利根町の有名店、浜屋さんです。随分久しぶりの訪問ですが、(失礼極まりない話ですが)記憶より美味しかったので書くことにしました。
魚介系のコッテリスープは、好みの問題なのか、これといってハマるポイントがないんですよ。
そのため、食べてる時は美味しいと思っても再訪したいほどにはならず、実際に2回行ったお店が皆無だったのです。
この日は利根町方向に用事があったこともありまして、久しぶりだし印象も変わるかなともう一度味わってみたら、これがまぁなかなか美味しかったんですよ。
特製中華そば。
チャーシューと海苔の枚数が増量され、味玉が乗るバージョン。メンマも増えてるのかな?
スープはとろみを感じる濃厚魚介出汁。(奥さんのを貰って)前回食べた時は、粉が舌にあたってちょっとやりすぎやろって記憶なんですが、今回はその粉っぽさはギリギリのライン。
アタックに酸味を感じるタイプだけど、魚介の味がそれを引きずらなくてまとまりが良い。出汁の濃さと塩気、醤油風味のバランスは良く、なんだかんだで結構癖になる。
麺は自家製麺の太麺ストレート。もちもちとした食感が良く、それでいて喉越しもよい愛すべきクオリティ。麺の太さと感覚は稲庭うどんを彷彿とさせる印象ですが、奥さんには違うやろって怒られましたが、えぇ。
ともかく、この麺は迫力があって濃厚なスープに負けない。ストレート麺だからスープへの絡みがいまいちかなと思いきや、スープの粘度が適切でなかなか良い具合に絡んでくれます。
欠点は、この美味しい麺の香りはスープに隠れて一切しないことでしょうか。この点は、つけ麺を食べると解消されるのかもしれません。
ちなみに大盛りで50円、特盛りで100円の値段は、麺喰いにはとても嬉しい。
チャーシュー。
肉の部分はしっかり食感、油の部分はプリっと食感。味付けはしっかり目。
惜しいのはちと薄めに切りすぎてて、存在感が中途半端なこと。個人的には勿体無いと思ってしまう。
メンマ。
細め小さめですが柔らかく筋がマイルドなよろしい食感。まぁでも取り立ててそれ以上でもなく。
味玉。
これ自体は美味しかったけど、スープに対して存在意義がいまいち見えない。あってもなくてもどっちでもになっちゃうなぁと。
海苔。
これはこのコッテリスープに相性が良く、たまのアクセントとして最適です。
オプションの海老辛子。
奥さんが頼んだので、残りを貰って途中で投入しました。
うーん、入れない方が良かったなぁ。辛味がスープの色々な旨みを消し去って、なんだか薄くなったというか物足りなくなった印象。
むしろこれを入れて判ったのは、元々のスープはめっちゃ美味しかったんだなぁと。濃いから飽きたら味を変えようかななんて思ってましたが、飽きてないのに興味本位で入れてゴメンナサイということでした。
ちなみに普通の中華そばはこんな感じ。
なんだかあんまり褒めてないような書きっぷりですが、結論は麺とスープがそのままでとても美味しいということでして、個人的にはトッピングのことは置いておいた評価なわけです。
奥さんの記憶では、僕は初めて訪問した時につけ麺を食べたらしいんです。まぁ自分では正直何食べたかすら覚えてないんですよね。まぁそれくらい当時は普通だったと。
でも今回の中華そばは(海老辛子を入れるまでは)とても美味しく、また絶妙に粉々しいスープと共に、もぎゅもぎゅと麺を噛み締めたいなぁと思った次第でございます。
浜屋
茨城県北相馬郡利根町横須賀1171-2
0297-68-6342
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