新しいシェフも入られたとか噂を聞きますが、この日はティッサさんが一人で調理してました。ランディワカーの確認はしませんでしたが、もしかしたら土曜日だったので小山へ出張ランディワしてたのかどうなのか。まぁ新しいシェフにお会いするのは又の機会を楽しみにするのです。
ポーク。
脂身が少なく、しっとり柔らかな豚肉。上品に旨い一品でございます。
過去の記憶をたどると、あぁあの時まったりな味だからティッサさん作かな?って思ったのは多分正解。塩気の柔からさが特徴でしょうか。味自体は濃いんですけどね。
じゃがいものホッダ。
マイルドで穏やかで、スープとして飲めるんじゃないかって美味しさ。シュワさんが作るホッダってマスタードシードの印象が強いのですが、ティッサさんだとランペの香りが主体ですな。
結構大きめに切られてるじゃがいもは、ホクホクとろとろ、でも煮崩れてなくて、それでいて芯までほんのり味がしみてるんですよね。毎度思うのですが、この絶妙な感じってどうやってるんだろうか。
(多分)大根の葉のマッルン。
マッルン第一弾は最近よくランディワで出るスタイル。出汁っぽい味が強めの今回は、野沢菜とかそんな気分も感じられる味。これ、漬物代わりに白米でいけますなって塩梅です。
ヘビウリらしきもののテルダーラ。
僕らの料理が出た後からお客さんが来まして、ティッサさんは厨房にこもりっきり。なので聞く機会がなかったのですが、なんかウリっぽい食感。裏の畑のアイツでしょうか。
幾分中華とかそっち系の雰囲気が香るのはティッサさんだからでしょうか。南アジアに、少し東南アジアが入ったような印象です。
そういえば、シュワさんが面倒を見てたあの畑、どうするんだろうか。ティッサさんが引き継いだのか、新たなシェフが引き継いたのか。ヘビウリ、ピピンニャなんかのスリランカ野菜、かぼちゃやオクラの野菜たち、唐辛子とかのスパイス、フウセンカズラなんかのスープ用の葉っぱとか、結構な野菜があの畑から供給されてたんですよね。
パッションフルーツの葉のマッルン。
今年最後のパッションフルーツの葉。さすがにもう新芽が出なくなってきたので、柔らかい食べられるものが少ないんですよね。どうせ剪定して室内に入れちゃうので、ぎりぎり食べられそうなものを根こそぎちぎって持ち込みました。僕らに作ってっていうつもりじゃなかったのですが、マッルンになって登場。毎度申し訳ない。
やや長めに火を入れて柔らかくした葉っぱに、ちょっと多めのココナッツ。丁寧に細かく刻まれた形体も相まって、とても美味しい一品でした。
結構な終盤になってから、カトゥレット登場。
シュワさんの揚げ物も美味しかったのですが、以前の頂いたチキンロール依頼、個人的にはティッサさんの揚げ物のファン。なので久しぶりに食べられて嬉しいのです。
そしてジューシー魚味。激ウマです。もう無理ってくらい満腹だったのに、おかわりしたくなるから困るですよ。
締めの紅茶はティーバッグスタイル。初めてのパターンです。
煎れもらった紅茶ほどじゃないですけど、よく香る美味しい紅茶でした。そして思うのは、これまでの濃厚でも渋くない紅茶の味の正体。どうやって煎れるああなるんだろうか。
まぁともあれ、本日もごちそうさまでした。
ティッサさんの味は、優しくて洗練された味。シュワさんのインパクトのある味とはまた違って美味しい。女性受けはティッサさんの味のほうがいいなじゃないかなと思った次第なのです。
ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222
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