2013年10月29日火曜日

大河 - チャーシューメンこってり・醤油ラーメン

割りとマイナーな場所にあるのに行列が絶えない有名店、大河さんにようやくお邪魔して来ました。

存在を知ってから早数年。ちょっと遅目に行くともう閉まってるし、お昼時は行列。なかなかおじゃま出来なかったんですが、この日はちょうど開店時間頃に近くにいたので、これならそんなに並ばずいけるんじゃなかろうかと。

開店10分前に到着。まだ誰もいない。並ぶ。次第に人が増える。おぉ、みんな開店時間を狙ってくるんですねぇ。

最近は滅多に食べないこってりを、開店後しばらくで売り切れるというチャーシューメンで。奥さんはスタンダードな醤油を。


チャーシューメンこってり。

浮きまくる背脂。これは、ちょっとなかなかおっさんには厳しいかと思いきや、意外とベースのスープはあっさりしてる。まぁあっさりは言い過ぎにしても、表面の油+背脂がコッテリさを演出しているタイプなんですね。
ベースのスープも単純な醤油味ではなく、若干の濁りと共に奥深い味わい。醤油辛いわけじゃないけど、味全体はかなり濃い目。白眉は焦がしネギですね。この香りがスープを飽きさせない。
かなりの油/脂の割に、結構な量飲めてしまう、というかご飯欲しかったなぁ。

麺は中太の縮れ麺。程よくスープが絡み、かと言って重たくならない若干細め。湯で加減がかなり好みでした。

チャーシューがすごいと評判でしたが、確かに人気があるのは判るですよ。柔らかだけどホロホロとも違い、ワイルドだけどぶりぶりの食感とは縁遠く。ちょっと他店の有名チャーシューとは違うタイプでした。
チャーシュー自体の味付けは非常に薄く、単体で食べると塩気のない豚味全開。これをスープと絡めると柔らか食感の隙間にしみたスープと肉汁がいい具合にマッチします。なのでチャーシュー単品を食べたらそんなに?っていうか味は…って感じるんですけど、あくまでラーメンの中のチャーシューとするとなかなかよそにはないタイプでございました。
しかしちとコッテリにチャーシューは、脂的に厳しい物があるのも事実。次回は醤油ラーメンか味噌ラーメンのチャーシューを食べよう。



醤油ラーメン。
こってりから背脂を抜いたバージョンなんでしょうか。こちらのほうが醤油辛さが立ってしまうので、スープはコッテリの方が美味しく感じる。
とは言え、全体としてはこちらのほうが食べやすく、スープの味もよく分かる。エビ系のような芳ばしい出汁なのかな、コッテリでは判らなかった味も出てくる。



ここ最近、おっさんになったせいか、こってり系のラーメンはどこで食べても再訪しようというほど美味しく感じられなかったんです。
ですが、こちらは非常に好みでして、コッテリガッツリいきたい欲求を叶えつつ、本質的には多分それほどコッテリじゃないというバランスの良さが好みなんでしょうか。

しかし奥さんは完全にアウト。食の好みはかなり近いので、ダメな時は大抵2人共ダメなんですけど、こちらは珍しく完全に意見が割れましたね。化調系の味が目立ったからスープの時点で無理と。うーん、コッテリを先に食べたからなのか、気にならなかったなぁ。

再訪は一人寂しく行くことになりそうです。
(´・ω・`)ショボーン


大河
茨城県つくば市片田23-15
029-836-4772

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