2013年12月18日水曜日

滷味を楽しむ、2013晩秋

滷味、ルーウェイ、るーうぇい。なんでしょうか、無理やり言うなら台湾風おでんとでも。えぇ、多分違うって怒られますが。

イマイチ定義が判ってません。具は何が入るのが定番なんでしょうかね。私的には金陵さんのモツなんです。

そんな滷味のベースとなるスープには、種々の漢方というかスパイス達が入っています。台湾に行くと色々なお店で独自の調合だったりするんだそうですが、最近はお手軽に使える出汁パック的なものとして売られてるんだそうです。
そんなわけで、奥さんが台湾の友人に頼んで入手したのがこちら。
カルフールのやつだから特別なものでもないし、言うならトップバリューとかそんな程度のものだそうです。それくらい台湾では一般的なんですねぇ。




お茶パックみたいなもんです。



ということで、自宅で滷味を楽しむのであります。まぁ僕は一切何にもしてませんけど。

今回の食材は、豚の耳、豚の舌、豚のハツ、牛のハチノス、鶏砂肝、鴨肉、タマゴでございます。
奥さんがじみじみと下茹でして臭みを抜いて、煮込んだかわいこちゃん達。たまらんですなぁ。



細かく切ってみたところ。タマゴから時計回りに、豚耳、鴨肉、豚舌、ハチノス、豚ハツ。真ん中に砂肝。

金陵さんの味とはまたちょっと違いますが、軽く八角が香り、そしてヒトコトでは言い表せない独特の漢方スープ。醤油ベースの味付けですが、それはあくまでベースであって味の主役は漢方達なんです。



他にも、鶏手羽や鶏ハツなんかを追加したり、締めには豚ミンチを煮込んでお手軽魯肉飯を楽しんだりと、スープの最後の一滴まで楽しめます。

作った本人は早々に飽きてましたけど、僕は全く飽きないしめちゃ美味い。内臓類でも脂が多い部分はありませんし、浮いた脂は取り除いてますから、実は結構あっさりとしてるんです。

日本酒に良し、焼酎に良し、もちろんビールにも良しと、言うことナシの名おつまみでございます。
しかも豚の内臓って安いんよね。たっぷり作っても2000円もかからない。これで2週間くらいのおつまみになるわけですから、是非にも常備菜にして頂きたいものでございます。

まぁ食べるだけだからこう言えるのかもしれませんが、下茹でからやると結構めんどくさいですからねぇ。

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