2015年6月23日火曜日

インド料理ラム - チキン・キーマ・ベジタブルカレー

美味しいお店だとずっと噂には聞いていた茨城は水戸市のインドカレーのお店、ラムさんにようやく行ってきました。

お昼時を少し過ぎた時間なので、無事車も停めることが出来たのですが、市街地なので駐車場が大変だろうなと思ったんですよ。ところが、ディナーの時は、駐車場代を200円補填してくれるサービスがあるんですね。提携駐車場ということではなくて、完全なる金銭による補填、人気店は色々大変なんだろうなーとか思いつつ、階段を上がっていきます。

店内は遅いお昼でも結構埋まってて、我々が入った後も続々とお客さんは続いていきます。すごいな。常に8割以上埋まってるって感じでしょうか。


メニュー自体は豊富ですが、ランチのセットで選べるのは3種類、チキン、キーマ、ベジタブルのみ。アラカルトで食べても良かったんですが、まずはお得なセットメニューをお試しです。もう一種類あると、二人で4種食べられるんだけどなーとか思いつつ、1種と2種のセットで全種制覇しておくことに。

正直なところ、インドカレーはこのところかなり嫌いになってまして、最後に美味しいって食べたのはいつだろう、そうとう昔。南インドカレーのエリックサウスが半年ちょっと前だけど、いわゆる日本人が思うインド北部のイメージのものになると、ホント記憶に無いんですよね。

というのも、ここ数年勢力を拡大し続けるインド料理カレー屋という名の極甘謎カレー屋で失敗を続けてまして、辛めに頼んでもベースが甘ったるいカレーたち。なんでそんなに甘いねんって言いたくなるわけで、オイルはたっぷりでもスパイスは香らない、レトルトみたいなカレーに打ちのめされつづけてたのです。
なので、本当に美味しいインドカレーのお店じゃないと行きたくなくて、それが近場になければ縁遠くなると。美味しいスリランカとパキスタンカレーがあるから、もう探さなくてもいいか、となる悪循環だったのです。なので、美味しいと評判のこちらは超期待なんですよ、えぇ。


注文後、ちょっとして出してくれたのが辛い漬物と。確かにチリ的辛さも玉ねぎ的辛さも半端無くて、ちょっとこれは食べきれませんでした。うん、むりむり。



Dセットのカレー2種、左がチキンで右がキーマ。ナンとサフランライスのセットです。写真撮るの忘れましたが、ドリンクもついてくるのでラッシーを飲んでます。さらっとして美味しかった。

どちらもオイル程々で肉の味がはっきり判り、まったりとしたスパイスの香りが楽しめました。うん、これは美味しい。久しぶりだ、美味しいインドカレー(笑)

ナンは見た目以上にボリュームを感じるもので、甘さは程々、バターはまぁたっぷりですが、もちもちで厚みのある食感はめっちゃ美味しい。うん、ナンは食べ放題ってお店も結構ありますけど、そんな心配は不要のボリュームでした。サフランライスは普通。いや、美味しかったけど特段特色があるわけでもなく。あ、でもお米の硬さは好みでした。甘いカレーにベチャッとするライスなんてお店も多々あったわけでして、えぇ。



相方はベジタブル。
これがまた美味しい。野菜の旨味というか出汁が味の中心で、それにスパイスが香るという感じは、美味しいインドカレーを食べてたころを思い出す、これですよって感覚。美味いなぁ。



このところのインドカレー毛嫌いは、本日を以って解消です。うん、久しぶりだ、この感覚。美味しかった。難点は、水戸だから遠いなぁというお話でして、困った困った。近隣に新しく出来て、まだ行ってないインドカレーのお店も攻めてみるかな。


水戸市中央1-3-3 山口ビル2F
029-233-1765
11:00~15:00(ランチ)
17:00~23:00(ディナー)
年中無休

2015年6月19日金曜日

アルカラム - チキンコルマ・チキンビリヤニ

超久しぶりのアルカラムさんです。派手な味のパキスタン料理が食べたくなるときの大本命なのですが、残念ながら遠くて断念することがしばしば。まぁ基本はHandiレストランさんで満足してましたから。

ところが最近のHandiレストランさんはやや我が家の好みと外れてきていて、ちょっと足が遠のいております。そんな時だと、もう八潮まで行くしかないですな、というアルカラムさんでございます。

