たべすぎまんた: ランディワ - ランチカレーセット（チキン・サワラ・豆・キャベツ）

赤プルさんの地元、茨城県は石下のスリランカカレーのお店。

別にすごいカレーマニアというわけではないけれど、なんだかんだでスリランカカレーのお店はあっちこっち行っています。
その中でも群を抜いて中毒性の高いお店がこちら、ランディワ。

一見入るのを躊躇するような謎の飲食店街（街なのかなんなのか）の亀仙人街。その中のビル？の一角にお店はあります。ぞうさんが目印。

お客さんがいないときは基本薄暗い店内。店員はシェフとスーシェフ。たまにウェイトレスだったりウェイターだったりがいるんだけど、まぁ構成はよくわからない。
基本は人懐っこいシェフがお出迎えしてくれます。

ランチは平日に行くとカレーセット、980円。土日なのかな？週末だとバイキング形式の時もあります。が、これもいつやってるのかはよくわからない。
ディナーはアラカルトでオーダーできるらしいけど、行ったことないから詳細は不明。

ご飯は食べ放題、減ってくるとお代わりするか聞いてくれます。
カレーも多分足りなければお代わりできそうな気がするけど、毎回苦行のような量なので、カレーが足りないことはないはず。
むしろ、あいつら全部食いよったって言われてるんじゃないかと思う。まぁとにかく量が足りないってことはないはず。別に量が売りじゃないですけど。

基本は、肉、魚、野菜の3種類のカレー。でもまぁ日によって違います。結構その時々の旬なのか安い野菜や魚が使われる模様。

で、ここの特徴はなんといっても非常にふんだんに使われているスパイス。ホールスパイスどっさり。ほんと、単に辛いだけじゃなくてものすごく複雑にスパイスが絡み合います。
現地に行ったことないからこれが現地の味なのかどうかはわかんないけど、少なくとも日本人向けに優しくとかそんな感じではない、と思う。なので、かなり癖は強くて、辛い。無理な人は受け付けないだろうなぁ。
でもこのスパイスが癖になって、他のスリランカカレーのお店が美味しくてもなんかちょと物足りなくなってしまう。まぁスパイスなんで本当に中毒になってるのかもしれませんが。

ちなみに今年（2012年）の3月にシェフが変わって、味も少し変わった。ちょっと塩がきつい時が増えたと思う。そして南インドの要素が増えた（とは奥さんの言葉）。
でも最近は以前のシェフのような味のものも出るようになってきたから、きっと幅が広がったんですね。

今のシェフは世界各地のホテルに勤めてたこともあるそうで、まぁなんでも作れるみたいだし、そもそも何カ国語話せるんだって感じです。

さて今回は今年最後のランディワ。盛りだくさん。

キャベツのなんか辛いやつ。クミンシードが美味しく主張する。結構辛いんだけど、キャベツがシャキシャキ甘くて箸がすすむ、というかスプーンがすすむ。

ココナッツサンボル。今日はつくりたてだったのでフレッシュ。これだけでご飯を食べても美味しいけど、なんと言っても他のカレーにかけて食べるのが至上。これがあるとないとでは満足度が変わってきます。昔は出る時と出ない時あったんだけど、行くたびに「サンボルある？」って聞いてたから、最近は必ず出してくれます。うまー。

魚のカレー。今日はサワラ。ちなみにサワラはスリランカでは高級魚で人気なんだとか。まぁ日本でも刺身になるサワラだとお高いですけど、時期とかによってはそうではないんですしね。スープカレー気味で、身に染みこむスパイスが魚臭さを消して、というか交じり合ってコクになる。

定番の豆カレー。豆の味が優しくて香りも穏やか。でも油断すると辛い。今日は比較的マイルドだったかな。

チキンカレー。いつもの肉のカレーはもっとカルダモンの香りが効いたオイリーなものが多いのだけど、今日は酸味が香るちょっとインドよりの味。ランディワでは初めての味かな。油がキツくなくて食べやすい。好みは普段のやつですけど。

パパダン。さくさく。

全景。端っこにちょっとみえるけど、サラダも付きます。

相変わらず美味しいなぁ。そして全く暑くもない日に、スパイスでじわじわだらだらと汗が吹き出てきます。
まぁ汗が出てくるくらい辛いのだけど、辛さだけじゃない味なのでガツガツ食べてしまいます。

ちなみに、ほぼ完食したので夕飯の時間になっても全くお腹が空いてない。
まぁ残せない性格なので仕方ないのですが、それにしても毎回食べ過ぎで後悔します。

お会計の時に別のテーブルが目に入ったら、我々と同じ男女二人組（の常連さんっぽい人たち）のお皿は一回り小さいものだった気がする。
やっぱりあいつらめっちゃくうねんって思われてて、ディフォルト大盛りだったのだろうかどうなのか。

ちなみに同じ敷地内にスリランカ食材店の「スパイスランカ」があります。我が家のスパイス補給基地の一つ。