黒糖焼酎の龍宮から始まった奄美好きは、奄美に行ってからますます加速しています。
その理由は色々ありますが、ひとつは食の美味しいさ面白さ。ほんと皆さんに食べてもらいたいものがたくさんあります。
2月後半の奄美、食いしん坊には堪らない時期です。観光シーズンじゃありませんけど、美味いものシーズン。
ギリギリまだ採れる(らしい)田芋、これからが出荷の最盛期を迎えるたんかん、そろそろ終わりが見えてくるフル(葉ニンニク)などなど。
そして、とびんにゃ。南の方ではティラダとか言いますし、高知ではチャンバラ貝と言うんだとか。関東では見ないですね。
小さな巻き貝です。シンプルに塩ゆで。
爪楊枝でさしてクルッと引き出すと簡単に取れます。なれると楊枝も要らない。
とにかく味が濃くて、噛めば噛むほど旨みが出てきます。サイズが小さいこともありおつまみに最適。黒糖焼酎は本当に何にでも合う素晴らしいお酒ですが、とびんにゃに合うお酒は黒糖焼酎が一番な気がします。日本酒でも美味しかったんですけど、やっぱりこの塩の香りは奄美の香り、シマの香りである黒糖焼酎が恋しくなるのです。
ほんと冗談じゃなくて延々と食べられます。初めて奄美に行った時に山盛り出されて、いやこんなに食えんやろって思ったのも初めだけ。おかわりするとはなー。
漁港ではその場所の海水で茹でたりするんだとか。めっちゃウマそう。
我が家では冷凍した袋で購入して、家で茹でて食します。熱々でも美味しいですし、冷めても美味しい。茹で時間が5分から10分とまぁ大雑把に書いてありますが、5分では火は通ってても身離れが悪い気がしますから、7,8分は茹でたほうがいいんじゃなかろうかと。
でもなんか出汁がでちゃいそうな気がしてもったいないんですよね。
そんなとびんにゃ、最近知りましたが喜界島ではあまり食べないんだとか。食も文化も島ごとに違いがあって、全部の島をめぐりたいなぁと思うことこの上ありません。
他にも奄美なものたち。
フルと魚味噌。いやもう酒が欲しくなります。このレシピは某蔵元シェフのモノ。
キーウンギャル。一般的にはウメイロ。
グリルではなくてホイル蒸し。それにハーブなオイルをじゅわっと。イメージは柏のやまんさんなんですが、なかなかそこまで上手には出来ない。けど美味しかった。
ブリの島味噌たんかんソース。
これも某蔵元シェフの味。元はカンパチだったそうですけど。ブリだと美味しくてもちょっと魚の匂いがしつこくて喧嘩する感もありつつ。カンパチ、確かにそのほうが美味しかったんだろうなぁ。
えぇ、僕は今回行ってないんですよ。これはみんなおみやげ。魚だって持って帰ってこれます。
奄美ばんざい。
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