写真撮ってませんけど、ちょっと改装したのかな?お店の外観も中の壁もなんかきれい。

…壁のメニューが無くなってる。うーん、ここはいつでもハリームが食べられると思ってたお店なのですが、壁のグランドメニューがなくなって日替わり中心になった模様。聞いても、今日はハリームないよと。まぁ他にも美味しいものがたっぷりですから、気を取り直してチキン祭りでございます。

毎度、盛りが良くてドレッシングが美味しいサラダ。



チキンビリヤニ。

色からも分かる通り、今回はやけに濃ゆい。塩気もスパイスも、そしてカレー自体が多い印象で、激旨で辛くて、喉が乾く(笑)。

鶏肉は柔らかいだけじゃなくてパサツキ皆無のジューシーさ。ビリヤニの肉が肉汁たっぷりって、初めてな気がします。

ライタのキレも良くて、満足度は尋常じゃない一皿でした。



もう一皿はチキンコルマ。

全然白くないし、マイルドというよりは、チキンカライ並の濃厚オイル。まぁでもちょっとはマイルドな色なのかな(笑)

コルマってこんなんだったっけ?という気持ちはともかく、味は最高です。これですよ、この派手な味を欲してたんですよ、我々は。

こちらも柔らかジューシーチキンで、特にカレーが染みた背肝の旨さはたまらんでした。



今回はロティで。前回もアルカラムさんでもそうだったのですが、ここのロティもややしっかり焼きのパリっと感が強いタイプ。香ばしさ重視でこれはこれで美味しい焼き加減。



こんな感じのメニュー。ちなみに、ラッシーを頼み忘れてたら、サービスで小さいグラスで頂いてしまった。夏だからなのかな、ちょっと軽めで、でも相変わらずバランスの良い美味しいラッシーでございました。



ちなみに帰りに菊水堂さんに寄ってポテチを買おうとしたら、本日分売り切れの張り紙に敗北したのは秘密です。


アルカラム
埼玉県八潮市中央1-8-10
048-949-6878

2015年6月13日土曜日

ランディワ - ランチカレーセット(チキン・レンズ豆・じゃがいも・しめじ・キャベツ)

久しぶりの平日ランディワです。このところ土日にビュッフェばかりでしたので、なんか新鮮。


チキン。
これぞランディワって印象のオールドスタイル。そんななかにもシェフの特徴は色濃くでてて、尖りのない丸くまとまった味はシリセーラさんのスタイルですなぁ。



レンズ豆。
久しぶりに、こやつが辛い。混ぜて食べるベースなので、全てが辛くなるんですが、欠かすことは出来ない安定の基盤でもあります。



じゃがいも。
レンズ豆が辛いと、どうしてもこの手合のマイルド味を大目に配合してしまいます。となるとサラサラ度が増して、手食未熟さ前回のボロボロな食べ方に。うーん、未だにバランスが分かってない…。



しめじ。
初めての一皿。以前ティッサさんがイカゲソで似た感じのものを出してくれたのを思い出します。フリッター状のしめじは濃密な旨さで、いやもうほんとこれは肉要らずと言わせてくれる美味しさ。めっちゃ美味い。単品で食べると結構強い味なのに、他のものと混ぜると旨味の下支えみたいにちょっと姿を隠すから面白い。



マッルンはキャベツ。
マスタードシードが大目でよく香り、且つ酸味も漂う、あれ?マスタードシードじゃなくてマスタードを使ったの?って感じ初めての味わい。ザワークラウトとかでキャベツと酸味の印象があるせいなのか、これまでのマッルンよりもなんか自然な感じすらするのが不思議です。



パパダン。最近かならずあるのが嬉しい。



思わぬ伏兵、ナンの登場。いやもうね、ご飯も半分くらい食べ進んでまして、そこに投入される炭水化物はかなり厳しい物があります。えぇ、だって焼きたてのスリランカナンなんて、食べないわけにはいかないじゃないですか。インドやパキスタンのナンよりもしっとりふんわりで、厚めのクレープというか、薄めのパンケーキというかって風情もありつつ、たっぷりのバターが異常に馴染んで美味いんですよねー。ジャパニーズナンの甘ったるさには嫌気が差すのですが、これは甘さが香っても全然違う美味しさ。カレーありでもなしでも、たまらん美味しさでした。



いやしかし食べ過ぎ。ナンはこの後もう一枚登場して、さすがに食べきれず一部はテイクアウト。まぁ出してくれたときから、残ったらもって帰りなよって言ってくれましたから、えぇ。


そろそろティッサさんも戻ってきたのかなと思ったら、厨房はシリセーラさんお一人。まだなのかと思ったら、裏の畑にいるよと。

えー、畑復活するの?

