりと言うには失礼なほど、今日も満足したのでした。


ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222

2014年5月21日水曜日

喜久成 - カレー南蛮うどん・花うどん

完全にここの味にハマってるようです。喜久成さんです。

元々うどんは大好きですが、うどん食べたい→じゃあ◯◯に行こう!ってなるお店がずっとなかったので、そんな気分になった時は、行き先が決まらずに、あーもうってなるのが常でした。
ですが今は違いますよ。うどん→喜久成さんに行こうって即決。定期的にうどんが食べたくなるというよりは、定期的に喜久成さんに行きたくなるって状態です。

この日は昨晩の暴飲の余韻が残る朝、飲み明けって無性に麺類が食べたくなるのですが、ラーメンだとピタッとこない日もありまして、そりゃもううどん一択、喜久成さん一択なわけです。

道すがら、今日は何を食べようって喧々諤々なんですが、結局決まらずメニューと顔を突き合わせるわけですよ。


カレー南蛮うどん。
奥さんがこれにするか迷ってたので、それに影響されて無性に食べたくなったのです。
汁は王道和風カレー+出汁に、ほんのりとスパイスが効いてます。スパイス的には普段のカレー脳には物足りないかと思いきや、それはともかく濃い目の和風出汁とのバランスが良くて、あぁこれもまたスパイスなのかとどっぷりハマります。

大ぶりの鶏肉が4つ、ゴロンと入ってますが、これから滲み出る鶏油が素晴らしいアクセント。濃厚な味の中でもよく判るくらい主張してます。

とろみがついてるからいつまでも熱々で、加えてカレーですから辛さと熱さは相互補完。最後までできたてが楽しめるのです。それでもうどんはツルツルのまま。さぬきうどん的なコシとはまた違ったもちもちのコシは、煮こまれてもヘタれず、カレーにも負けずなんですね。

あまりの汁の旨さに、これは麺を食べきったあとどうしようかと思案すると、そうでした、メニューにはご飯がありましたなと。急遽白米を追加して、れんげの上で和風カレーを頂くわけです。いやーこれたまらんわー。我孫子の豆でっぽうさんで担々麺を食べるときのご飯必須と同じ感覚なわけです。



奥さんは花うどん。
花うどんって言い方は初めて聞きましたが、所謂関東的たぬきうどん。
喜久成さんの濃いめの出汁には、少しの油分がよく合います。常連の人々はよく知ってるんですね、天ぷら系の注文がとても多いわけです。

ちなみに別のお客さんのところに運ばれていく冷やし花うどんをちらっと見たら、それはそれは涼しげで美味しいそう。次回は冷たいうどんにしたくなります。



3度目ですが、飽きることなく、我が家の外食ローテーションにしっかりと入ってるのです。ずっとうどんばっかり食べてますが、そのうち蕎麦も食べたいんですけどねぇ。うどんで一周しないとだめかなー。


喜久成
茨城県つくばみらい市細代295-2
0297-52-6266

2014年5月19日月曜日

マーフレストラン - チキンコルマ・マトンキーマ

3月半ば以来のマーフレストランさんです。

この間、水海道千姫まつりには行ってますけど、お店はほんと久しぶり。禁断症状でもだえ苦しむ前に補給なのです。


今日のスペシャルは?と聞くと、チキンコルマだよと。じゃあそれ。

以前よりもやや酸味が少なく、クリーミーさはちょっと増したかな?
ホールスパイスたっぷりで、口に含むと、塩気やオイル以上にスパイスの塊が味の核であることがよく判ります。今日はいつもよりも更にオイル少なめな気がしますけど、香り立たせる最低限って感じなのでしょうか。

でもまぁ、以前コメント欄で教えてもらいましたが、パキスタンのカレーレシピだとカップ一杯のオイルとかあるらしいので、ガッツリ減らしても日本人的な油の量よりは多いんじゃないかって思っちゃいます。



もう一品は久しぶりのマトンキーマで。
この引きちぎったようなホロホロ肉の繊維は、これよりもカレーエキスを吸う形状はないんじゃないかってくらい、たっぷり味が染み込んでます。そして辛い。かなり辛い。けど辛さの中に肉の旨みと複雑なスパイスがたっぷりなので、飽きないしもっと食べちゃう。

