Facebookで新作が始まりますと読んだからには、それは試さないといけないわけでして、久しぶりにお茶の木村園さんにお邪魔して来ました。
お茶の木村園さんでは1年を通して天然氷のかき氷を提供されるとのことでして、秋には秋の味が追加になったということなのです。
栗。
栗、へぇ、かき氷のシロップにねぇ、なんて思いつつ、秋のかき氷というのは今まで考えもしませんでしたが、どんな感じになるのでしょうか。
実は我々が初めての栗の客とのことでして、お話を伺うとまだどういう形で提供するのが一番いいか試行錯誤の最中なんだとか。
栗のシロップだけでもいいですし、他のかき氷のトッピングでも出来ますよとのことで、まずは奥さんが栗をそのまま頂くことにしました。
乗せる量も調整中で、今回は特盛りですとのこと。まぁ初回だけの特権です。
甘露煮の栗は十分な甘さがあってもどこかホクホク感があり、砂糖べっとりの感じはない絶妙な加減。
栗本体を食べずシロップだけで氷を食べると、ほんのりと栗が香る、かき氷では普通味わえない奥行きのある味が楽しめます。
一方で、粘度が高いシロップは氷に染み込みにくく、というかほとんど染み込まず、どうしてもシロップの有無がはっきりしてしまうという欠点もあるんですね。
ちなみに栗は器の底にも敷いてあって、全体では十分な量があるんです。いや贅沢。
ちなみに僕は抹茶。
栗を貰って乗せてみる。
いやぁ、これすっごく合う。小豆とはまたひと味違った香ばしさと甘みで、個人的には小豆よりもお茶の香りとのコラボレーションが楽しい。まぁ新しい味だから今のところそう思うのかもしれませんが、相性がいいのは確かな話でございます。
食後にお店の方と話してて、もっとピューレ状にして氷との層にした方がいいだの、大きい栗はリッチだけど食べにくいだの勝手なことをお伝えしておきましたが、この先どんな感じにアレンジされていくのか楽しみでございます。
夏休みも終わり、ついでに台風の後は涼しくなったこともあり、店内はお客さんも少なくゆっくりと頂くことができました。
そのおかげでしょうか、氷を掻くのも急かされることなく出来たからなのか、今日の氷のクオリティはめちゃくちゃ高かったです。
トロっととろける食感で、さすがに終盤の溶けた氷水は冷たく感じるものの、序盤から中盤にかけての氷を頬張っても口の中が冷たくならない様は、いやはや今年一番美味しいかき氷でございました。
まだまだ、生果実のシロップにも、桃・アールスメロン・キウイ・いちじくが追加の予定とのことですから、これなら残暑が厳しくても楽しみが増えるなぁなんて、デブにもあるまじきことを思ってしまったりなんです。
茶の木村園
茨城県つくば市春日4-7-9
029-852-7575
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