数年前からちょくちょくお邪魔してる魚屋さん、小倉鮮魚店さん。
その日揚がった地物の魚だけを販売される、世間一般の魚屋さんとはちょっと違ったお店です。
我が家は鹿島タコを探してたときに見つけたのが始まりで、季節毎に色々とオススメの魚などを頂くようになりました。以前書いた平目とか鹿島タコもこちらで購入したものなんです。すっかり常連になってますけど、遠いからなかなか行けない。
さて、この時期はしらす漁が始まりました。こちらの釜揚げしらすはもう絶品なんです。
ふかふかの茹で具合、しっかり目で癖になる塩加減と、我が家はもうここ以外ではしらすを買わなくなっちゃいました。漁港の近くで売ってたりするのを味見しても、こちらのほどの感動がないんですよね。食感も味も。
山盛り入れてくれるパックが500円という超破格なのもびっくりなんですけど、こんなに食べれるかなって思った矢先に無くなってること請け合いでございます。
ちなみに漁が始まって最初だからなのか、今回のはかなり大きめです。もっと細かい時もあります。個人的には大きいほうがふかふか具合が楽しいので、これくらいが嬉しい。
オーソドックスに炊きたてご飯に乗せて。
セロリとにんにくでアヒージョを作り、というか奥さんが作ってくれるので、それをご飯に乗っけて。
小倉鮮魚店さんの釜揚げしらすは、春と初夏と秋の年三回シーズンがあります。
初夏のしらすは、我が家ではゴーヤと一緒にアヒージョにするのが定番です。ゴーヤがない時期にはいろんな野菜で試してるんですけど、やはりゴーヤに優る味はないのが現状。でもまぁセロリは次点ですかね。香味が強い野菜だと美味しいですな。
ご飯に乗せて刻み海苔も振ってみたり。
ご飯と絡めれば美味しくないわけがないんですが、我が家のもう一つの定番がしらすトースト。
吉田秋生さんの海街diaryの4巻で教わったメニューです。
ものすごくタイミングのいいことに、マンガ食堂さんが記事にされてますので詳しくはそちらを。
マンガ食堂さんでは、しらすの前乗せ後乗せまで比較されてますが、我が家は何の疑問も持たずにずっと前乗せで作ってました。さすがです。考えもしなかった。
しかし2011年8月に発売の4巻で知ったってことは、まだ1年半とかなんですよね、作り始めてから。でもなんか子供の頃から食べてる味に感じるのが不思議です。
そうそう、もう一つマンガ食堂さんが書いてらっしゃいますけど、バターとしらすの相性って半端ないんですよね。我が家はっていうか僕は、深夜食堂の3巻のバターライスの回を読んで以降、しらすバターライスが定番です。すっごく太りそうですけど。っていうか太ったんですけどね。
(あ、マンガ食堂さんはバターライスも記事にされてますね)
その場合は醤油はかけません。バターとしらすの塩味で頂きます。
ちなみに小倉鮮魚店さんは切り身になってたりパックになってたりって売り方じゃなくて、基本は一匹単位の販売です。
捌くのなんかは、すごい暇そうな時しかやってもらえないと思ったほうが正解。活け〆はやってくれますけど。
また、売ってるお魚は完全にその日の漁の状況次第です。あと、料理店の方なんかが取り置いてもらってたり纏めて買ったりと、魚があっても飛び込みでは買えないなんてこともあります。
必ず電話で確認して、自分で捌くつもりで買いに行かれれることをおすすめします。
僕はこちらで魚を買うようになって随分鍛えられました。
小倉鮮魚店
茨城県鹿嶋市小山476
0299690122
0 件のコメント:
コメントを投稿