2013年4月24日水曜日

アンチョビを作る、2013冬 二度目の味見

作ってから二ヶ月半我慢しました。もういいでしょう、さすがにいいでしょう。
二度目の味見をしてみます。

仕込んだ時:アンチョビを作る、2013冬 仕込み
1回目の味見:アンチョビを作る、2013冬 はじめての味見


見た目はそれほど変わってない、気がする。若干、脂の塊とか結晶が出来てきてる部分がある。
カビじゃないといいなぁ。よくみれば汁の色もちょっと濃いかな。



フタを開ける。

めっちゃ良い香り。発酵した濃厚な魚の香り。いやこれ成功でしょ。



一尾取り出して、骨とヒレを取り除いてみる。
うーん、まだ身離れはよくないなぁ。っていうか、完成形だと身離れがいいのかどうかもよくわかってないですけど。

前回はまだ完全な魚の身って状態だったけど、今は押すと崩れるくらいには発酵してる。でもまだ生魚の身ですって感じのねっとりした感触もある。

皮を取ってオイルに漬けるって書いてあるのをよく見るんだけど、どう考えてもこの状態の皮は取れない。すぐに切れてしまう。どうしたもんかとキッチンペーパーで拭うと簡単に取れる。でも薄っすら皮の跡は残るから、完全には取りきれてないなぁ。
まぁ皮付きでも構わないとか、むしろ皮目の脂が旨いとか書いてるのも見るから、まぁこれは好みなんだろうな、ということで気にしないでおこう。



かじる。

美味い。めっちゃ美味い。

前回と同じくらい塩辛いんだけど、ちゃんと発酵して旨味がすごくあるから、塩辛くても食べられてしまう。っていうかこのままアテに出来るやん。


さて順調に発酵してきたわけですが、まだ生々しい感じが残ってるからもう少し寝かせておくことに閣議決定。暖かくなってきたから二週間くらいかな。また様子を見よう。



味見での残ったアンチョビは、その後市販のアンチョビと一緒にアンチョビキャベツを作ったんですよね。市販のと違って、まだ油に溶け込んでいかないんですよ。やっぱりまだ発酵が足りないことが証明されてしまいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