肉味も強いんだけど、それ以上にスパイス成分が多いなぁと。なので、塩気の濃いじゃなくて、本当に厚みのある味で濃い、となるんですね。それでいて穏やかって感じなのは、オイル少なめのおかげなんでしょう。って同じ話ばっかになりますな。

いつもより濃厚に感じたのは、珍しくコリアンダーのトッピングが無かったからかもしれません。あれってかなり爽やかさの要素だったのかも。



チャパティ。
粉々しくて、芳ばしくて、いやもうカレー無しでも延々食べられますな。



お昼の真っ只中におじゃましたのですが、隣のモスクからはお祈りの声が。すっごくいい声で、内容は分かりませんし信仰心もありませんけど、なんとも聞き惚れてしまいます。

日本でも、声の良いお坊さんはモテた的な話が逸話に合ったりしますけど、本日のお祈りはその裏付け的にも納得の美声なのでした。


マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8

2014年5月17日土曜日

まるみや - スペシャル定食(刺身、煮魚、カキフライ)・3番定食(刺身、カキフライ)

印西市にある「まるみや」さんに行ってきました。

お店がある辺りは合併して印西市になったので、元々は本埜村。田んぼの中に仕出し屋さんとして営業されています。

噂では開店前から列ができる人気店とのことで、出遅れてはマズイと向かったのですが、千葉ってホント道路がウンコですなぁ。お店に辿り着くまでの道に選択肢がなくて、その道が混んだらもう終了。渋滞を抜けるの待つしかないのです。

そんなわけで開店から大分経ってからお店に到着。えぇ、予想通り満席。幸いにも待っているお客さんがいなかったので、それほど待たずに着席できました。

メニューはこんな感じ。



スペシャル定食。
刺身とカキフライは絶対に食べたい。出来れば焼き魚も食べたいけど、そんな組み合わせはなかったので、煮魚が付いたスペシャル定食にしてみました。

カキフライ、めっちゃ大きい。さくさくふわふわ。我が家では大きくない牡蠣でも数個まとめた牡蠣にすることでボリュームを楽しむのですが、やっぱり一個で大きいのは満足度が違います。また揚げ具合が素晴らしく、ギリギリ火が入ったジューシーさ。なので迂闊に食べないと中から牡蠣汁が染み出してきます。これは来たらサクッと食べきらねばいけません。

刺身。各種類一切れずつですが、それぞれ大きく頬張るサイズ。どれもちゃんと美味しくて、そのうち海鮮丼とかも攻めたくなります。

煮魚は、多分かさごかな。それにおまけなのか、小さいのが。おそらく銀ムツかな。
見た目よりもさらっとした味付けで、濃くてもしつこくない。ご飯が進みます。



こちらは煮魚がなくてカキフライの数が増えてる3番定食。
コストパフォーマンスはこっちのほうが良いかもしれません。



小鉢とかポテサラとか、まぁ…って味のものもありましたけど、中心となる料理はとても美味しかったです。もうちょっと近ければちょくちょく行きたいお店でございます。

印西市に用事はめったにないからなぁ。酒屋さんくらいだし、そもそも印西市の中心からもちょっと距離があるし。



まるみや
千葉県印西市中根855-9
0476-97-1188

2014年5月15日木曜日

喜久成 - 鶏せいろうどん・五目うどん

2度目の喜久成さんです。

前回も今回も、ちょうど満席の時におじゃましてまして、少し待ってたんですね。続けてそんな状況だったことから、お店の方に覚えてもらってました。またお待たせしてと恐縮されましたけど、美味しいから混むんですから、それはしょうがない話なのです。


さて本日は冷たいうどんを。鶏せいろうどん。



ネギたっぷり。ちょっと強かったけど、無いとそれはそれで物足りないんだろうな。
ちなみにうどんでもそば湯が出てきました。そういうものなんですね。ありがたや。そば湯自体はサラリとしたタイプで、濃ければいいだろうみたいなのよりはよっぽど好印象。鶏の味が出てる出汁は完飲必須なのでした。



