2014年4月19日土曜日

燻製日記:燻製醤油を試す、2014春

今年最初の燻製はベーコンでスタートしたのですが、空きスペースで何をやろうかなーと考えた結果、最近美味いとちょくちょく耳にする燻製醤油を試してみることにしました。

まぁ試すと言ってもやることは簡単でして、お椀に醤油を注ぎ、煙の中に置く。ただそれだけ。本気で液体を燻製するひとは、チューブで煙を送り泡にして出すみたいなことをやってるようですが、そこまで本気でやる気もないお手軽燻製です。

しかも温度を変えたくないから極力スモーカーを開けたくない。先達のレシピでは皆さん結構な頻度でかき混ぜてますけど、途中1回しかかき混ぜませんでした。
その分長くすればいいのかどうなのかって話ですが、1時間とか結構短時間で済ませてるレシピを横目に2時間、完成です。



出来上がった状態で、嗅ぐと醤油分に混じってほんのりと煙の香りが。舐めると煙味よりも香ばしい旨みが増えている印象です。最後にふわっと香ばしさが残る感じでしょうか。

世間で売られてる燻製醤油の味を知りませんからこれがどの程度成功なのか。えぇまぁ自分で食べて美味しければ良しとしましょう。

それにしてもこれは、お手軽なのに用途が多そうでいいですなぁ。

まずは桜納豆。
美味い。確実に普段よりも濃厚に感じられます。卵と混じった時のコクの深さが普段の醤油とは比べ物になりません。そう言えば燻製醤油のレシピを探してても、皆さん一様にTKGをおすすめしています。生卵との相性がいいんですね。納得。

このあと、写真を撮るのを忘れましたが、TKGもやってしまいました。多分10年以上振り。まったく興味ないんですよね、TKG。でも今回のこの醤油でやれば美味しかった。すげーよこいつ。



焼きおにぎり。
奥さんが衝動的に作ってました。フライパンで焼いてるのですが、まるで炭火焼きをしたかのような香り。お手軽に美味しさ増量です。



焼き鳥のタレ代わり。
塗って焼くだけ。途中で塗り直しもしたけど。

ぼんじり。脂が絡むと益々香り立ちます。これが一番の相性だったかな。



ササミ。
もう一声、なんか工夫があったですな。でもまぁ、煙のコクが足されて美味しい。



せせり。
もう少し塗り足して焼けばよかったかも。普段は塩で食べてますが、タレほどクドくなく、塩ほどあっさりし過ぎないのがいいですなぁ。



今回は小ぶりの丼1杯分ですから、せいぜい200ccも無いくらいだけ作ってみました。いやはや、これは常備したい調味料ですな。このためにスモーカーを持ち出すのもめんどくさいですが、何かを燻製するときには必ず作ることになりそうな、素敵な調味料なのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