2013年10月1日火曜日

マーフレストラン - フライドフィッシュ・フィンガルフィッシュ・マガズ・パラックパニール・ホワイトチキンコルマ・マラーイーボーティー・チャプリーカバーブ

ウルドゥー語に堪能な友人が遊びに来てたので、夜のマーフレストランさんにお邪魔してきました。

やっぱり現地の言葉で意思疎通出来るというのは楽しそうです。我々の拙い英語でも色々相手をしてもらってきましたが、話の弾み方が違いますなぁ。定期的に彼を呼び出して行きたいものでございます。


さてオーダー。

友人曰く、現地で食べる魚類は川魚が多いため、結構泥臭かったりしてあまり美味しくないんだとか。カラチとかならまだ海のものもあるそうですけど、まぁ全体的に見ると内陸が多いですからねぇ。

そんなわけで、ここ日本だと美味しい魚が手に入るわけですから、現地の味付けで美味しい魚を食べてみようとなりまして、フライドフィッシュとフィンガルフィッシュをオーダー。

フライドフィッシュ。
カリッと香ばしく揚がった魚は肉厚で、臭みもなくホロホロ。熱々を食べるといくらでも食べられそうなくらい、軽く仕上がってます。めっちゃ美味しい。
これをパンに挟んでフィッシュバーガーにしたらさぞうまかろうとか思ったり。

そしてこれがあまりに美味しくてみんなでがっついてたので、直後にきたフィンガルフィッシュの写真を撮り忘れるという失態。

フィンガルフィッシュはパン粉の衣がついていて、サクカリ感が増量。パキスタンのというかムスリムの人たちには申し訳ないですが、ほんとビールをグビリと飲りたくなります。

給仕のジャンさんは、うちの魚料理は美味いんだとすごく自慢気に言っていましたが、その言葉に偽りなしでございます。



久しぶりのマガズ。
知人友人にマガズの話をすると、皆一様に興味を盛ってくれるわけでして、気軽に食べに来れる我々は大変恵まれております。

今日のマガズは、辛さとコリアンダーの香りがよく交じり合った痺れる味わい。やっぱり今日も美味しかった。スパイス類の刺激を濃厚な脳みそが吸収して、マイルドスパイシーなわけです。

初回のマガズよりも中華感がない。そりゃまぁそうですが。

そう、お皿が新調されてまして、ちゃんとレストランっぽさが増していますw



パラックパニール。
友人が、現地でもまずい所で食べると青臭くてエグみがあって美味しくないから、ここのを食べたいとオーダー。
前回同様とっても美味しいですし、前回よりもチーズがゴロッと入ってて旨み増量です。そのせいか辛味はさほどでもなく、でもスパイス分はゴリッと香り立ちます。



ホワイトチキンコルマ。
酸味とオイルが異常に美味しい一品。いやぁ、ヨーグルト、効いてます。ホロホロで摘むと繊維が解ける鶏肉と、オイリーでも酸味のおかげでしつこくならないカレー本体。

マーフレストランの味は家庭的で穏やかな印象なんですが、これはなかなかエロい味です。でもやっぱり塩気が穏やかで全体のスパイスで食す味わいなのは、シェフの腕なんでしょうね。



チャパティ。
最初の数枚の後は、焼きあがる度に一枚ずつ持ってきてくれました。焼きたての味は違うだろと、めっちゃドヤ顔で言われましたが、ほんとその通りです。
ウルドゥー友人もここのチャパティは美味しいって言いますから、きっと粉がいいのか練りがいいのか、まぁやっぱりシェフの腕がいいんでしょうね。

そんなシェフは、以前新宿のカラチにいたことがあるそうです。どんな感じの店なんだろう。



夜のマーフは怪しさ倍増w
開店直後にお邪魔した我々が食べ終わるころ、お祈りを終えた皆さんが三々五々集まってきました。マーフレストランの忙しい時間帯はこれからのようです。



さて忙しくなる前にテイクアウトの品々も頼んでおきました。

メニューに載ってないけど入り口脇に写真があるマラーイーボーティー。
激ウマです。えぇ、辛さは見た目通り控えめですが、スパイスと共に渾然一体となって染みたヨーグルトがほのかな酸味となり、スパイスが濃厚に周囲をまとっています。
これは飽きない味です。以前もジャンさんがこれは美味いぞって言ってましたが、いやまぁ仰るとおりです。



本日のスペシャル、チャプリーカバーブ。
チャプリーは草履のことだそうで、平たく伸ばした形状からそう呼ばれるらしい。日本で言うところのわらじトンカツみたいな感じでしょうかね。

肉はチキンでよく寝られてぷりっぷりの食感。クミンとジンジャーがガツンと香り、食べる手が止まりません。揚げやきしているのでしょうか、表面はカリッの一歩手前くらいの香ばしさでして、中のもっちりとのコントラストも病みつき要素でございます。



他にマトンビリヤニもテイクアウトして、翌日の朝食でございます。相変わらず美味しかった。

何度マーフレストランに来ても思いますが、派手なレストラン味じゃないからしつこくないし疲れない味。じんわりとスパイスが楽しめて、またすぐに来たくなります。


マーフレストラン
茨城県常総市馬場441-8

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