2013年1月20日日曜日

鹿島タコ祭り

平目といっしょに、タコも入手です。鹿島タコ。

今年は少ないそうです。でも味は例年通りのコク旨タコ。このタコの味を知ってからは、贅沢なことですが輸入物のタコからは味を感じられなくなってしまいました。

この鹿島タコ、タコ本体の旨味はもちろんのこと、茹で上げる際の手当と塩加減が素晴らしい。プリプリとした歯ごたえ、ブリブリと噛み切れる湯で具合、何も付けなくてもタコ味と塩味でごちそう一品になります。

もちろん普通の刺身のように醤油で食べても美味。その時の気分でございます。

さらに我が家はコショウが定番。塩気を足したければ塩コショウ。
これはよく行ってたお寿司屋さんで教えてもらった食べ方。本当は茹でたてがいいんですが、塩ゆでしたタコをぶつ切りにして、胡椒を付けて食べる。タコの旨味をぴりっと引き締めてくれて、まぁこれ以外では味わいようがない味に。

今回も、そぎ切りぶつ切りと食感を変えて頂きました。

ちなみに写真はどちらも足二本分。一回の食事でこれくらいが適量。なので一匹かっても4日+頭の1日で、少なくとも5日は楽しめます。そう思うと決して高くないっていうか、スーパーのタコも結構高いですよね。





三日目、せっかくなので味を変えてみます。自家製のチリオイル。庭で育てた唐辛子をガスっと漬け込んだオリーブオイルを容赦なくかけます。っていうかかけ過ぎちゃっただけですけどね。

唐辛子の辛味をタコの滋味が中和して、その隙間からオイルが香る。タコオリーブは当たり前の王道ですねぇ。
なんかナッツ系を入れればよかったと書いてて思う。バジルはこの時期は育ってないからなぁ。




残りが足二本、頭になりました。そのまま食べてもいいのですが、せっかくなのでちょっと一手間。
燻製にしてみます。保存目的ではなくて味を変えるための燻製。

塩ゆで済のタコです。再度塩漬け塩抜きするのも面倒ですので、適当に干して表面の水分を飛ばしておきます。

本当は温燻でまったりが固くならずいいのでしょうけど、思い立ったのが結構夜も更けた時間だったので熱燻で15分少々。火を通す目的じゃないので適当な時間です。



一晩寝かせて燻臭さを抜いたら出来上がり。

軽めのスモークがタコの旨味と相まってまた素敵。一般的なおつまみのタコ燻と違ってこれはしっとり。そもそもピックル液とかに漬け込んでないですから、タコの風味はそのまま詰まってます。スモークのひと味を足しただけの上品な一品。
お手軽だしちょっと目先が変わった味になるし、飲み会の時とかに作ろうかな。

ちなみに下の写真の上のやつは塩麹に漬け込んだ鶏もも肉の燻製。こちらも塩麹を洗い流して乾燥の後、熱燻で2,30分程度。中まで火が通れば出来上がりのお手軽さ。塩抜きがないと燻製はすごく簡単ですねぇ。


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