ディープな外国料理が食べられることで有名な伊勢崎。遠いかなと思ってたら意外とそうでもなさそうなので、昼食を食べに2時間半、行ってきました。
お目当ての一つはペルー料理。エル・ケーロさん。まだ若いシェフのお店だけど、とても人気があるんだそうです。
ペルー料理は初めて。なんせ近辺に食べられるお店がありませんから。超楽しみなのです。
魚介のセビーチェ。
酸味が心地よく、辛さが際立ち、さっぱりとしつつ味の余韻が長い一皿。感覚的にはタイ料理の雰囲気なのですが、タレが違うことで当たり前だけど別物。煎りたてのナッツと一緒に食べると、芳ばしさと爽やかさのからみ合いがたまらん美味しさでした。
ちなみに辛さは最初に聞いてくれて、なんとなく反射的に辛いのでってお願いしたら、確かにかなりの激辛っぷり。お会計のときに、注文を取ってくれたおばちゃんから、あたしはあんな辛さは食べないねって言われて、あぁ別に本場の辛さとかじゃないんだというトラップだったのです。
でもこの味は、しっかり辛いほうが美味しいタイプだし、浅草のタイ料理モンティに比べればカワイイものでした。
ポジョアラブラサ。
鶏の丸焼き、これは半分。ポテトとサラダが付いてきます。
このチキンが半ばない美味しさ。ペルー料理と言えばまずこのチキンの丸焼きがお店の看板料理になるとか聞いたのですが、このお店もメニューのトップはこの料理。
めちゃくちゃ柔らかくジューシーで、表面のスパイスがキツくなくクドくなく染みています。
どっかで食べた味だなーと思ったら、水海道にあるTKストア(旧TAKARA)じゃない方のブラジルスーパーで土日に売ってたチキンと似てるんだと。そう言えばあのお店は、ブラジル、ペルーのお店って書いてあったなと思い出し、あれはブラジル味じゃなくてペルー味だったのかと合点がいったのでした。
昼から飲みたい美味しさなのですが、なんせ車でございます。となればこれも初体験のインカ・コーラ。いやー、なんといいますか昭和な味。風味というよりも甘さ、炭酸というよりも甘さ、多分色から想像する甘さで合ってますよ、味。
でもかなり辛いセビーチェには結構ありがたい甘みだったりもします。
ちなみに13時過ぎに着いたのですが、店内は満席、空いた席にはすぐ新しいお客さんが来て埋まっていきます。このときはずっと日本人客はわれわれだけだったのですが、ほとんどの人がインカ・コーラを飲んでるんですよね。甘い飲み物で食事したくないと思ってましたけど、郷に入れば郷に従えという感じで、これはこれでありなんだなと納得したのでした。要するに、特に主体性はないということです( ー`дー´)。
ともあれ、セビーチェも美味しかったけど、もうこのチキンの美味しさは特筆モノ。ボリュームもあり十分お腹は満たされるのですが、半羽じゃなくて一羽にしておけばよかったなと思う味なのでした。また行こう、必ず行こう。
エル・ケーロ
群馬県伊勢崎市若葉町4-16
0270-21-0978
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