2015年1月21日水曜日

武双庵 - カツ丼セット・けんちん蕎麦セット

これも昨年のことでございます。
うどんと蕎麦の師匠がFBに書いてるのを見て、自分、こちらのお店の存在すら知らなかったのですが、案の定奥さんは知ってるというパターンでして。守谷高校の蕎麦、ちがう、側にある武双庵さんです。

でもこちらのお店はそば専門。我が家はうどんは食べに行っても蕎麦は食べに行かないからなぁと思っておりましたが、師匠が美味いというならということで訪問してみた次第なのです。


蕎麦、子供の頃から好きでしたが、大学時代にさらにハマって、結構あっちこっち食べに行きました。そして至った結論は、一定ラインに達しないまずい蕎麦屋はいっぱいありますけど、そのラインを超えたらなかなか差がつきにくいかなという感想でして。

そして結婚したら義父が蕎麦を打つ人でして、これがまた美味しい。一定ラインを超えてるんですね。となると、蕎麦が食べたきゃ奥さんの実家に行ってねだればいいということでして、なかなか普段は自腹を切らないという(笑)

とまぁずいぶん本職のお蕎麦屋さんには失礼な話なのですが、このところ昔ほどこってりしたものが食べられなくて、以前のハマった感とは違う、体が欲するそば食べたいが出てくるわけですよ、おっさん。


とか言いつつ、カツ丼セット。

蕎麦屋やうどん屋の丼ものが美味しいというのは定説ですが、こちらもやっぱり美味しい。つうかここのカツ丼めっちゃ美味いわ。卵のとじ具合が少な目で、タレ自体は甘めなんですが印象としてキリッと香るんですね。ゆるくないカツ丼ですなー。

本題のせいろ。
蕎麦の香りがよく鼻から抜けます。そして食感が好み。多分、世間の蕎麦よりも一段コシが強い気がします。噛みしめる印象ですな。蕎麦は喉で食え的な話も聞きますが、僕そんなにかまずに飲めないんですよね。そうなると、噛んで美味しい蕎麦が至上でして、江戸っ子にゃーなれねぇってやつですよ。まぁ植民地民だしさ。

そばつゆは、うん、普通に美味しい。すごい特徴は無い気がします、というか、もともと汁を付けずに食べたい系の蕎麦好きなんで、いまいち評価の基準がありません。でも京都でよく食べたお蕎麦屋さんの汁は、もう少しまろやかだったかな。関東で食べる蕎麦やうどんの汁は、ちょっと醤油が勝ち気味な気もします。僕はちょっとしか汁に漬けない人なんでどっちでも美味しいんですが、たっぷり漬けたい人って辛くないのかな。

あと、そば湯の濃度が好みでした。グビグビいけちゃう。



奥さんはけんちん蕎麦。
茨城人のローカルソウルフードなんですね。汁自体は美味しいんですが、未だに温かい蕎麦の良さがわからないのは、そば粉の香り重視の人間だからでしょうか。

天丼も美味しかったですよ。天ぷらは蕎麦屋の看板なだけありますな。好みです。



やっぱり師匠のお薦めはハズレがないですなと。


武双庵
茨城県守谷市板戸井2195-11
0297-48-3181
火曜日定休

2 件のコメント:

  1. 近くに有名店の「たけやぶ」さんもありますが、総合的に見て無双庵さんに足が向きますね(汗笑)
    粉やダシに拘ってます! 的な気負いがなく、かみしめと粉香のある麺とだしを気兼ねなく味わえる店舗だと思います。
    (蕎麦屋さんの揚げ物って、当たるとなぜこうも旨いのかなとも思いますネw)

    あと仰る様に、蕎麦ってある閾値を越えるとそんなに差を感じなくなるというのは同感です(^ ^;)
    ちなみに蕎麦の麺推しなら、守谷の「蕎山」(ちょっと高い)と下妻の「四季春秋 華」(ちょっと遠い)がちょっと面白いですヽ('ㅂ')”

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    1. 師匠、あざます(`・ω・´)ゞ

      そうなんですよね、ここはちゃんと美味しいのに変な気負いのないスタイルは非常に印象良いんですよね。蕎麦屋って、中二と相田みつお足して割り切れへんかったみたいなスタイルのところが多いんですけど、まぁそういうお店ほど味がいまいちになったりするんですけどね、ここはちゃんとしててゆるくて美味しくて、好きですなー。

      蕎山美味しいんですね。今度行ってみるですよ。

      近くの某藪はですね、半年ほど前に、数年ぶりに行ってえらいめにあいまして、勢いで食べログ書いちゃうってくらいあれであれな、言葉に出来ない@小田和正って話だったんですよ。まぁ食べログにため息を書きましたがw

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