2013年9月25日水曜日

カラチの空 - ハリーム・マトンコルマ・マトンビリヤニ

八潮にある有名なパキスタンレストラン、カラチの空さんにお邪魔して来ました。
東京近郊のパキスタン料理の話になると、よく話題に上がる有名店でございます。

お目当てはハリームでして、我が家の近場のパキスタンレストランでは見ない一品。
というのを奥さんが言ってまして、へーそーなんだーと思いつつ行ったわけなんです。

結構広い店内。整然とテーブルが並び、ホワイトボードには本日のメニューがウルドゥー語で並んでます。

本当はハリームとカラヒをお願いしようと思ってたら、カラヒは時間が掛かるんですね。Handiレストランさんと同じく、要予約な感じです。ということで、大人しくコルマをオーダー。相棒はロティです。


ハリーム。
いやー、初めて食べましたがビックリの体験です。なんですかこの謎の粘り気。元が肉と豆とは思えない謎食感。そしてスパイスと混じって謎の味。美味いんですよ、すっごく。でもなんとも形容し難いものです。



付け合せに、青唐辛子、フライドオニオン、生姜、レモンなんかが付いてきてまして、適宜まぜまぜ。青唐辛子の辛さはかなり危険でして、ちょっと入れ過ぎると汗と涙なくして食べられませんでしたが、もともとの味はそれほど辛くなく。

とにかく、ねっとりねばーの食感とコクがやみつきで、そしてスープじゃないからかなりお腹にたまります。でも完食。当然完食の美味しさ。



マトンコルマ。
こちらもかなりパンチの効いた味。でも結構シンプル。まぁハリームと比べるとって話ですが。マトンがホロホロでジューシー。そして骨からの出汁がよく効いた、これまたかなり迫力のある味です。



ロティ。
粉っぽさが強く、また焼きがしっかりしている印象。普通に美味しかったけど、冷めると妙に硬くなったのはなんでだろうか。



ナン。
少し甘く少しオイル。割りと好みでした。というか、ロティよりナンの方が粉がよく香り、今日のカレーのどちらにも相性が良かったのかもしれません。



どちらも派手できらびやかな味。なので、本場のレストランの味なんでしょうね。パンチが効いて、判りやすい美味しさでしたが、終盤その派手さに飽きるという側面もありつつ。っていうか塩が効きすぎやねん。

それでも、ガッツリスパイスの味に、ボリュームも文句のつけようがない量。満足度は非常に高かったです。

持ち帰りでマトンビリヤニをお願いしておきました。ちゃんとライタがついてくるのが嬉しい。マーフレストランのビリヤニは大好きなんですが、ライタがついてこないのだけがちょっと不満なんですよね。

ということで、夕食はビリヤニ。写真撮るの忘れた。
美味しい。とても美味しいけどやっぱり塩がキツメに感じる。ライタをかけるとちょうどいいからまぁ間違ってはないんだろうけど、ライタ有り無しの2種類の味を楽しみたい人にとってはちともったいないと言いますか。


さすが名店の名高いお店でございましたが、マーフレストランの家庭っぷりに慣れてきた身には、ちょっと派手すぎる味でした。
逆に言えば、パキスタン料理の魅力を誰かに伝える際には、こちらのお店に連れて行きたいなぁと思う完成度の高い美味しさなわけでございます。
こう思うと、Handiレストランはその中間で派手よりといった感じでしょうか。CHASKAも同じく中間で家庭よりかな。

まぁともかく、初めてのハリームにガッツリしてやられたのも事実でございまして、これはまたどこかで食べたいものです。えぇ、カラチの空さん、一番の問題は遠いことでございまして。


カラチの空
埼玉県八潮市中央1-7-11
048-933-9888

2 件のコメント:

  1. こんばんは。

    ハリーム、ハンディーだと月曜日に食べられますよ。カラチの空よりは軽い感じなので食べやすいかもしれません。
    パキスタンでは朝食にハリームを食べるらしいのですが、こんな重いものを?という感じですよね。

    ナーンの方が相性がいいかもしれないとありましたが、ハリームはナーンで食べるというのが一般的だとパキスタン人に聞いたことがあります。

    カラチの空はボリューム的にはパキスタン料理店でも一番でしょうね。そもそもカレーが入っている器がでかい!

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    1. KHANAさん、情報ありがとうございます。

      ハンディーの月曜日、都合をつけて行ってみます。
      ハリーム、癖になる食感と味ですよね。身近に食べれるとはありがたいかぎりです。

      ナンとロティの使い分け、パキスタンの人々の中ではある程度決まってるんでしょうね。
      我が家は特に気にせずロティを選択することが多いのですが、マーフレストランでもこれはナンで食べるものだって教えてもらうことがあります。そういう伝統なのか感覚なのか、現地のスタイルは興味深いですよね。

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