2014年5月29日木曜日

菜々かまど - 魚料理とキビナゴの珍味たち

昨年の訪問以来、鹿児島に来たら必ず行こうと決めていたお店、菜々かまどさんに再び行くことが出来ました。

前回、鹿児島に来た初日にこちらにおじゃまして、ずっとこの味を引きずって過ごしてたのです。今回も初日。着いたその日に、正に鹿児島を味わいに行ったのでした。


真ツブ貝。
昨年常連さんに教えてもらった名物のひとつ。今回もスタートに頂くですよ。やっぱり絶妙の味付け。濃い目でも濃すぎず、つぶ貝の香りは高く。



首折れさば。
鹿児島に来たら食べなきゃいけないものひとつ。写真は、すでに数キレ食べちゃってますな。コリコリもちもちの食感は、鯖を食べてる感覚じゃありません。そして青魚の臭みなんて皆無です。



カンパチ。
こちらも鹿児島名物。鮮度の食感と、適度な熟成の濃厚な味。

鯖の時も思ったのですが、捌きたて魚は食感は面白いけど旨味が足りないことがよくあります。そこからどこまで美味しく熟成させるかが料理人の腕の見せ所なんだろうと思うのですが、菜々かまどさんはギリギリ鮮度も旨味もどちらも味わえる状態とでも言いましょうか。

あぁこれも数キレ食べた後の写真だ。



キビナゴ。
鹿児島名物の以下省略。この季節はキビナゴの旬のひとつ、産卵前。そんなことは知らずに頂いていますが、後にビックリのサプライズが。



キビナゴの真子と白子。
この時期ならではの珍味。小さくても主張のある濃い味、でもその旨味の割に爽やかな後味。何よりこの繊細な仕事に感服なのです。



キビナゴの骨付き。
前回、飲兵衛はこっちの方が好きかもって出して頂いたのですが、今回もその話をしたら頂いてしまった。やっぱり骨の旨味がある方が好みでございます。



菜々かまど名物のさつま揚げ。
今回も当然オーダー。トビウオはナメロウにすると最高に美味しいのですが、系譜としては同じですな。要するに、練り物が良い魚なんですね。

鹿児島市内の魚屋さんで、トビウオは本当によく目にしました。そして食べ方はさつま揚げを作れと。菜々かまどさんのほど美味しくできる気はしませんけど、今度トビウオを見たらやってみよう。



ゴーヤの醤油揉みを頂き、さっぱりと締め。



本日も大変満足させて頂きました。鹿児島の初日は菜々かまどさん、もうこれ決定事項なのです。


菜々かまど
鹿児島市山之口町10-18
099-225-7588

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