念願叶っての、くらうさん二回目です。いやー、嬉しい。本当に嬉しい。ここ最近の外食美味しいリストの上位でして、なんせ奄美まで行かないと食べられないという点でも渇望度ナンバーワンなのです。
開店と同時にお邪魔して、ガッツリと食い散らかします。
生ハムのサラダ。
前回は自家製ハムのサラダだったんですが、たぶん自家製ハムがないときはこれなんでしょうかね。
生ハムの盛りがよく、何よりドレッシングがたまらん美味い。クスクス?が入った酸味の強いドレッシングは、容赦なく野菜の味を引きずり出すという感じです。
帆立貝柱とタンカンのセビーチェ。
この季節ならではの、タンカンの楽しみ。タンカンと海産物は我が家でも鉄板の組み合わせですので、美味しさは当然なのです。
タンカンは、甘みというか味全体が濃くて、少々の酸味を加える分には余計に丸く感じる印象があるのです。クラウさんの味でも、他の味付けよりもは丸い印象になるあたり、タンカンの味の深さがよく分かるのでした。
島豚のハラミのカツレット。
トリッパをお願いしたら本日は品切れとのこと。代わりがこれですと。
えぇ、拙者、島豚のとんかつを食べたいなーって思ってて、クラウさんに行ったらダメ元で頼んでみようかなとか思ってたんですね。まさかの、夢、叶うなのです。
そしてもう感服。ローズマリーがしっかり香る肉は、その香りに負けないくらい豚の香りも立ち上ります。あぁ、ハラミってホルモンカテゴリやったなってことを思い出す味でして、一歩間違えると臭いと言われるんじゃないかってギリギリの、豚肉好きのための味なのです。
食感はぶりぶりで、一瞬固い?って思ったのも束の間、ぶりぶり、ぶつぶつっていう効果音が吹き出しに出てますよ、今って感じで噛み切れて、この触感が美味さを増しているなーと、わかりやすく体感出来たのでした。(゚д゚)ウマー。
そんでまた、付け合せのじゃがいもが反則級の美味しさ。
5mmくらい暑さがあるんですよ。でもカリカリ。初めて食べる食感は、味というよりもじゃがいもの香りを存分に楽しめる、これだけで一品としてお皿になる味。いやもう、すっごい美味しいの。いいじゃろ、うらまやしいじゃろ。
外ガリっ、中もっちりのパンは、ちょっと懐かしい印象の粉の香り。ブンブン香るってのとはちょっと違って、しみじみと香りが漂うような味でした。粒子が細かいって感じでしょうか。
必須のがじゃ豆。95歳になられてました。
なんか、ちょっと軽めに感じたのは、最近奥さん謹製の徳之島は徳南製糖さんの黒糖で作る濃厚がじゃ豆を食べつけたせいかもしれません。
それにしても、不思議な存在感のがじゃ豆です。その場で主張がないんですよね、あんまり。でも味の記憶はしっかり残るというか。
鶏レバームース。
軽めの物を。えぇ、軽めですよ。
ムース状の食感だと、鶏レバーの味が強くてもしつこさが無いんですね。鶏レバーのパテも大好物ですが、ちょっと重たいと思う時もあるんですよ。でもこのタイプだと常備したくなりますなぁ。えぇ、常備すべく、作るか、頑張って。
じゃがいもとブルーチーズのグラタン。
本当はひたすら肉を喰おうと思ってたんですけど、どうしても黒板の文字から目を離せなかったのがこれ。そしてそれは正解なのです。
たっぷりのブルーチーズはじゃがいものの芯まで香りを移してて、どこを切ってもこってりほろほろの幸せの味。塩加減がたまらなく絶妙で、攻め切った印象で大好きです。
今日のシメはソーセージ。
パテ・ド・カンパーニュと迷ったのですが、今日はこれ。
前回も食べてますけど、今回の方がワイルド。まさにうまい肉を喰らうという味。
付け合せの野菜とモツの煮込みは、スパイスたっぷりの香るお野菜。いやー、これも別に一皿として云々ですよ、ほんと。
終盤、吐きそうなくらいお腹いっぱいになるんですよね、盛りがよすぎて。でも種類を食べたいから頑張る、俺。いやまぁなんの勝負をしてるんだって話ですけど、たまにしか食べに来られないんだから、悔いは残さないという決意なのでした。
ふぅ、一日目はこんなもんで勘弁しといてやるわ。
架空食堂 kurau
鹿児島県名瀬金久町16−6
070-5817-0493
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