2015年7月13日月曜日

バンセンストア - ヤムネーム・ゲンペッガイ

家でタイ風味の料理をよく作ると、やっぱり本場のガツンとくるタイ料理が食べたくなります。
ということで、バンセンストアさん。

ヤムネーム。
日本語メニューでは生豚ソーセージのサラダとなっていますが、ヤムネームという方が聞き慣れてる気もします。
きりりと効いた酸味、辛味に、塩気のキツイ、でも独特の風味が癖になるソーセージ。結構濃い味付けなんですが、別にご飯が欲しくなったりするわけでもなく、延々と貪り食うわけです。そして辛いと。
こういう料理は、それっぽい味付けは家で作れても、何かが違うって感じがあるんですね。いろいろと絶妙な配合があるんだろうなぁ。

それにしても不思議なのは、サラダなのにドレッシングがかかったサラダが添えてあるんですよ。ちょっと謎な絵面なんですが、辛さに対する箸休めだったりもして面白いのです。



鶏肉のレッドカレー、ゲンペッガイ。ゲーンって伸ばした方がいいのかどうなのかよくわかりませんが、メニュー通りの表記にしておきます。

そう言えば、バンセンストアさんでカレーを食べるのは実は初めてなんですね。我が家はかなり美味しいタイカレーのペーストが常備されていますし、なんならペースト自体も作ったりするので、それほどカレーには食指が動かないんです。でもやっぱり一度は食べておかねばってことで、家では作らないレッドカレーを。

甘い。かなりしっかり甘いんですね。でもそれを引き立ててるのは辛さなわけで、甘さがコーティングしてて辛味自体を直接感じなくても、ジリジリと辛さが回ってきます。気づくと頭皮に汗びっしょり。たっぷりの鶏肉はご飯が足りなくなるくらい入ってて、いやもう満腹になります。

バンセンストアさんのカレーにはちょっと謎な思い出がありまして、以前こちらで食べてる時にとある若者集団が来店しましてね、えぇ、カレーを頼むわけですよ。そしたら、ココナッツミルクが苦手だから、それは抜いてくださいって頼むんですよ。そりゃーマスター困惑。厨房へ聞きに行って、本当にいいんですねって確認をとり、まさかのココナッツミルク抜きカレーのオーダーが通ったんですよね。現物を見る前に退店しちゃったから結末は知らないんですが、あれは一体なんだったんだろうかと今でも不思議なのです。

学生時代、僕の先輩でチーズが食べられない人が、チーズ抜きのピザを注文したことがあったらしいので、世の中にはいろいろあるんだなという、えぇ、なんとも、えぇ。



毎回書いてる気がしますけど、タイ料理って食べるとしばらくずっと食べたくなるんですよ。困った困った。


バンセンストア
茨城県水戸市平戸町367-1
029-267-0273
月曜定休日

2015年7月11日土曜日

喜久成 - 冷やし花うどん・割子そば

久しぶりの喜久成さんです。

暑くなってきたら、こちらの冷たいうどんや蕎麦が食べたくなります。えぇ、のどごし最高ですから。


冷やし花うどん。
冬が終わって食べたいナンバーワンは、この冷やし花うどん。いつもは奥さんが食べてましたが、初めて自分でもがっつり食べます。

しいたけ、山菜などたっぷりの具材に、冷たい出汁をぶっかけるスタイル。ちょっと大目にわさびが付いてきますが、苦手じゃないならガッツリと入れたほうが清涼感が増して美味ですな。

こちらで食べる椎茸が毎度美味しくて、多分いままで食べたことある椎茸の煮物の中でも一番好きかもしれません。様々な味が混沌として美味しい中でも、この椎茸の香りは格別に香りますし、また味の中心なのです。



奥さんは初挑戦の割子そば。

これがまた想像以上に満足度の高い一品で、1500円という喜久成さんでは最高値の一品ですが、いやいや、安いくらいです。

5段の小盛りのお蕎麦に、5種類の相棒。なめこおろし、とろろ、めかぶ、いくらおろし。これだけでも十分なのに、およそ蕎麦の量に似合わないボリュームの天ぷら。

一椀の量はそれほどでもないのですが、5段こなすとかなりの満腹度。もうちょっと食べたいってくらいで味が変化しますから、多くてもさくっと完食できる一品です。




以前、京都でよく行ってた尾張屋さんという老舗のお蕎麦さんにも、宝来そばという名の割子そばがあるのですが、個人的には薬味のラインナップはこちらの方が好きですなぁ。今度は自分でも食べようっと。


喜久成
茨城県つくばみらい市細代295-2
0297-52-6266