さて、マーフレストランさんもなんだかんだで結構いろんなメニューを食べてきました。最近判ったのは、手早くサーブするためのカレーがメニューとは別にあるということ。
なので今日はスペシャル何?って聞いてそれをお願いしたわけです。
山盛りのバスマティライス。ちなみに写真が一人分です。
マーフレストランで味のついてないご飯を頂くのは初めてです。まぁ味が付いてないというのは語弊があって、スパイスライスなわけですが。
クミン、クローブ、フェンネルあたりでしょうかね。バスマティの元々の香りに絡まるスパイス風味、これだけで食べても満足度が高いご飯です。
給仕のジャンさんと話してたら、やっぱり日本のお米はべたついていまいちだと。バスマティが美味いよねって。
ランディワで手食するときは、日本米の方が粘ってくれるおかげで食べやすいという手食初心者ならではの理由があります。スリランカカレーが手食の方が美味しい理由の一つに、混ぜて食べるのが重要ということもあるんですね。混ぜるには、スプーンでやるよりも圧倒的に手のほうが簡単だし上手にできるんです。
というか、混ぜて食べないのかな?どうなのかな?
そもそも、パキスタンでは現在はどれくらいの人が手食するのでしょうか。都会の人とか若い人は段々手食をしなくなってるとかあるのでしょうか。
スリランカでも段々少なくなってるという話を耳にしましたが、はてさて各国の事情はどんなもんでしょうかね。
そう言えば、初めてマーフレストランに行った時にビリヤニを全員で手食で食べたことを思い出しました。
ジャンさんが、手食の方が美味いから良いことだみたいな感じで、日本人集団が(割りと)慣れた手つきで食べるのを嬉しそうに見ててくれたんでした。今回はスプーンで食べちゃったからもったいなかったなー。
カレーは豆カレー。
ひき割りを更に潰した感じです。見た目にはつぶつぶが残ってるのですが、口に入れると溶ける柔らかさ。青いチリが結構はいってて、実は結構辛いからクセモノです。
それほど一杯かかってるわけじゃないコリアンダーが、たまにフッとアクセントとして香ってくれて、たっぷり使わなくても効果的だなぁと感心しきり。
オイル感じがなくて、食べてて判るお腹への優しさ。スプーンが止まりません。
明らかにご飯に対してカレーが少ないわけですが、ジャンさんわかってます。おかわりはサービスするから遠慮なく言えと。えぇ、遠慮なく頂きましたよ。2杯目。
バスマティライスだと日本米より圧倒的に軽くて、意外と山盛りでも食べきれてしまいます。
まったく味に飽きることなく食べ進めてたんですが、途中でジャンさんがピクルスを持ってきてくれました。
人参を中心に、マンゴーとチリが混ざったミックスピクルス。
あまり日本ではあまり馴染みがないタイプの発酵臭。結構強烈ですが個人的には嫌な感じではない。
味は辛くて相当酸っぱい。単体で食べるには梅干しクラスの酸味耐性が必要です。ところがこれを適当に細かく切ってカレーと一緒に食べると、いやまぁこれがなかなかどうして癖になる組合せでして。別に2杯目でも豆カレーの味に飽きてはないのですが、これはこれで新しい味。ちまちま刻んで食べてました。まぁ奥さんはドハマりしてめっちゃ食べてましたけど。
ジャンさん曰く、パキスタンでは女性が大好きなものなんだと。なるほど、こういう酸味は万国共通で女性が好む味ですな。
しかし書いてる間にも思い出してジュワって唾液が出ます。えぇレモン効果の条件反射でございます。
日本語のラベルが貼ってあるということは、ジャンさんこれは日本で買ったんですね。
ちなみに訪れた日はムスリム社会では重要なイードゥルアズハーの前日。テレビにもLive中継でその様子が移されています。
そんなわけで、翌日は関東圏のムスリムの皆さんがここに集まるんだとか。なるほど、だから訪れた時にみんなで掃除してたんですね。そして表も裏も、みんな駐車場になるとか。
そうそう、新しいシェフがいらっしゃってました。すいません、名前を伺ったのに忘れてしまいました。今度もう一度聞こう。
新しいシェフはアフマドさんと同じく新宿のカラチで働いてたんだとか。そのころ、NHKの取材でテレビにも出たんだって写真を見せてくれました。
ちなみに前からいるシェフのアフマドさんも、もちろんいらっしゃいます。
さて、マーフレストランに行った日は夜ご飯も買って帰ります。
マトンビリヤニ。今日はちょっと味が薄かった。
チャプリーカバーブ。前回に比べて具だくさんで、揚げた感じが薄い。これはこれで美味しい。
魚のフライ2種。
相変わらずここの魚フライは衣が美味いなぁ。でもやっぱり揚げたてがいいから、揚げ物は行った時に食べよう。
そんなわけで、1日どっぷりマーフレストランな食事でございました。満足満足。
マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8
0 件のコメント:
コメントを投稿