つやつや。
喉越しは温かい時よりも更に良く、もみゅって感じの柔らかなコシが楽しめます。そして小麦がよく香り、見た目と相まって爽やかなことこの上ない。

ちなみに蕎麦は200円で大盛りがあるのですが、うどんはなし。僕にはちょっとだけ物足りない量なので、もっと食べるにはどうしたもんかなぁという点だけが不満なのです。いや、そんなに食うなデブって話ですけど。



奥さんは五目うどん。
鍋焼きうどんの簡易バージョンみたいな感じでしょうか。
濃い目のだし汁は、色々な具材が溶け込むと複雑な旨みになって、思わず飲み干したい美味しさ。



喜久成
茨城県つくばみらい市細代295-2
0297-52-6266

2014年5月13日火曜日

小倉食鶏 - 骨なし唐揚げ(ムネ、モモ)

佐野に来て買って帰るものは、おおつか商店さんのいもフライ一択だったのですが、佐野市の隣、足利市にある小倉食鶏さんが美味しいらしいということで、追加のお土産を買いに行ってきました。

住所は足利市ですが、ほとんど佐野市という立地。佐野市の中心部からは車で10分程度でしょうか。集落の中の細い道を抜けるとお店はあります。

菊水苑さんに行くときの道と同じように、よくもまぁこんな細い道の先にお店を構えたなって思う道なんですが、栃木県の特徴なんでしょうか。

道路の特徴と言えば、無駄に広い道路の茨城県、最後が狭い栃木県、渋滞のトラップたっぷり千葉県って印象があるんですがどうなんでしょうかね。千葉ほど走りにくい道路は知りませんけど。

閑話休題。

お店は精肉も売ってますし、唐揚げを中心とした揚げ物も。基本はムネ肉の骨なし唐揚げのようです。

これがムネ肉。


こっちがモモ肉。



揚げたてを包んでくれるため、若干しっとりしていますことと、トレーが油を吸わないのでちょっとべたつくことが難点でしょうか。まぁ家に帰って軽くオーブンで焼けば解決ですけど。

味は塩というか化調というか、ケンタッキーもどきというか、まぁそんなイメージなジャンクな味。なんですが、癖になる美味しさです。ムネ肉はふかふかジューシー、モモ肉はブリっとジューシー。さすが精肉店の唐揚げです。

帰りの車中で摘んでましたが、本来は夕飯用。
家についてオーブンで軽く焼いて、表面カリッと油は抜いた状態。一段と美味い!
ただどうしても化調の味は目立ちますから、苦手な人はダメかもしれませんが、一般的には子供は大好きなんじゃないかと。



お店にはひっきりなしにお客さんが買いに来てて、多くの人がグラムじゃなくて円で購入。唐揚げ1000円分とか。なるほど、そう頼めば、必然的におまけが付くのかってことに後になって気づいたわけです。1000円ちょうどのグラム数に切り落としたりなんてしないですし。

長らく佐野詣のお土産はいもフライだけだったのですが、これからは唐揚げも追加です。
揚げ物ばっかやんって話ですが、デブだからしゃーない。



小倉食鶏
栃木県足利市稲岡町447-1
0284-91-1131
火曜日定休

2014年5月11日日曜日

サンタルチア - ジェラート(たんかん・よもぎ小倉・苺ヨーグルト・筍)

サンタルチアさんも久しぶりです。

今日のお目当てはブログで見てたたんかん

残念なことに、本日はコーンが売り切れ。あの激旨コーンがないのは悲しい限りです。まぁ仕方ないんですが。


たんかんとよもぎ小倉。
1年前にも食べてます。全く同じ組み合わせで。

たんかんは、昨年よりもややフレッシュさが増して、その分濃厚さが控えめになったかな?まぁ自宅で乾燥させた濃厚たんかんを食べまくってますから、その反動なのかもしれません。たんかん丸かじりしてるような甘味と酸味はしっかりあって、これを食べたらたんかんのファンになること間違いないのです。

よもぎ小倉、いやぁ今年は更によもぎが濃い。鼻に向けるよもぎの香りは、草餅そのまま。子供の頃、祖母の家の側にあった団子屋さんで買ってた好物の草餅が蘇ります。もうお店自体無くなっちゃったからなぁ。



