2014年2月16日日曜日

ランディワ - ランチカレーセット(レンズ豆・ポーク・じゃがいも・オクラ)

久しぶりのランディワです。

この日は雪の翌日。カーポートに積もる雪が怖くて深夜まで雪下ろしをして、それでも屋根から落ちた雪で破損するという悲しみ。スパイスだけが冷えきった心と体を温めてくれるはずなのです。

サラダ。
めずらしい、野菜だけじゃなくて、麺的なものが。
遅めのお昼にお邪魔したのですが、ちょうどビュッフェの機材とかを片付け中。昨日は出張だったのでしょうか。とすると、このサラダもそのおこぼれなのかなと思いつつ、たっぷりマヨネーズのスリランカ感ゼロの味。でもガツンと聞かせた粗挽きの胡椒が、シュワさんらしくもあるのです。



レンズ豆。
多い、あまりに今回多い気がします。運んでくれたお兄ちゃんも、やや苦笑気味。あれですが、あいつらめっちゃ食うから大盛りにしといた的なことを言われてるんでしょうか、えぇ。

レンズ豆のカレーに他の具材が入ることはほとんどなくて、せいぜいフライドオニオンとかそんな程度だったのですが、今回は珍しくしめじが。きのこの香りとパリップって合うんですね。コクが足されて非常に美味しい。



ポーク。
ダークです。非常にパンチの効いた、焦げたというと表現は悪いですが、スパイスリッチな苦味がたまりません。いつもはカルダモンが効いてるのですが、今日は突出したスパイスの香りではなく、まとまりのある一体化した味わいです。オイル感も少なく、もしかしたらティッサさん作なのでしょうか。スパイスリッチを十分に楽しめて、でもいい意味でクセも少ない味は、きっと万人受けする味。みんなもっとスリランカカレーの美味しさに触れて欲しいものです。



じゃがいも。
冬のランディワは、炭水化物をおかずにお米を食べることがちょいちょいあるのですが、そんな組み合わせの王道はじゃがいも。カレーというには汁気はなく、ほんのり焦げたじゃがいもに、たっぷりのマスタードシードが絡みます。そしてガツンとカルダモンの香り。なるほど、今日はこっちがカルダモン祭りだから、ポークはカルダモン主体じゃなかったんですね。



オクラ。
一転して夏野菜。まぁ冷凍でしょう。がっつりスパイスが染みた玉ねぎに絡まる粘り気。シャキッとした食感がまだ残る程度の、炒めものというより和え物気分の感覚です。いやまぁ味はカレーですし熱いんですけどね。
夏に出るオクラのカレーは汁気の多い野菜カレーのことが多いですから、これはこれでまた違った風情なのです。
オクラの粘り気は、辛さに対して一見優しいのですが、実は口の中に辛い成分を留めまくるトラップでもあります。



パパダン。
今日のは結構細かくて硬い。ランディワでは珍しい感じ。



唐辛子のペースト的なもの。
今日は寒いから、体を温める辛いものがいいねって持ってきてくれました。ちょっとずつ取って食べなよって。
これがまた滋味深くて美味い。カレーに混ぜて風味を足すもよし、そのままご飯に乗せて食べるもよし。

なんですが、実は寒い日は辛い方がいいねってシュワさんが言って出してくれた今日のカレーは、どれもかなり辛い。明らかに、刻んだ青唐辛子の量が多いです。口の周りまでヒリヒリするこの辛さは、以前シュワさんがおすそ分けしてくれた自分用のソイミートのカレーを思い出します。いや辛い。なのでこのペーストがいくら美味しくても、辛さはこれ以上足すことが出来ないというジレンマだったわけです。



最後に紅茶を頂いて終了。量は多いし激辛だしと、完食には程遠く、たっぷりおみやげにさせてもらいました。

寒いねー、雪すごいねーってシュワさんと話してたら、でも楽しいってめっちゃテンション高い。スリランカではおそらく雪がふることはないでしょうから、なんとなく楽しくなっちゃうんでしょうか。まぁお陰で、カーポートの被害を一時忘れて楽しい食事でございました。

3月のスペシャル。多分行けないなぁ。いいなぁ、チキンマライティッカ。



ランディワ
茨城県常総市向石下899-3
0297-42-1222

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