2014年6月6日金曜日

地鶏の元 中央駅前店 - 鶏刺し・ズリ刺し・レバ刺し・皮刺し・炭火焼き

鹿児島ではスーパーでも鶏刺しを売ってまして、まぁ美味しい。居酒屋に行けば当然メニューにあり、やっぱり美味しい。昨年も、大安さんで何度も買って食べたものです。

そしてちょっと調べると、鶏刺しを売ってる店は鹿児島市内に数多くあり、他の肉も扱う所謂精肉店だったり、地鶏専門店だったりと業態も様々なのです。今回はどうせならということで専門店に行ってみたのです。

それがこちら、地鶏の元さん。鹿児島市内に数店舗あるお店でして、アクセスしやすさから中央駅から徒歩5分ほどの、中央駅前店へ。

ひっきりなしにお客さんが来てて店内とかの写真は撮れませんでしたが、ショーケースに刺身類、上に炭火焼きとか、脇のテーブルには唐揚げとかが売られています。刺身と炭火焼きは大小サイズがあって、大でも500円、生が300円。他の刺身類は200円だったりと、まぁとにかく安い。

結局3回も買いに行ってしまいました。鶏肉ジャンキー。


初回。刺身大と炭火焼き小と皮刺し。
この時はズリ差しとかレバ刺しは売り切れてて涙を飲んでます。

刺身には鹿児島の甘い醤油をベースにしたタレが付いてまして、これがまた美味しい。たっぷりかけて、玉ねぎには浸して食べるがよろしいのです。

炭火焼きは、大安さんに比べて炭の香りがマイルド。そして肉のサイズがやや大振りに切られています。食感も硬すぎずブリっとうまくて、冷えてても肉汁が出てくるような感覚なのです。

いやー、うまい。



2回目。
炭火焼きの美味しさにしてやられて、これを買いに行ってきました。そしたら最強のおつまみの皮刺しも買わずにはいられなかったというお話でして。

ちなみに炭火焼きには、鹿児島が誇るスーパー唐辛子、ひらめきをかけてます。ひらめきなしでももちろん美味しいですが、かけるとまた別の旨さ。香ばしさの種類が増えて、おつまみ度は倍増なのです。



3回目、悔いを残さぬようにって話です。えぇ、フルコース。

刺身の小。
もも肉のブリっと感、むね肉のサクッと感、両者に通じる皮目のコリッと感。えぇ、どれだけ食べても飽きません。地鶏の元さんの肉は、これまで食べた地鶏刺しの中でもトップクラスに味が濃いと思ってます。濃い味=鶏臭さでもありますから、単純に濃ければ良いというものじゃないと思いますけど、その肉の味と炙りによる香ばしさのバランスが、全体の旨さを作り出してるんだなぁと思うわけでして。



左から、レバ刺し、皮刺し、ズリ刺し。

レバ刺しは食べ慣れてるんですけど、このレバーはすごかった。白レバーですかというとろとろの肉質?レバ質?は、血の匂いなんか皆無でして、ひたすらにとろける濃厚ペースト。ジュワって感じの擬音がしっくりくるのです。

皮刺し最高。これ以上ないおつまみ。ぶりこりの食感と香ばしい焦げ目。脂のしつこさをがっつり無視させるタレを絡めれば、エンドレス焼酎のおつまみなのです。

ズリ刺し。お店で出てくる盛り合わせにちょっと載ってるって程度しか食べたことありませんでしたが、改めてたっぷり食べたのです。ズリ刺し、美味しいですねぇ。サクッとした食感で口に当たらない程度の薄切り。素晴らしい赤さですけど、これも血の匂いはありません。むしろ爽やか。食べた後さっぱりするんだから不思議なもんです。これに関しては、タレは少なめが良かったようです。



締めの炭火焼きの小。
写真でも判るブリっとした感じ。この香りは癖になります。



とまぁちょっと僕の頭はどこかおかしいんじゃないかってくらい食べまくりました。えぇ、飽きるどころか、まだまだ食べ足りないですよ。

最終日の豪華さで、計1200円。うらやましい、本当に鹿児島がうらやましい。あぁうらやましい。


お店の営業時間がどこにも書いてないのですが、昼の12時から開いているそうです。最終日、フルコースを買うべく12時半頃に行ったのですが、ちょうどまだ皮刺しとズリ刺しを作ってる最中でした。売り切れる前を狙うにしても、早く行き過ぎると全部買えないかもしれませんな。

ちなみにネットで検索すると中央駅前店って出てきますが、お店でもらえるクーポン的なものには西田店となってます。そして最寄り駅は実は高見橋電停だったり。まぁあの辺りから歩く分には大差ないですけど。


地鶏の元 中央駅前店
鹿児島県鹿児島市西田1-6-1
099-286-0291

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