佐野に行けば寄らずにはいられない必須のデザート、サンタルチアさん。
今日も贅沢デザートでございます。
あ、これは4月半ばの話ですので、同じメニューがあるとは限りません。
トマト。
トマトのシャーベット。去年の夏に奥さんが食べたらしい。すっかり忘れてましたが、まぁ僕はガッツリ食べてないからいいんです。
もうね、絶妙にトマトの甘みと酸味、そしてあのなんとも言えない青い感じがふんわり練りこまれてて激旨。
フルーツトマトの冷やしたのを食べてるみたいなんですよね。じゃあトマトそのまま食っとけよって話しなんですが、やっぱりそこはまた絶妙に整えられてる味がデザートとして一つの形にまとまってるから、それはそれ、これはこれってことでして、感激できることこの上なしでござる。
リゾット。
リゾット?要するにお米のアイス。すっごい米味。米粉で作った団子とか、そんなんよりもお米の味。炊きたてご飯じゃなくて、米の味なんですよ。いやー不思議。アクセントにしっかり芯を残したお米が入ってて、それがまた単調になりがちなタイプの味を引き締めるんですよ。
すごく美味しかったんですけど、僕にはちょっとミルク味が強くて、途中で奥さんのラムレーズンと交換しちゃいました。牛乳飲めない残念な子なんで。
ちなみに奥さんは今日の一押しはこれって言ってたから、牛乳好きな人にはきっとさらに美味しいでしょうね。
じゃばら。
じゃばらって、和歌山の北山村でしか採れない柑橘類で、かなりしっかりとした酸味と、独特の苦味がある面白い果物なんですよね。
我が家ではその北山村が村おこしで出してるじゃばら果汁にハマってた時期があって、前回のたんかんに引き続き愛する柑橘類が続きました。
オーダーしたときに、酸っぱいの大丈夫ですか?って聞いてくださったんですけど、確かに酸っぱい。口に含んだ瞬間に、ジュワって酸味が広がります。すぐに落ち着いて甘さが広がり、最後にほんのり独特の苦味も。たんかんの時もそうだったんですけど、ほんとギリギリまで素材を再現するのがすごいんですよ。とくにじゃばらなんて、一歩間違えると酸っぱすぎて食べられたもんじゃなくなりますし、かと言って薄くなっちゃうと単なる柑橘類のなんかってなっちゃいますし。
しかし今これ書いてても口の中がジュワってなるんですよね。レモンを思い浮かべるのと一緒で。これってなんでなるのかよく知らないですけど、まぁしっかりとこの味を反芻できますよ。
ラムレーズン。
奥さんの定番。ただもうここのラムレーズンのリッチさは度を越してる。超濃厚。そしてまた今回はレーズンが多くて益々大人リッチ。コーンとの相性が最も良くてっていうか、コーンがないと僕には濃すぎるくらいの贅沢味です。
前回の訪問から数週間。小豆はもうなかったし、半分くらいメニューが入れ替わってる。飽きないから嬉しい半面、なかなかお目当てにありつけないしコンプリートは夢のまた夢。
いいんです、地道に通いますから。
サンタルチア
栃木県佐野市植下町467-1
0283-21-3285
木曜日定休
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