スペイン菓子ってなんぞやって感じなのですが、こちらのお店では、マンテカードというアンダルシア地方のお菓子と、その派生バージョンのポルボロンがメインの商品のようです。
ということで、マンテカード4種類とポルボロンを頂いてみました。
いずれも、ほろっと砕けてふわっとくちどけの、いやはや初めましての口当たり。口に広がるのは粉の香りを中心にそれぞれのフレーバー。とにかく粉々しくて美味しいんですね。粉物好きには至高の食感でした。
マンテカード、アーモンド味。
ローステッドなアーモンドの香りが芳ばしい。美味しさという点では一番わかりやすい印象です。
マンテカード、オリーブ味。
マンテカードはラードで練ってあるのですが、代わりにオリーブオイルを使ったバージョン。奥さんはちょっと青い香りが気になるって言ってますが、僕は今回の5種類の中で一番好みでした。オリーブオイルの香りと粉の香りの交じり合った美味しさがたまらんですよ。
マンテカード、チョコレート味。
このチョコレートがまためちゃくちゃ上品で濃厚。粉のホロホロ感は他のと同じなのに、チョコレートがなんでこんなに濃厚になるんだろうかという不思議な印象なのです。いやー、チョコレート食べてるようなクッキー食べてるような、実際には全然違う印象で素敵。
マンテカード、ヘーゼルナッツ味。
穏やかに香り、粉の香りが一番楽しめる印象でしょうか。全体としてはちょっとぼやけたかもしれません。ある意味、粉物としてはそのぼんやりとした粉っぽさが真骨頂でもありますが。
ポルボロン。
シナモン、アニス、そんな香りがたっぷり。素朴さはこれが一番でしょうか。
まず食感が面白くて、その後に上質の粉を楽しめるちょっと贅沢なお菓子でした。しょっちゅう食べるには値段含めあれなんですが、定期的に食べたくなることは必定。そしてお遣い物にもとてもよい商品と出会えた次第です。
でも夏の食べ物じゃないな。秋から冬にかけて、温かい飲み物と共に頂きたいものです。ちょっと調べると、クリスマスが近づいて、ポルボロンがお店に並び始めたなんて話も目にしますから。
ドゥルセ・ミーナ
茨城県守谷市ひがし野3-11-2
0297-45-2740
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