つい先日オープンしたばかりのパキスタンレストラン、CHASKAさん。
Handiレストランに行く時に必ず通る、坂東市は矢作の交差点のすぐ側です。スクラップ工場の一画にある海の家ちっくな建物。せめて入り口の向きを逆には出来なかったのかと言いたくなりますが、まぁさほど気にせずスクラップの脇に車を停めてお邪魔します。えぇ、好きなところに停めてくれと言われましたので適当に停めたわけですが、実はお店の裏手も駐車場とのこと。スクラップの脇に車を停めるのはちょっと勇気がいるもんです。
内装はなかなか頑張ってる異国情緒溢れる内装。クーラーもちゃんとありますが、効きはいまいちなのか扇風機もガンガン活躍しています。
お店に方には暑くてごめんなさいと謝られますが、こっちこそ気にして頂いてすいません、汗をかいてるのはデブだからですよと伝えて一同笑い。
まぁそんなこんなでランチメニューから2品。
ジャガイモとチキンキーマカレー。
鶏のコクが良く出て、でも油でごまかすような味付けじゃなくてなかなかどっしりと奥深い味。パキスタンというよりもインドカレーの雰囲気が強いけど、それでも細かく刻まれたピーマンと生姜の千切りがパキスタン味につなぎとめている、といった感じでしょうか。
ベジタブルカレー。
こちらも野菜のコクがたっぷりで濃厚。穏やかで満足度の高い味。こちらも油が少なくて食べやすい。
とにかくカレーのペーストに滲み出た野菜味が美味しくて嬉しい。そして辛さは直接はあまり感じず、後から少しじわりとくる程度。でも気がつくと汗が滲むくらい、このコクが証明する通りのスパイスリッチなんでしょう。とても気に入りました。
ナンはオイルありの甘いやつ。
でもあんまりオイルが塗ってないのと甘さもギリギリしつこくないから、このタイプのナンにしては美味しかったです。飽きちゃうんですよね、甘いと。焼き加減はふんわりをキープで冷めても美味しいかったですし。
チャパティ。ナンしかメニューにないからちょっとしょんぼりしてたら、チャパティもいいですよと。
Handiレストランともマーフレストランとも違う、粉味が強く感じられる一枚でした。とても美味しい。でもマーフレストランの方が好みだったかなぁ。何が違うんだろうか。まぁ単なる好みな気がしますってくらいには美味しかったし。
ランチメニューはナンもチャパティもお代わり自由で、チャパティをもう一枚頂きました。熱々最高です。
あとドリンクも付いてきて、紅茶かラッシー。ラッシーは塩と砂糖どっちも選べて、先日のマーフレストランのラッシーよりヨーグルトリッチ。やっぱりあれは薄かったんじゃないかと笑いつつ、濃いと美味いけどしんどいなぁと。あと、砂糖も塩もどっちもキツすぎだったので、次回は砂糖で砂糖控えめ、塩で塩控えめと注文すべきなんでしょうね。
ちなみにランチタイムだから出来ないメニューもあるだろうなと思いつつ、最初はお約束のようにマトンビリヤニをお願いしたんですね。ところが一旦オーダーを通した後に戻ってきて、あるけど実はちょっと水加減をミスったからイマイチなんだけど…と。えぇ分かりました、じゃあチキンは?と聞くとそっちはまだ仕込んでない。じゃあプラオもダメかねぇと聞けば、えぇ夜にお願いしますと。
ということで大人しくランチメニューだったわけです。
そんなわけでして、今のところパキスタン感は少なくて美味いインドカレー屋さんなんですが、まぁ次は夜に言って肉と米を食べてみたいものです。
個人的には、巷に蔓延るインドカレー屋がどうにも美味しくなくて残念感満載だったんですが、ここのランチはインドカレー屋と捉えてもかなり好みでございました。
巷のインドカレー屋さんって、妙にコクが足りなくて、それを油で補って、辛さを増してパンチを出すって印象で、というか結構な割合でそういうお店にあたってまして、最近はめったに行かなくなってたんですよね。
なので、カレーを食べたいと思った時に、ランディワ、Handiレストラン、マーフレストラン、CHASKAと、新たな住み分けが出来て嬉しい次第でございます。
とにかくパキスタンの家庭の味をそのまま出したいんだと。日本風にアレンジする気はないと。なるほど、それは期待が高まります。
そしてもし味が変だったり気になったことがあったら、是非言ってくれないかと。熱心ですねぇ。でも現地の味を守るんだったら、あんまり日本人の言うことは聞かないほうがいいと思いますが、ぜひこの先は、日本に受け入れられる味と現地の味の境目を上手に見つけて欲しいものです。
個人的には全く日本人のことは考慮しない味付けでいいので、現地の味でお願いしますとお伝えしたわけですが。
お会計の時にシェフの方にも挨拶して待ってたら、僕らの食器を下げてきた店員さんを厳しく叱責。多分、お客さんがいるときに前を通って下げたりするなって感じのことを言ってたんだと思いますが、なかなかシェフはサービスに厳しそうです。
まぁ日本人のお客さんだと、現地テイストのゆるい接客を嫌がる人もいるでしょうから、そういうことに気を使いたいんでしょう。ぜひ地元の日本人客にも愛される本場のお店であってもらいたいですと偉そうに言ってみますw
茨城県坂東市矢作3071-1
0297-38-1680
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