2014年7月10日木曜日

アルカラム - ハリーム

所用で埼玉方面に来たので、それなら寄りたいのはアルカラムさん。ラマダン期間中なのが気がかりではありますが、取り敢えず向かったのです。そして開いてたのです。

出張ランディワに寄ってきたのでお腹はかなりのところまできてるのですが、それでも食べたいのがハリーム。えぇ、昨年初めて食べてそしてどっぷりハマったハリーム。カラチの空さん、マーフレストランさん、Handiレストランさん、アルカラムさんと4店で食べてきて、振り返ってみればアルカラムさんのハリームが一番好みだったのです。

ということで、二人だけど実は二軒目のランチだから一皿でゴメンネと断って、ハリームをオーダー。

でもサラダは二人分出してくれて申し訳ない。その代わりというわけじゃないですが、ラッシーを追加で注文。ちなみにラッシーも僕的にはアルカラムさんのが一番好みなのです。

奥さんは甘すぎるって言うので、塩ラッシーはあるか聞いてみたところ、あるよと。写真のラッシーはその塩ラッシーなのです。えぇ見た目で違いないだろうって思うのですが、ちょっと黒っぽいつぶつぶが浮いてます。ローストしたクミンシードなんですね。塩ラッシーだとこれをトッピングするんだそうです。

僕も味見させてもらいましたが、しっかり塩味だけど塩辛くなくて、でも濃くて、どういう配合をするとこの味が出るんだろうという不思議な印象。そしてクミンシードの香りがとても良く調和します。奥さん大絶賛。

塩ラッシーのことは、「ナムキンラッシー」って頼めばいいよと。ちなみに甘い普通のは「ミーターラッシー」だよと教えてもらいました。実際にはまぁこんな片仮名な発音じゃないですけど。特に「ミーター」の「タ」は、タとハの間みたいな音で、日本の言葉では表せないねって。なるほど、やっぱりウルドゥー語を勉強しないといけませんな。

さてハリーム。やっぱり今日もレモンは付いてこなかったので聞いてみると、了解っと持ってきてくれました。レモンを絞ってよく混ぜると、えぇ、もう激ウマです。前回よりも若干油分が少ない印象なのと、そこにレモンの酸味が加わりますから、重たいと感じるよりも濃くて旨いが勝る味。やっぱり激ウマでございました。

しかしハリームってどういう経緯で生まれた料理なんでしょうね。煮崩れるまで煮込むって聞くと、ついつい忘れちゃってたうっかり系の話なのなと思うのですが、実際には混ぜ続けないと行けないわけですからねぇ。煮込みまくってみるかって思って作ったんでしょうか。まぁとにかく偉大な料理を発明してくれた人に感謝でございます。



相棒はナン。アルカラムさんのナンはよく発酵してて甘さたっぷりなんですが、砂糖を足したようなベタつき感はなくて粉の旨味。オイルもかかってないから非常に好みなのです。



正直なところ、ちょっと食べきれるかどうか心配だったのですが、いやはや美味いものって都度都度別腹なんですね。何の問題もなく完食。やっぱりアルカラムさんは非常に好みでございました。


アルカラム
埼玉県八潮市中央1-8-10
048-949-6878

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