2014年11月19日水曜日

Handiレストラン - チャナプラオ・チキンジンジャー

ずいぶん久しぶりのHandiレストランさんです。半年以上行ってなかったんですね。他のパキスタンカレーを食べ散らかしてるせいか、全然久しぶりな感じがしない昼下がりでございます。

駐車場はほぼ満車と繁盛してますなぁ。もっともランチタイムのお客はほぼ全てが日本人。みんな、ランチバイキングでいいですかと聞かれてハイと頷いている中で、我々のテーブルだけがパキスタンなのであります。

本日のメニューはなかなか魅力的な5種類。全部食べたいって迷うわけですが、泣く泣く2つを選択。


チャナプラオ。
以前ここで食べたマトンプラオがものすごく美味しくて記憶に残ってて、他のお店でプラオを食べてもいまいちしっくりきてなかったのです。そんなわけで、久しぶりのHandiプラオは肉じゃなくて豆。

見た目も地味で、味も地味。地味ーに旨味が詰まってます。これってなにの出汁なのかなぁ。肉っぽさはないし、具に肉はないし、肉で出汁とって具に入れないってあるんだろうか。バターライスみたいなコクがあるけど油っぽさは皆無。ギーなのかなぁ。そんな謎な旨味が豆にまでしっかりと染みて絶品です。ものすごく潔く他に何も入ってないのですが、むしろそのおかげで旨出汁がしっかり味わえます。所々で香るのはクミンシード。シンプルなようで、奥深い味わいでした。



ライタもついてきました。
つけてももちろん美味しいのですが、ここまでじみじみした味だと、ライタの酸味はやや強すぎる気もします。



もう一つはチキンジンジャー。
もともとここで食べるカレーにはたっぷりの生姜が入ってるのですが、敢えてジンジャーと書くならどんなもんなのかなという一皿。

味は王道で、カラヒの味のシンプルバージョンと言った感じでしょうか。突出するスパイスがなく、美しい混沌さがあります。そこに加わるはジンジャー。でも想像ほどの量じゃなくて、ある意味常識的な味でした。

ただ、鶏肉の感じが普段と異なってて、やや小ぶりというか細長く切られてて、柔らかさも倍増って感じです。この辺り、もしかしたら下拵えにジンジャーでなんかなったのかもしれません。

あと、Handiレストランさんにしては珍しくオイル感が少なくて、食べやすさも含めてとにかく美味しかったのです。



相棒はロティ。でも今日のロティはいまいち。厚くて硬くて、変にぱさついてます。言うなれば昨日のパンみたいな印象です。珍しいな、こんなこと。



食後にはチャイ。ここのチャイはすごく美味しくて大好きなのですが、いつも出るわけじゃなくて単なるサービスなんだと思ってました。

ところが今日のメニューには、チャイがセットでついてくるよと明記されてます。以前はなかったと思うけどどうだったっけ?



ハリームも、カブも食べたかったのですが、なかなか全部は食べられません。今日は4人で行きたかったなー。


Handiレストラン
千葉県野田市目吹1508-1
04-7157-1142


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