もうひとつのお目当ては筍。
筍のジェラートってなんぞやって感じですが、これまでサンタルチアさんではその食材がジェラートですかってのをいくつも見てきましたので、これも期待に違わぬ美味しさだろうなと楽しみでした。
そしてまぁなんといいますか、朝堀りの筍そのまんま。あのコーンのような甘味に、少しのエグみ。それでいてみずみずしくて、そして焼筍のようなクリーミー感がジェラートとして再現されています。いやー、面白い。それだけじゃなくて美味しい。

苺ヨーグルトがなんだかおまけみたいになってますが、超絶濃厚ヨーグルトにたっぷりの苺は、甘味よりも爽やかな酸味が印象的。いやまぁ、筍のインパクトには負けますが。



春の食材は、たんかんとよもぎに加えて筍も必須ラインナップです。来年もつくってくれるといいなぁ。


サンタルチア
栃木県佐野市植下町467-1
0283-21-3285
木曜日定休

2014年5月9日金曜日

くにや - 佐野らーめん

久しぶりの佐野詣です。今回は比較的新し目のお店、くにやさん。2013年の9月にオープンして、すでに評価の高いお店になっているようです。

くにやさんは、もともとは佐野の料亭街にあった割烹店だそうで、その割烹の技から生まれた無化調のスープが特徴とのこと。なかなか他では聞かないアプローチですので、楽しみなのです。

お店は住宅を改造した店舗で、川沿いの少し奥まった場所にあります。座敷じゃなくてお店全体が靴を脱いで上がるスタイル。これもちょっと珍しい。


佐野らーめん。

無化調のスープは、想像よりもずっと濃くて奥深い。塩気が前面に来ないのに、とても味のある印象。でも尖った部分がなくて丸い優しい舌触りと喉越し。出汁がしっかりしてると、驚くほどの濃さが出るんですね。これまで食べてきた佐野らーめんのスープと比べて、煮物っぽい印象なのは、まさに割烹の出汁がルーツだからでしょうか。非常に満足度が高いスープです。飽きないし疲れない。余裕の完飲でした。

余談ですが、地元に無化調をウリにしている結構評判のラーメン店があるのです。以前食べに行ったのですが、正直なところ薄っぺらい味でなんだかなーって思ったことがあるんですよね。周りの評判を聞いても無化調だから薄めだとか優しいだとかそんな感じですし、お店のスタンスも無化調ですからって感じだったんですよ。無化調だから薄いとか軽いって言うのもどうなんだろうなぁって思ってたのですが、今回の経験でやっぱり思うんですよ、あの店は単純にスープの美味しさが足りてなかったなと。

閑話休題。

麺は平たいほろほろひらひらのタイプ。全体的に不揃いでふわふわと浮き上がるような頼りない麺。でもちゃんと必要はコシはあり、食べた瞬間のふんわりって感覚は、いやいやこれはありですなって納得するオリジナリティというか佐野ラーメンの進化というか、そんな感覚なのです。また、このひらひらのおかげでスープがよく絡み、というか麺の間にたっぷり含み、麺をすするとスープが薄く感じるなんてこともありません。食感の好みは別れるタイプだと思いますが、ラーメン全体におけるこの麺の意義はよく分かるのです。

チャーシューはロース肉のほろほろタイプ。程よく入った刺しのおかげで、このタイプのチャーシューにありがちなパサツキ感はありません。そして激ほろほろで、箸で持つのが大変なくらいです。バラ肉系のチャーシューが好みなので、美味しくても個人的評価はまぁってとこですが、確かにバラ肉系の脂はこのラーメンには不要だなと納得感があるのです。

メンマは小さめコリッと。まぁ普通。青菜、ネギと程々に香りを足す薬味がいい役割を担ってくれてますが、想像以上に相性が良かったのが少しだけ載ってるとろろ昆布。強くではなくて、やんわりとスープに変化をつけて楽しい。

全体のバランスというかコンセプトがしっかりとした、非常に美味しいラーメンでした。麺もスープもチャーシューも、好みによって賛否はあれど、評価しないってことにはならないであろう完成度だったなぁと。



ランチはセットメニューもあって、唐揚げ2個と半ライスのセットにしてみました。
唐揚げ、ちょっと揚げ過ぎな気もしますが、十分美味しい。けど餃子が評判らしいからそっちにしておけばよかったかなぁ。

