2013年9月13日金曜日

マーフレストラン - ベーガンアル・チキンジャルフレジ・キール・マトンプラオ・チキンチャルガ

茨城県西方面に行った帰り、無性にカレーが食べたくなりマーフレストランさんへ。
17:30頃に前を通るとまだClosedに。確か18:00からでしたか。
ということで、近所でお買い物とかして時間を潰し、18:10頃に再び訪問。

まだClosedですよ…あ、シェフがいる。クリケット?…してるの?
大丈夫ですよーと、札をOpenにしながら招いてくれました。

珍しく給仕のジャンさんがいなくて、シェフがオーダーを聞いてくれました。
ベーガンアルとチキンジャルフレジをここで食べて、プラオとチキンチャルガは持ち帰りますと。
あ、チャパティは3枚お願いしました。

そうそう、メニューにはロティと書いてあるのでロティって言ったんですが、シェフにもチャパティですねって念を押されます。以前、ジャンさんにもチャパティ?って聞き直されたんですが、なんですか、ロティとチャパティは違うんですか?そしてメニューは間違ってるんですか?いまいちよくわかりません。今度ゆっくり聞かねばいけません。

しばらく待ってるとジャンさんも登場。相変わらずのテンションですが、散髪してスッキリした頭になってまして、男前度が増しております。

ちょうどテレビでホッケーをやってて、パキスタンでポピュラーなスポーツってなんなの?って話をしばし。クリケット、ホッケーだねと。後はスカッシュかなと。
なるほど、クリケットですが。イギリス領だっただけありますねぇ。

さてさて、そんな雑談にお付き合い頂いている間に、カレーが登場です。

ベーガンアル。
初回訪問時に食べたものよりちょっと辛くてキリリとした味。あの時はチキンカラヒのパンチが印象的でしたから、ベーガンアルはジャガイモのせいもあり優しい印象だったのでしょうか。
まぁともかく今日も美味しい。炒めたりするのに油は使ってるんでしょうけど、全体としては油分が少ないさらりとした味わい。トマトっぽい酸味が少し香り、スパイスがキツくなく、いやまぁキツくてもいいんですが、とにかく刺激だけに終始しない味わい。



チキンジャルフレジ。
えぇ、写真を撮るのを忘れてましたから、ほぼ残骸です。もっと玉ねぎとピーマンが入ってます。
っていうか、このスープ状態ってジャルフレジなんでしょうか…こちらも酸味が効いて、更にさっぱりとした味。
ジャンさんと話してて、聞き間違いじゃなければジャルフレジはフレンチ由来なんだと言ってましたがそうなんでしょうか。色々検索しましたが、そんな話は全く聞かず、さらに言えば今はイギリスのインド料理の定番とか書いてありますけど…
とまぁ、なんだか本当にジャルフレジだったのかどうか怪しいままではありますが、これ自体はいたって美味しかった。さっぱり感が強くて、ほんと毎日食べられる味です。



テイクアウトの待ち時間がありそうだったので、キールを追加オーダー。
僕は初めてなんですよね、これ。牛乳飲めないし、甘いって聞くから怖くて触手が伸びませんでしたが、なんとなく食べてみたくなったんです。

そして激ウマ。いやー、ビックリ。他で食べたことないので甘さの加減がどの程度なのかわかりませんが、これはお米と牛乳由来の甘さが引き立つような、穏やかな甘さ。牛乳臭さは苦手な人にはギリギリのラインですが、それを上回る美味しさ。お米がもち米のようにもちゅっと癖になる食感でして、いやまぁ不思議な食べ物です。

シェフと給仕のジャンさんに、キールはビリヤニとかで使うお米と別物なの?って聞いたら、削ってある(grinded)んだと。へー、そういうものなんですね。牛乳を半分になるくらいまで煮詰めて作るんだよって。なるほどー、色々と手間かかってるんですねぇ。



そんなこんなで満足して、お土産を持って帰宅でございます。

プラオ。これで半分弱の量。相変わらずの盛りの良さです。
Handiレストランで食べたときとはまた違った、ケチャップライスは言い過ぎだけどそんな風情漂う炒め飯。パラパラの食感ではなくて、オイルとペーストのせいなのか結構しっとり。
そんな風情のしっかりとした味付けですが、口の中ではスパイスが混じった複雑な味が楽しめます。なんでしょうねぇ、このやみつき感。食べても食べても、まだ食べられる気がします。

ビリヤニかプラオか、これはどっちを選ぶか難しいところですが、個人的にはビリヤニはマーフレストラン、プラオはHandiレストランが好みでございました。



チキンチャルガ。
前回の訪問時にも、これは美味いからオススメだと言われた一品。パキスタンでは鶏肉が一番のごちそうだと聞いたことがありますが、そのイメージもあってのことなんでしょうか。

決して小さくないサイズの丸鶏。非常にしっかりと脂が落ちていて、しっとりしつつあっさりとした肉質です。ジャンさんにも、これは脂を落として焼いているからヘルシーだって前回言われたんでした。

味は表面にしっかりのスパイスでかなり辛め。タンドリーチキンのようにしっかり漬け込んだ味を想像するとちょっと違うと思うかもしれませんが、そもそも味付け自体が全く別物です。これはこれとして非常に美味しい。表面数ミリに染み込んだ味は、結構厚めに切った大きめの部位でも主張する味わいです。

でもまぁ夫婦2人で食べるものじゃないですね。さすがにこのサイズは1食で食べきれません。もっと大人数でつまみたいですね。まぁ部位の取り合いになりそうですけど。



ちなみに、持ち帰り分含めてお会計は2500円。正直、意味のわからない破壊的な価格です。
モスク併設のレストランだから、こんな値段で大丈夫ってことなんでしょうか。いや、本当に大丈夫なんでしょうかと、勝手に心配してしまいます。


マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8

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