2014年1月31日金曜日

マーフレストラン - ビリヤニ・マトンコルマ・ダールフライ・マライボティ・フライドフィッシュ

ウルドゥー友人が遊びに来てくれた日は、必ずマーフレストランにお邪魔してる気がします。まぁ我々も理由を付けては足繁く通うわけですが。

本日、はじめにスペシャルなお茶を頂きました。
正式な名前が別にあるのかどうか判りませんが、ナムキーン・チャーエとのこと。カタカナで書いた場合にこれで正しいのかはあれですが。ナムキーンはしょっぱいものを指すようで、豆を揚げて塩を振ったお菓子というかおつまみなんかのこともナムキーンって言ったりするそうです。なので直訳すれば、しょっぱいお茶ってことになります。

味は確かにしょっぱく、そして塩気以上にバターがキツ目に入っています。ペシャワールとかの北の方で飲まれるお茶なんだとか。なるほど、ミルク感もありつつオイル感も強く、なかなかハードルが高い。

茶葉も特別にブレンドするんだと言ってましたが、具体的にどういうブレンドなのかまではよく判らず。確かに、一般的なチャーエとは味も香りもかなり違っていました。

暖かいうちは割りと平気でしたが、冷めてくると油分がねっとりとしてくることもあり、更にハードルが上がります。なんだかんだで僕は面白く頂きましたが、美味いかって聞かれるとまぁ言葉を濁しがちなコメントになってしまいます。



マライボティ。
マーフレストランのBBQものは、時間がかかる点を除けばかなり美味しいと思ってますが、中でもこれは一押しなのです。お店の中のメニューにはないのですが、お店の入り口に写真が貼ってある隠れというか隠れてないメニュー。まぁ写真のメニューが全部出来るかと言われると多分あれですが。

焼きたてで持ってきてくれたこの鶏肉は、ふかふかジューシー、そしてスパイス。しっかりと漬け込まれて味の染みた鶏肉は、噛めば中から肉汁とスパイスが混じって溢れる美味しさです。いやほんとオススメ。



フィッシュフライ。
個人的には、肉料理が美味しいパキスタン料理の隠れ美味いもの的なポジションなフィッシュフライ。今日は大ぶりのカットでいつもよりも更にふかふか。ほろっと解ける魚肉とカリッとした衣の対比が、スパイスで結ばれております。



今日のスペシャルだったビリヤニ。
いつもビリヤニを頼む時は、マトンかチキンかって聞いてくれるのですが、今日は何も言われませんでした。それもそのはず、豆のビリヤニなんですね。ひよこ豆がゴロゴロしてます。肉が入らないと旨みが足りないかなと思うのですが、スパイスは偉大ですね、あっさりはしても物足りなさは皆無です。



ダールフライ。
以前食べたダールフライとは豆の種類が変わってます。そういうもんなんでしょうか。ねっとりというよりもさっくりとした食感の極小豆は、一粒一粒に味が染みてるというよりも、カレーが豆をつないだ塊の美味しさ。意外としっかり辛く、そして濃厚な味。豆のカレーでこんなに濃厚で美味しかったのは久しぶりな気がします。本日のイチオシでした。



もう一つのスペシャルはマトンコルマ。
いつも感覚よりも丸いまとまった味に感じるのは、大鍋でいっぱい作ってあるからでしょうか。マトンの出汁が良く出て、それがスパイスと混じりあった状態は、ナンに染みさせると一層美味しい。



アチャール。
最近は必ず出して貰えます。うちの奥さんがこれ大好きだというのが知れ渡ったようですな。



食べたことないからということで、パーラナンを。想像以上の鮮やかな緑、ホカホカの湯気に香る甘いほうれん草の香り。個人的には、カレーを付けた時の味はプレーンの方が好みで、これはむしろそのままぱくつきたい味、カレー要らずの美味しさです。



今日も美味しかった。うん。


マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8

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