佐野に来ると、この後のデザートとかいもフライとかが待ってるから、ラーメンだけで満腹にするわけにはいかんという心理があるのです。じゃあ唐揚げ食うなよって話ですが、鶏は別腹だからしょうがない。



ともあれ、ここはこれまでの佐野ラーメン詣の中でもベスト3に入る美味しさでございました。


くにや
栃木県佐野市大橋町2207
0283-22-0051

2014年5月7日水曜日

ランディワ - ディナーカレーセット(マトン・いんげん豆・かぼちゃ・モージュ)

意外なことに、スペシャルディナーじゃない通常営業の夜にランディワに行くのは初めてなのです。

このところ予定が合わずランチに行けてない。この先もしばらく難しそう。更には5月のスペシャルディナーも行けそうにない。でも今日の夜は行ける、となれば行くしかないのです。禁断症状が出てるからしょうがないんですよね。あ、これは4月末の話です。

お店に入ると、ティッサさんと、最近よくお会計してくれるおにいさんが。シュワさんはいないようです。日本語が怪しい二人組でお店をするって大丈夫なのかなぁ。まぁ夜は日本人が少ないのかもしれませんが。

カレー?メニュー?というそれは並列じゃないだろってことを聞かれ、一応メニューをもらう。このメニュー見ること自体久しぶりですし、そもそも注文のために見るのはこれが初めてですし。

一応、カレーは何?と聞くと、マトンと豆と…と教えてくれたところでティッサさん登場。いつものカレーセット出来るよって言ってくれるので、結局おなじみのものでお願いするのでした。

サラダ。
最近ドレッシングのにんにくがキツイ気がします。美味しいけど、翌日が怖い。



マトン。
オイルが少なく、いつもよりはビターな感じも少ない穏やかな印象。多分ティッサさん作だろうなっていう優しい味わいです。でも辛さはぼちぼちしっかり。辛さと味の濃さとか強さって別物なんだなぁと実感するのです。



豆カレーって言っていたのでてっきりパリップだと思ってたら、まさかのいんげん豆。そしてこれがめちゃくちゃ辛い。いやー、キリリと刺激が充満してて、口に入れていんげんが香ったら、すぐにチリに飲み込まれるという感じでしょうか。といっても慣れてきて味わっていると、きのこの香りも玉ねぎも甘味もたっぷりの野菜カレー。非常に美味しい、けど辛い。



本日の良心、かぼちゃ。
マトンはそれなりに辛く、いんげん豆はガッツリ辛く、後述のモージュもポルサンボルもしっかり辛いとなれば、必然的にかぼちゃだけが辛さを和らげてくれる心の拠り所なのです。ぽってり優しく甘く、色々な辛味を中和しつつまとめてくれます。そろそろかぼちゃカレーも終わりの時期でしょうかねぇ。



モージュ。多分モージュ。パイナップルが入ってるからモージュだろうという程度の認識ですがどうなでしょうか。いつもよりはダークさがなくてスイートチリっぽい印象もあります。でもまぁこれもしっかり辛い。甘辛酸のいずれの主張も強い味なのです。美味しいんだけど、量を間違えると他のカレーが吹き飛ぶ味。



パパダン。薄めと厚めの二種類が混じってます。珍しい。



ポルサンボル。
大きめの玉ねぎとトマトのアレンジは、ティッサさんのスタイルでしょうか。奥さんは玉ねぎは刻まれたホームデンだけで十分って言いますけど、僕的にはスライス玉ねぎがあるのも結構楽しい。まぁ翌日の口臭を心配するなら玉ねぎもかなり主張してますが。
そして玉ねぎの辛さだけじゃく、チリ的にもしっかり辛い。でもココナッツが一瞬だけそんなことないって風情を出すから、ついついガッツリ食べてしまうわけです。うまー。



サービスだよーって頂いたのはカトゥレット。
ランディワでは色々な揚げ物を食べてますが、この丸いカトゥレットは初めてです。魚味の主張がたっぷりで、胡椒がガツンと辛い。うまいなぁ、これはビールだ、ビールが欲しくなる。




締めの紅茶まで頂いて、本日も満腹なのでした。


ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222