ラマダン明けの日には行けなかったのですが、その翌日にどうしても食べたくなって行ってきました。マーフレストラン。
給仕のおじさんにまた来たよーって言うと、おぉー元気だったかと。えぇあれから数日です、元気ですよ。ちなみにおじさん、今日はパジャマじゃありません。
昨日がラマダン明けだったんだねーって話してたら、お祭は3日間続くんだそうです。今日はその中日。っていうか、見た目は何も変わらずめっちゃ平常運転に見えます。
前回来た時にも、まぁクリスマスみたいなもんだよって説明だったんですが、どっちかって言うと正月の方が正しい気がします。ラマダンって暦上の月の名前ですし。
そういえば、前回来たときはモスクの入り口に望遠鏡が置いてありました。これで月を見て、新月になったらおしまいなんだよーって。
曇ってたらどうするの?って聞いたら、世界各地と連絡取り合ってるから大丈夫とのこと。それは現代だから出来る方法だろうけど、昔はどうしてたんでしょうね。
雑談もそこそこに、適当にオーダーして待ってると、サービスだよーと。
見た目かき氷ですが、なんて名前?って聞くとGola Gandaだよと。調べるとパキスタンのかき氷なんですね。そう言えばHandiレストランのレジの脇に、なんか毒々しい色のシロップが売ってますが、もしかしてこれですか。なるほど。
味は何かしらのベリー系のシロップにチョコレート。妙に懐かしい組合せです。ベタベタに甘いかと思いきや意外とさっぱり。サラサラと頂いてしまいました。
しばし待つとカレー。今日はマトンキーマです。
挽いたというより引きちぎったような肉。八角っぽい本体の香りと、上に乗るコリアンダーの香りが非常に相性良く食べられます。
辛さは大したことなく、家庭料理的にはこんなもんなんでしょうか。前回もこんな感じでしたし。
ロティ。
写真を撮る前に引きちぎってしまった。しかしここのロティは美味しい。私的には現時点で最も美味しいロティです。カレーを浸けてよし、そのまま食べてよし、肉を挟んでよし。もちもち感と粉感と香ばしさと、いやぁ好みでございます。
パレパニール。
頼んだら、おぉ、これはトラディショナルな一品だよと。へーそうなんですね。
この乗っかってるチーズは何のチーズなの?って聞いたら、牛だよーと。意外と普通w
それにしてもこれはしっかり辛い。後からジワジワと辛さが立ち上がり、ヒーって感じじゃなくてジトッと辛い。でも美味しい。
ナンよりロティを偏愛していますが、一度くらい食べようとシンプルナンをオーダー。
一応、今日頼んだカレーにはどれがいい?って聞いたら、ガーリックかシンプルだねと。じゃあ初回位はシンプルにいこうかというわけです。
甘くもなく、オイルもなく。あの感じがそんなに好きじゃなかったから、これは非常に美味しい。でもやっぱりロティには負けるなぁ。単なる好みでしょうけど。
そしたらまたサービスだよーって。フルーツカスタード。
バナナとリンゴとマンゴーのみじん切りがカスタードで敢えてあります。ちょっともっちゃり感が強すぎるのはご愛嬌としても、甘さ控えめでほっとする味。
ラマダン明けで細々こういうものが作ってあるんでしょうか。それとも時間がかかってるタンドリーチキンまでのつなぎなんでしょうか。
タンドリーチキン。
バーベキューメニューは順に食べていこうということで、とりあえずは定番の品から。えぇ、漬け込みから開始してるんでしょうね、1時間以上経ってからの登場です。
想像通り、漬け込んだ感じは浅いんですが、意外と味は染みています。でもちょっと尖った風情。これはこれで美味しいけど、最近食べたのだとHandiレストランのほうが美味しかったかな。
付け合せの野菜は恐ろしくやる気がありません。きっとラマダン明けの食事で食材があまりないんでしょう、とフォローしておきます。
ラッシー頼める?って聞いたら笑顔でオーケー。塩か砂糖か、何故かこの質問だけは執拗に日本語。それぞれ1杯ずつ頼んでゴクリと。
甘さが控えめで薄めのクドくないタイプ。そんなにラッシーを飲んだことないんですが、こんなもんなんでしょうか。以前飲んだ記憶はもっと濃かった気がしますが、食後ですからクドくないほうが飲みやすくむしろ好みです。
味は、これくらい甘さ控えめなら砂糖の方が好みでした。塩は美味しいけどちょっとドライ過ぎるかな。というか、これ飲んだ後に喉乾きそうな気がします。
そんな頃に持ち帰りでお願いしておいたチキンビリヤニが登場。めっちゃ量あるなぁ。こんどからなんか容器を持って来よう。
夜、写真を撮るものも忘れて食べちゃいましたが、チキンビリヤニは先日のマトンビリヤニよりも辛く軽く、クミンの香りがたっぷりの味。食べても食べても飽きません。
美味いなぁ、なんでこんなに美味しいんだろう。
マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8
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