2013年6月9日日曜日

アンチョビを作る、2013冬 完成

オイル漬けしてから1週間経ちました。めでたくオイルを吸って沈んできてます。

仕込んだ時:アンチョビを作る、2013冬 仕込み
1回目の味見:アンチョビを作る、2013冬 はじめての味見
2回目の味見:アンチョビを作る、2013冬 二度目の味見
オイル漬け:アンチョビを作る、2013冬 オイル漬け


いいんじゃないですか、これ。そろそろ出来上がり宣言をしても。



ということで、数枚取り出してみます。

ちょっと切って噛ると、おぉ、ちゃんと知ってるアンチョビの味がする。塩抜きをしないでちょっと洗っただけですから、塩はちょっときつい。でもツマミとして食べられるくらいです。塩舐めて飲んでた時代だってあるんですから、いいじゃないかっということで。



で、ワシャワシャ叩いて、にんにくと鷹の爪と春キャベツでアンチョビキャベツです。
アンチョビを楽しむならまずはこれでしょと。

いやー、写真で見ると汚いキャベツって感じですけど、至極旨い。しかもちょっと多めにアンチョビ投入なんて贅沢な使い方をしても平気ですから、リッチアンチョビキャベツですよ、これ。
まぁ奥さんには旨いけど油が多いと叱られましたが。



そしてアンチョビ料理の本命はヤンソンさんを誘惑する一品。
千切りジャガイモと炒めた玉ねぎを敷いて、アンチョビをたっぷり。生クリームドボドボとパン粉にチーズ。この組合せで美味しくないわけはないですな。

味付けは一切なしで、塩気はアンチョビのみ。胡椒を振るレシピもあるみたいですが、アンチョビの香りを楽しむなら香辛料は不要と行きたいものです。

オーブンで焦げ目が付くまで焼き焼き。



美味すぎる。なにこれ、なんでこれ今まで食べてなかったって過去の自分を問い詰めたい美味さ。ヤンソン誘惑されるわこれ。

ちなみにヤンソンさんってこの料理の見た目と香りに負けて食べちゃったって話ですけど、香りはそんなに強くないんだけどなぁ。口に入れてこそのアンチョビ味でございます。



いやいや、3ヶ月ちょっと、待ち時間含めて随分楽しませてもらいました、アンチョビ作り。
めでたく成功しましたけど、これは確かに発酵時間とかスパイスとかオイルとか、これからもいろいろバリエーションが楽しめます。

手間と時間はかかるけど、コストはすごく安いですしね。イワシこれだけで500円だし、塩は1kgで100円やし。あ、オリーブオイルが一番高いのか。と言っても、総額1000円ちょっと。まぁ時間はプライスレスですけど。おぉ懐かしい。

ということで、今度は夏の暑い盛りの発酵を試してみたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