聞けば、スリランカ野菜を中心に育てる予定だとか。ピピンニャとかながーい豆とか、スリランカのかぼちゃとか。

ということで、お店を出て畑に向かうと、小さいトラクター的なものまで動員して畑作りの最中でした。久しぶりーとティッサさんにご挨拶。シュワさんがやってた頃よりも、なんとなく整然と耕してる印象なのが、ティッサさんらしいなと思う梅雨入りのことでございました。

夏のスリランカ野菜が楽しみでござる。


ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222

2015年6月5日金曜日

サンタルチア - アスパラガス・ラムフルーツ・ミントチョコチップ・ピスタチオ

ずいぶんご無沙汰しております。サンタルチアさんです。

このところ、佐野に行けてない、行っても木曜日の定休日と、なかなかおじゃまできませんでした。例年だと菊水苑さんのかき氷が始まってるこの季節はそっち優先なんですが、つい先日かき氷を食べたこともあって、無事サンタルチアさんなのです。


すいません、写真は食べてる&溶けてるなので非常にあれであれなんですが、まぁ無いよりはという程度でご覧ください。


アスパラガスとラムフルーツ。

たまにある野菜のジェラート、本日はアスパラガスです。これがまた絶妙で、かなり控え目な甘味がアスパラガス自体の甘さをぐいっと引き出してて、甘さの妙技だなぁと。

ラムフルーツは一転してガッツリ濃厚な甘味が楽しく、毎度こちらのラム系は香りもリッチで満足度が高い。

コントラストが効いて、とてもよい組合せでございます。



ミントチョコチップとピスタチオ。

ミントチョコチップのミントは自家製なんだそうで、当たり前ですが巷の怪しげなミント色は付いておりません。抜けるような白さにキツく香るミント。ミント味じゃなくてミントですなー。

我が家もミントがわさわさしますから、ここ数年はミントシロップを作ったりします。でもどうしても日持ちのこととか考えるとしっかりとした甘味を付けざるをえませんでした。そうすると、こういう抜けるような爽やかさとはちょっと違うミントになっちゃうんですよね。今年はこの爽快感を目標になんかしてみるかな。

ピスタチオはサンタルチアさんの名代とも言うべき定番の品。かなり昔に頂いて以来ご無沙汰でしたので、久しぶりの選択。濃厚なのに香ばしさが際立つ、毎度思うサンタルチアマジックな佇まいです。やっぱりすっげーうめー。



久しぶりの店内は模様替えがされてて、イートインスペースがなくなってました。あのデコレーションしたのが食べられなくなったのはちょっと残念なのです。もしかして、寒くなったらまた復活するのかな?


サンタルチア
栃木県佐野市植下町467-1
0283-21-3285
木曜日定休

2015年6月3日水曜日

ランディワ - ランチビュッフェ(チキン・レンズ豆・ビーツ・ミックスベジタブル)

そろそろティッサさんも帰ってきたかな?と思いつつおじゃまする土曜のお昼。今日もお兄ちゃんだけです。どうやらシリセーラさんも不在で、ティッサさんはあと1週間くらいしたら帰ってくるよと。

シェフがいないとちょっとさみしい気もしつつ、今日もビュッフェは盛りだくさん。

右下から時計回りに、チキン、レンズ豆、ビーツ、人参となんか野菜の炒めたの、謎な麺。

チキンはランディワではあまりみない、汁気がサラサラタイプ。今日はスープ成分大目のカレーがこれだけですから、ちょうどいいのかもしれません。こういう汁気をホッダと言えばいいんでしょうかね。

レンズ豆は安定の味。突出する味の尖りはなくて、穏やか安定。

ビーツは今日も美味い。そしてやっぱりこれが辛い。いつもよりもココナッツ成分が大目な気がします。でも辛い。

野菜の炒めもの系なものは、甘さたっぷりのジューシーさ。肉よりジューシーに感じます。美味い。

そして謎の麺。ソフト麺を思い出す柔らか食感に、ややケチャップ系の香りもありつつ、それだけじゃない麺。美味しくてお代わりしたんですけど、これってなんて料理なんでしょうか。スリランカよりはもう少し東南アジアな感じがあるんですけどね。



ようやく分かってきたがしますが、シリセーラさんの味は穏やかにまとまる印象です。混ぜた時の一体感がポイントでしょうか。ティッサさんの繊細な味ともちょっと違って、料理人の個性がよく判りますね。


ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222