2016年10月15日土曜日

レストランサダフ - マヒチェ・バガリポロ・ゴルメザブズィ

噂に聞いてたペルシャ料理のお店、レストランサダフに行ってきました。佐倉ってめっちゃ遠いイメージがあったのですが、実際に行ってみるとそんなに大したことないんですね。混むポイントさえ外せば、ランチに出かけるの範疇にギリギリ入ると言いますか。

そんなわけで始めて行ったのは7月のこと。再訪したから以前のを見ようと思ったら、無いと。書いてないと。というわけの、3ヶ月前の初回訪問から。


もともと噂に聞いていたのはこのそら豆ご飯のこと。バガリポロというのだそうです。ディルたっぷりの独特の風味はお初です。塩気がそんなにないのに、妙に濃い味わいに感じるリッチ感。スパイスというよりハーブが強い印象です。そしてお米の炊き加減が最高で、ちょっと固め、芯が残るんじゃなくて、ぷりっとした食感が残り、食べ進んでもダレる印象が全くありません。これすごい美味しい。

肉は羊のスネ肉の煮込み。オーダーして待ってる間に別のテーブルのマヒチェが運ばれてきたのですが、いやちょっと冗談だろってサイズでビビりました。まぁ我々のテーブルに来たものも同じサイズですから、この大きさがディフォルトなんですね。
よく煮込まれた肉は骨からプルンと外れ、ゼラチン質のトロトロ食感と、煮込まれたプリトロ食感が交じるえげつない美味しさ。いやもうこれすっげー美味いの。パキスタンカレー界隈でスネ肉系は結構食べてきましたが、どの肉でも結構クセが強いんですね。それとスパイスの組み合わせがまた美味いわけですが、これに関しては下処理が良いのか味付が良いのか、そういったクセ、獣感はほぼ皆無です。肉の旨みだけが駆け抜けていきます。



こっちはゴルメザブズィ。豆と野菜、羊肉の煮込みで、定番ペルシャ料理なんだとか。スパイス、ハーブは結構香るのですが、たしかにこれはカレー系の印象ではなくて、煮込み。でもナンで食べると。ホロホロに煮込まれた羊肉は、こんなに柔らかくても味はしっかり残っててかなりのボリュームもあります。そして写真ではそれほどに見えますが、結構しっかり油が使われてまして、そのあたりはやっぱりパキスタンカレーに近い印象もあるのですが、決定的にスパイスの使い方が違うんでしょうね。似て非なるものなのです。これも美味しかったけど、豆の主張に飽きてくるのも確か(笑)。豆を増やしてナン無しで食べるほうが好きかなーとか勝手なことを思ったりするのでした。




スープと食後のお茶は飲み放題。なので食後にまったりするお客さんが多数。というか、日本人のおばあちゃん2人というテーブルもあり、地元に愛されてるのかなんなのか(笑)

店内は広く、天井も高く、ステージにPA、大型テレビがガッツリ設置と、内装にお金がかかってます。店員の皆さんも親切だし、併設のショップも面白いものが色いろあるし、これは何度も通えるお店だなぁと満足して帰路についたのでした。


レストランサダフ
千葉県佐倉市吉見602-32
043-497-5101
月曜定休

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