明日、ハリームがあるけど来るか？
イエース、行きますよー、もちろんですよー、電話ありがとーってことなんです。
ちょっと前にマーフレストランにお邪魔したとき、ハリームは作んないの？って聞いたんですよね。作るけど時間かかるからしょっちゅう作るわけじゃないと。でもまぁ作ったら電話するよとのことで、今回のご案内なわけなんです。
そんなわけで、ランチタイムの真っ只中、いそいそとマーフレストランへお邪魔して来ました。
挨拶して握手してハグして席に。今日は当然メニューも出てきません。
程なくしてハリーム登場。
薬味もたっぷり。写真撮ってないですけど、レモン汁も当然ありますし、カレーパコラの時と同じくスパイスも。多分チャートマサラって言ってたと思う。
薬味類を乗っけて、ちょっとマサラをふりかけ、レモン果汁を垂らしてまぜまぜまぜまぜ。
カラチの空さんで食べた時ほどのねっとりとした成分はなく、キツメのトロリといった感じ。
少し残ってる肉の破片は、口に入れると溶けきる。
ピリッとした味の奥には複雑なスパイスの旨み。豆味が漂ったと思ったら肉汁の濃厚な旨みがあり、肉汁を味わってると豆が粉々しく香る。たまにふわっとコリアンダーが香り、少し味わいに波風を立てるかのよう。
薬味類にたっぷり絡めて食べると、フレッシュな青さと濃厚な肉豆のコラボレーションがたまりません。
カラチの空さんで食べたときの玉ねぎはフライドなんですが、今回は生。生玉ねぎはなかなか刺激が強いなぁと思ってたんですが、好みは確実に今回のでした。
なんて言ったらいいんでしょうか、こう、調理の果てとでも言うべき煮込みの極地と、対極にある生の青々しさ。このせめぎ合いが面白く、豊かな味となってくれるわけなんです。
カラチの空さんにお邪魔した際の記事にコメント頂いた通り、特に聞かれることなくナンが登場です。もちっとしたナンで包めば、粉と薬味と豆と肉という複雑な香りが口の中に広がります。
いやもう、ここ最近のパキスタン料理で一番の美味しさ。めちゃくちゃハマりました。
帰りに厨房で鍋を見せてもらいましたが、結構なサイズの大鍋にたっぷりと作ってあります。この量を4,5時間煮込み続けるのはなかなか大変でしょうし、量を作るからこその美味しさでもあります。
ハリームはいろんな行事で作るけど、本格的にやるときはもっとすごい大鍋で作るんだとか。あんなのは小さい鍋だってジャンさんは言いますから、そういう時のハリームも是非頂いてみたいものです。まぁ電話するよって言ってくれてますから、その時を楽しみに待つ次第なんです。
マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8
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