2014年11月21日金曜日

ビスミラーレストラン - 日替わりビュッフェ(木曜日)

最近話題になってる千葉は豊四季のパキスタン料理店、ビスミラーレストランさんに行ってきました。

ビスミラー、お祈りの最初の言葉とのことで、ウルドゥー語が堪能な友人曰く、ご飯前のお祈りももちろんこの言葉から始まるよと。


そんなビスミラーレストランさんの特徴は、なんといってもビュッフェ。インドカレーなお店は、特にランチだとバイキングであるケースもよく目にしますが、パキスタン料理でこのスタイルは初めてです。しかも夜までの通し営業。

そんなわけで、夕飯を作る気がしないとある木曜日、ノコノコと行ってきたわけなのです。駐車場が1台分あると聞いてましたが、いまいちよくわからない…。まぁ停められると思ってませんから、豊四季駅付近のコインパーキングに停めて、てくてくと5分位。


元々もインドカレー屋さんだったという店内は、それほどパキスタン風情を出してなくて、むしろ日本の一昔前のカフェではなくて喫茶店って感じです。

入り口付近に本日のカレーが3種類とサラダがあって、どうぞどうぞと勧められます。


左から、ホワイトチャナ、チキン、パラク・マッシュルームの3品。ご飯はサフランライス的なものがあります。そして何も言わなくても出てくるナン。残念ながらジャパニーズインドスタイルの形状、オイル、甘さでした。美味しかったんですけどね。

いずれの料理も油分は控え目で(無いとは言ってない)、マーフレストランさんに近い印象です。スパイスの量も似たような雰囲気。なんならモノによっては、マーフレストランさんよりもあっさりとしてるかもしれません。今日だとチャナとか。

油と同じく、塩分量も控えめ。でもしっかりスパイスの香りはして、重たくならずにガツガツ食べれます。この分量を盛って、ナン1枚でちょうどピッタリくらい、十分お腹も満たされたのですが、ついナンのお代わりは?って言葉に頷いてしまってもう一皿。完全に食べ過ぎです。でも最後まで飽きなかったから、好みとも合ってたんだろうなと。

ちなみに写真のお皿の他に、仕切りのないお皿もあります。そっちを使うべきだったかな。このお皿はカワイイけど、カレーが取りにくかったんですよね。下手か、自分。



僕がお代わりに苦戦してる間、奥さんはお店にいたオーナーと思しき男性と談笑。ロティでも食べたいって言ったら、言えばなんでも作るよ、リクエストしてって言われてましたので、次回はナンじゃなくてロティできる?って聞いてみようかなと思います。別料金かもしれませんけどね。

店内はそのオーナーらしき方とおそらくその奥様、そして小学生低学年くらいの娘さんがフロアスタッフッて感じでした。娘さん、ちょいちょいお手伝いをしてくれてて、めっちゃかわいい。つうか、なんですかあの美人さんは。


せっかくなので、チャプリーカバブをテイクアウト。写真を忘れちゃいましたが、野菜が大目で新しい味でした。そしてミントチャツネを付けてくれてて、それがまた美味しい。


しかしこれで600円ですか。マーフレストランさんと同価格帯を豊四季でって、価格破壊にも程があります(笑)
思えばマーフレストランさんもガッツリレストラン味というよりは、モスク併設の食堂といった毎日の食事の風情。こちらもご家族で営業されててカレーは奥様が作られるとの噂ですから、やっぱり家庭の味。そういうスタイルだとこういう価格で成立するのかなぁと。例えばギーってけっこう高いし、使わなきゃコストは下げられるのかとか。

オーナー曰く、安くしていっぱい人が来てくれれば大丈夫とのこと。噂ではランチタイムは日本人客でごった返すらしいですし、ぜひぜひ成功して末永くお付き合い頂きたいものです。

ちなみに本日は、僕らが行った時はパキスタンの若者4名しかお客さんがいなくて、壁のテレビでDVDの映画(らしきもの)を見て大爆笑してました。僕は背中を向けてたので内容はわかりませんが、ちらっと見ても全くコメディ感なかったんですけど、あれはなんだったんだろうか。
そしてお会計の時は誰が払うかでゆるーく揉めまくり。多分同僚の日本人から教わったんでしょうね、ご飯を奢ってもらったら「ごちそうさま」って言うんだよと。えぇ、「ごちそうさま」言ったもん勝ちって風情でキャフキャフしております。めっちゃ楽しそう(笑)

以前、パキスタン人の友人から、「最近の若者はこっそり酒を飲んでる、海岸に集まって騒いで飲むんだ」、と聞いたことがあります。まぁ時代だねと、大して不心得的な風情もなく言ってましたが、彼らも国に帰ればそんな感じなのかなと妄想した夜なのでした。


2014/12/25追記
ランチに訪れたところ、ありえないほど不味くなっていました。噂では、奥さんが作るのではなくて、インド人シェフが全て作るようになったとか。

このブログは、美味しかったら書く、つまり美味しくなかったことは書かない、記事として存在しないというスタンスなのですが、あまりの味の落差に愕然としたこともあり、この記事を見て行ってみようとか思う方がいらっしゃった場合にと思い、「不味くなりました」、と付記することにします。
所詮、味は個人の好みに依るところが多分にあるわけですが、公平に見ても不味かったんですよ、えぇ。


ビスミラーレストラン
千葉県流山市駒木117-31
047-103-8368

3 件のコメント:

  1. こんばんは。
    私が金曜日に行った時は11時半から13時位まで他にお客さんはいませんでした。ビリヤニ美味しかったんですけどね。
    家庭の料理をそのまま出している感じなので辛さとか合わない日本人もいるのかな~とか家族で来店しても食べれるものが少ないとリピートはないよな~とか思ったりもしましたが。
    コンセプトとしてはいいと思うので頑張って欲しいんですけどね。



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    1. こんにちは。
      混んでる話は日によるのかもしれませんね。
      ビュッフェ以外の料理はまだ模索中って感じですので、いろいろ聞いてみると面白いのかもと思ってます。

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  2. ありえない程まずくなってしまったというご意見全く同感です。スパイス感も塩気もなくてプレートに取った分を食べるのもひと苦労でした。あまりにお客さんが少ないがためにやる気がないのか何なのか分かりませんが酷い料理でした。

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